秋の大一番がやってきました。
「GⅡ第10回レディースチャレンジカップ」が開幕です。


舞台は福井県のボートレース三国

三国での女子ビッグレース開催は、
98年レディースチャンピオン、
11年レディースチャンピオン、
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-10822993445.html
14年レディースチャンピオンに続いて4回目
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-11908501954.html

レディースチャレンジカップは初開催です。


そして今節最終日の11/26が
クイーンズクライマックスの選考最終日。

ベスト12争いに決着をつける6日間の最終決戦は
果たしてどんなドラマを生むのでしょうか。

※なお今節は「SG第26回チャレンジカップ」との併催ですが、
@cafeではSGにはほぼ触れませんのでご了承ください。



【GⅡレディースチャレンジカップ 歴代優勝者】
14年 岸  恵子(徳島)
15年★寺田 千恵(岡山)
16年★遠藤 エミ(滋賀)
17年★遠藤 エミ(滋賀)
18年★守屋 美穂(岡山)
19年★遠藤 エミ(滋賀)
20年★寺田 千恵(岡山)
21年★遠藤 エミ(滋賀)
22年 中村 桃佳(香川)
(※★は今節GⅡ出場メンバー)






今節のGⅡ出場メンバー20人(支部別)は、
(※カッコ内は昨日11/20時点の女子賞金ランキング順位)

群馬
埼玉 浜田亜理沙(10)、清埜翔子(22)
東京 藤原菜希(21)
静岡 長嶋万記(3)、三浦永理(8)
愛知 大瀧明日香(12)、細川裕子(14)、宇野弥生(16)
三重
福井 西橋奈未(23)
滋賀 遠藤エミ(1)
大阪
兵庫 中谷朋子(13)
徳島 岩崎芳美(27)
香川 平山智加(5)
岡山 守屋美穂(2)、田口節子(7)、寺田千恵(11)、堀之内紀代子(18)
広島 海野ゆかり(15)
山口
福岡 川野芽唯(6)、日高逸子(20)
佐賀
長崎

10/31時点での女子賞金ランキング上位20人が参戦です。
(※F休み等の選手は除く)


なおレディースチャレンジカップの

勝ち上がり方式は予選5日間の得点率制

準優は行なわれず予選1~6位が優出切符を手にし、
優勝戦1~6号艇に並ぶことになります。






さてまずはクイーンズクライマックス出場権争いの確認から。

昨日終了時点での女子賞金ランキングは以下のとおり。

【'23 女子賞金ランキング】 (昨日11/20終了現在)
(※カッコ内はレディースチャレンジカップ出場回数)
① 遠藤 エミ 47,178,000円★(2年ぶり9回目)
② 守屋 美穂 41,638,000円★(7年連続8回目)
③ 長嶋 万記 37,996,000円★(8年連続8回目)
④ 渡邉 優美 36,984,000円
⑤ 平山 智加 34,245,000円★(4年連続6回目)
⑥ 川野 芽唯 33,412,000円★(3年ぶり6回目)
⑦ 田口 節子 33,169,000円★(4年連続5回目)
⑧ 三浦 永理 32,888,000円★(3年連続6回目)
⑨ 高田ひかる 32,173,000円
⑩ 浜田亜理沙 32,129,000円★(2年連続2回目)
11 寺田 千恵 29,432,000円★(7年連続9回目)
12 大瀧明日香 27,973,000円★(2年ぶり8回目)
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13 中谷 朋子 27,732,000円★(4年ぶり6回目)
14 細川 裕子 27,458,000円★(4年連続5回目)
15 海野ゆかり 27,115,000円★(4年連続8回目)
16 宇野 弥生 26,681,000円★(2年連続4回目)
17 小芦るり華 26,504,000円
18 堀之内紀代子26,173,000円★(2年連続2回目)
19 倉持 莉々 25,813,000円
20 日高 逸子 25,042,000円★(2年連続8回目)
21 藤原 菜希 24,296,000円★(初出場)
22 清埜 翔子 24,044,000円★(初出場)
23 西橋 奈未 23,005,000円★(初出場)
24 香川 素子 22,525,000円
25 金田 幸子 22,461,000円
26 向井 美鈴 22,437,000円
27 岩崎 芳美 22,407,000円★(3年ぶり2回目)
(※★は今節三国GⅡ出場メンバー。
 順位の〇はクイーンズクライマックス出場当確)



1~10位の10人はすでに
クイーンズクライマックス出場へ当確ランプ。

11位の寺田選手も当確間近という状況です。

そして12位以下が大混戦ムード。

12位大瀧選手との差は、
13位中谷選手が約24万円
14位細川選手が約52万円
15位海野選手が約86万円
16位宇野選手が約129万円となっており、

誰が優出するかで順位は大きく入れ替わる状況です。

この差が6日間でどう変動していくのか目が離せません。



なおGⅡ各レースの賞金額は以下のとおり。

優勝賞金が昨年までの450万円から
460万円へ増額されるなど、

賞金総額は昨年の約2257万円から
今年は2638万円まで引き上げられています。

●優勝戦賞金(最終日11R)
1着 460万円
2着 250万円
3着 170万円
4着 130万円
5着 110万円
6着 95万円

●特別選抜戦賞金(最終日9R)
1着 71万円
2着 50万円
3着 39万円
4着 33万円
5着 30万円
6着 27万円

●ドリーム戦賞金(初日11R)
1着 27万円
2着 19万6000円
3着 13万6000円
4着 9万8000円
5着 7万8000円
6着 6万2000円

●予選・一般戦賞金(その他22レース)
1着 16万円
2着 11万5000円
3着 8万4000円
4着 6万2000円
5着 4万4000円
6着 3万円










さて今日のレース結果は、

1R ①西橋 奈未 1コース逃げ
2R ①篠崎 元志 1コース逃げ
3R ②片岡 雅裕 2コース差し (3連単11510円)
4R ①上條 暢嵩 1コース逃げ
5R ②藤原 菜希 2コース差し
6R ③池田 浩二 3コースまくり
7R ④岡崎 恭裕 4コースまくり差し (3連単19760円)
8R ③山口  剛 3コースまくり差し
9R ③田口 節子 3コースまくり
10R ①池田 浩二 1コース恵まれ
11R ②守屋 美穂 2コース差し
12R ①峰  竜太 1コース逃げ
(※赤字はGⅡ)

