解体が進みつつある、陸軍航空工廠・米軍立川基地跡地の昭島市エリアとお別れをするために、仕事を切り上げて撮影を行ってきた。このエリアの中央部は2012年9月から解体され、2013年9月からは北部エリアの解体が始まっている。基地跡の外周道路を時々車で走り、どんどん解体が進んでいるのを横目で見ていたので、改めて最後だけでも撮影を行いたいと思っていた。そしてようやく時間を作れたので、撮影に出かけてきた。

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
一帯は元々格子状のフェンスと鉄条網に囲まれていて、工事中の箇所は防音対策のためか鉄板という二重の囲いになっているのだが、20mごとぐらいにアクリル板の窓があるため、そういった場所から中を撮影することができた。

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三本煙突手前のずっと右側(南側)には、森の中に米軍住宅の廃墟半地下型3520施設 などがあったが、何もかもが全て跡形もなくなってしまっていた。

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立川基地の象徴だった、三本煙突だけはまだ解体されずに残っている。手前には解体され分別された鉄材が山のように積まれていた。

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廃鉄材の山と、三本煙突


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縦アングル。


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解体や造成で出た土も積まれている

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何台ものショベルカーが休む間もなく土を掘りだしていた。作業の轟音が絶え間なく続いていた。

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廃鉄材の山の手前あたりには、発動機試験場(エンジンテストタワー、ツインタワー) のあたりだが、今は跡形もない。車で11月に通りかかった際には、コンクリートの巨大な山ができていたが、それも運び出されてしまった。

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切り株

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解体によって出たコンクリートが、ダンプカーに積まれていた。


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木製の電信柱が倒れていた


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コンクリートの破片の後ろ側には、コンクリート製の基礎部分と、四角い鉄の機会がまだ残されていた。この基礎部分は、先日紹介した鍛工場の跡地 でほぼ間違いないと思っている。


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四角い機械を拡大して撮影


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鉄骨の下部


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キーボードか電子オルガン。これはフェンスの近くなので、不法投棄だろうか。

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三本煙突とショベルカー。コンクリートの山があちこちにあるのは、コンクリ敷き地盤の工場跡地のために、いちいち破壊しないといけないためだ。この付近には、洗濯工場機体工場地下への入口 なども存在していた。

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建築計画の看板。法務省の「国際法務総合センター」になる予定だ。着工予定が平成26年6月1日とあるのは、建物の建設などがそこからスタートするという意味と思われる。現在の解体と整地作業は、その前段階の工事ということだろう。