ここ数日、Twitterでフォローしている中国南部の駐在者の方々が
次々に停電に関して言及してるようです。
自分が長らく暮らしていた北方の地方都市でも,ここ2,3日ほどで停電があった模様。
原因については憶測に過ぎないのですが
①中国政府がカーボンニュートラルに向けての政策的な停電を行っている
②南方(広東省台山)の原発がトラブったあと回復していないため
(広東省あたりの停電について言えばこれが大きいのか?)
③石炭が足りないため火力発電が充分に動かせない。
オーストラリアとの確執によってオーストラリアからの昨年より石炭を止めている。
と、このあたりの理由が挙げられているようですが実際どうなんですかね。
③については『オーストラリアが輸出を止めた』ではなくて『中国が輸入を止めた』という
ニュアンスのようなのでわざわざ自滅するような事するかなあと。
発電に使える石炭がそのへんの炭鉱からザクザク取れるのかはわからないのですが
自分が住んでいた北方の街は『石炭の街』が売りだった場所なので
(既に衰退の一途を辿ってはいるようですがそれでもまだ産出を続けているはず)
いまいちピンと来ません。
発電用の石炭は確保できているから輸入は止めたが,実際にやっているうちに
『使えると見積もっていた物が実は使えないものだった』ということが起こってるんですかね?
どうなんでしょう。
いずれにしても東北部なんてのは集合暖房(暖气)が始まるのは国慶節が過ぎてからですし
ただでさえ室内気温が年間通して一番寒いこの時期に電気が止まるととてもしんどいので
早く安定供給されるといいですね。
我々の生活のどういう所にこの現象の影響が出るかはわかりませんが,
業種によっては多少の注意が必要かもしれませんね。