仕組みと書きましたが、
オーストラリアでは一般的に下記の3つの方法で歯科矯正を行います。
1. Orthodontistに治療をしてもらう。
General Dentist (定期検診や一般的な歯科治療をしてもらっている歯医者さん)にorthodontistへ referral を書いてもらう。
またはreferral なしで、直接orthodontist で予約を取れることもあります。
ただし、歯科矯正をする前には必ず定期検診を一般の歯医者さんでしてもらい、
(オーストラリアでは定期検診とクリーニングは6ヶ月ごとが目安となっています)
虫歯はないですよ、歯茎に問題はないですよ、はたまた親知らずにも異常はないですよといった検診をしてもらい、
クリーニングもしっかりしてもらってから歯科矯正を始めることがほとんどです。
歯科矯正は長丁場になることが多いので、
例えば検診をせずに治療を始めて、
実は虫歯や他に問題があった場合、
着けた矯正器具をはずして問題のある歯の治療をしなくてはいけなくなったり、
歯茎が腫れて矯正器具をはずさなくてはいけなくなったりといったこともよくあります。
Orthodontist に治療をしてもらういい点は、
歯科矯正のスペシャリストなので、
治療に関して絶対的な知識と経験があること。
特に難しいケースなどはorthodontist で治療をしてもらうのをおすすめします。
悪い点は、スペシャリストなので費用は他の方法よりもかかります。
それと、歯を動かすことを専門としているので、
その他の歯科治療はほとんど気にしないことが多いです。
例えば虫歯があるかどうか、歯茎の健康はどうかといった一般歯科に関しては専門外です。
もちろん治療の最中に虫歯かも?と気付いたら、
紹介状を書いてくれたgeneral dentistにrefer backしてくれて、
もしかしてここ虫歯かもしれないので診てくださいと言ってくれることもあります。
ただそうでないorthodontistもいます。
なので、歯科矯正が終わってみたら虫歯だらけってなこともよくあります。
私の住んでいる州でスペシャリストにかかると費用はだいたい$9000-$15000ぐらいです。
2. General dentist に治療をしてもらう。
特定のコースを終了した一般の歯医者さんにも矯正治療をしてもらうことができます。
私はこの方法で治療をします。
私がこの方法を選んだのは、
治療をしてくれる先生と以前一緒に働いていたので、
この先生がどういう先生なのかよくわかっていること(信頼関係がある)、
インプラントの治療もしているので、それに関しての知識もある(矯正終了後にインプラントを入れる予定なので)。
という点で選びました。
実はスペシャリストにも行って、初診を受けたのですが、
やはり信頼関係のすでにある先生のほうが色々相談しやすいですし、
治療が始まってからも時間の融通などをきかせてくれるのでこちらの方法を選びました。
General dentist で治療をしてもらうと、
費用はだいたい$7000-$10000ぐらいです。
この方法のよい点は、
いつも行っている歯医者さんでいつもの歯医者さんに治療の始まりから終わりまでやってもらえる。
虫歯など検診も矯正の治療と並行してみてもらえる。
矯正治療で行っても、あっここ虫歯になりかけてるかもねーっていう会話ができる。
悪い点は、難しいケースには対応していないことぐらいかなと思います。
どこからが難しいケースになるのかは個々の先生にもよりますし、
General dentistで矯正もやっている先生はそれほど多くないので、運もあるかと思います。
3. Clear alignerで矯正する。
これも私1回興味があってやってみようかと思ったのですが、
まずはClear alignerができるケースとできないケースがあります。
Clear alignerはもともとそれほど難しくないケースのみに対応しています。
ここでいうClear alignerは歯科医院などに行かず(もしくは初診のみか実際に先生に会うことなく)、
自分で(または指定の場所で)型をとってもらい、
送られてくるalignerを着けて矯正をしていく方法です。
いい点は、費用がとにかく安い。
私が見たり聞いたりしたところではだいたい$2000-$4500ぐらいでした。
オンラインで現在の歯の状態をアップロードしたりするので、
予約をしたり実際に行く手間が省けること。
Clear alignerだと見えにくく、
食べる際に取り外しができるので歯の衛生状態が比較的綺麗に保てる。
悪い点は、治療を歯の専門家に実際見てもらわないので、
治療中や治療後に問題が多くでてくること。
思ったような結果にならず、
結局実際に歯科医もしくはスペシャリストに見てもらわなくていけなくなってしまう。
など、悪い点が多いのも事実です。
長くなってしまいましたが、次は歯科矯正のための初診です。