【今節上がりタイムベスト5(GⅡのみ)】
1 守屋 美穂 1'47"9 (初日11R)
2 藤原 菜希 1'48"1 (初日5R)
3 西橋 奈未 1'48"4 (初日1R)
4 田口 節子 1'48"6 (初日9R)
5 遠藤 エミ 1'49"1 (初日11R)※2着

【今節の部品交換状況(GⅡのみ)】
寺田 千恵 ①電気一式・キャブレター
川野 芽唯 ①リング4本
遠藤 エミ ①リング1本
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数(GⅡのみ)】
岡山支部 2勝 (田口1、守屋1、寺田千0、堀之内0)
東京支部 1勝 (藤原菜1)
福井支部 1勝 (西橋1)
埼玉支部 0勝 (浜田0、清埜0)
静岡支部 0勝 (長嶋0、三浦0)
愛知支部 0勝 (大瀧0、細川0、宇野0)
滋賀支部 0勝 (遠藤0)
兵庫支部 0勝 (中谷0)
徳島支部 0勝 (岩崎芳0)
香川支部 0勝 (平山0)
広島支部 0勝 (海野0)
福岡支部 0勝 (日高0、川野0)

【今節コース別1着回数(GⅡのみ)】
1コース 1勝 (逃げ1)
2コース 2勝 (差し2)
3コース 1勝 (まくり1)
4コース 0勝 
5コース 0勝 
6コース 0勝 








大会オープニングカードの1Rは、
地元の西橋奈未選手イン逃げで快勝。

60日間のF休み(9/15~11/13)があったため
今節が9月の三国周年以来となる
約2カ月ぶりの復帰戦でしたが、

コンマ15のトップスタートで
鮮やかに逃げ切りました。

レディースチャレンジカップ初出場の西橋選手。
大会初出走での初1着となっています。

西橋選手は女子賞金ランキングが現在23位

クイーンズクライマックス出場ボーダーまでは
今節開幕時点で約497万円の差があり、

このままではもし優勝(賞金460万円)しても
届かない状況となっています。

逆転するにはまず優勝戦までの5日間で
差を460万円以内にまで縮めることが必須。
まさに1走1走が勝負駆けです。



5Rは藤原菜希選手2コース差し一閃。

レディースチャレンジカップ初出場の藤原選手。
大会初出走での初1着となっています。

前期に2コースで22戦12勝の
1着率55%を叩き出していた藤原選手が、
その力を見せつける走りを披露。

また三国での2コースは通算12走して
6・4・2・1・1・4・1・1・1・1・6・1着で、
12戦7勝の1着率58%という強さです。

藤原選手はこれまで三国を
7節走って3優出2Vと当地好相性。

22年7月に三国オールレディースで優勝し、
(↓※参照)


22年11月に三国ヴィーナスシリーズでも優勝して
当地2節連続Vを飾るなど水面相性抜群です。

藤原選手は現在女子賞金ランキング21位で、
クイーンズクライマックス出場ボーダーまでは
約372万円差という状況。

逆転へは優勝が最低条件になってきますが、
三国巧者がミラクルを起こしても不思議ではないでしょう。



注目の11Rドリーム戦は、
守屋美穂選手2コース差しで快勝。

守屋選手のレディースチャレンジカップでの
ドリーム戦1着は3年ぶり3回目です。

【レディースチャレンジカップ全10大会 ドリーム戦結果】
14年 水口 由紀 1コース抜き
15年 寺田 千恵 2コースまくり (3連単10760円)
16年 遠藤 エミ 1コース抜き
17年 遠藤 エミ 2コース差し
18年 小野 生奈 1コース逃げ
19年 守屋 美穂 1コース抜き
20年 守屋 美穂 2コースまくり
(3連単20110円)
21年 遠藤 エミ 1コース逃げ
22年 田口 節子 3コースまくり (3連単11320円)
23年 守屋 美穂 2コース差し

レディースチャレンジカップの過去の傾向を見ると、
ドリーム戦1着の選手が現在8大会連続優出中で、
そのうち4大会で優勝という強さ。

【レディースチャレンジカップ ドリーム戦1着選手の成績】
14年 水口 由紀 予選敗退
15年 寺田 千恵 優勝
16年 遠藤 エミ 優勝
17年 遠藤 エミ 優勝
18年 小野 生奈 優出2着
19年 守屋 美穂 優出3着
20年 守屋 美穂 優出6着
21年 遠藤 エミ 優勝
22年 田口 節子 優出6着
23年 守屋 美穂 ?

今年は守屋選手がV争いの軸となってくるのでしょうか。

18年の芦屋大会に続く2回目
レディースチャレンジカップ制覇を狙います。

※↓18年参照

 




(田口節子選手)

(浜田亜理沙選手)

(清埜翔子選手)

(長嶋万記選手)

(三浦永理選手)

(大瀧明日香選手)

(細川裕子選手)

(宇野弥生選手)

(遠藤エミ選手)

(中谷朋子選手)

(岩崎芳美選手)

(平山智加選手)

(瓜生正義選手と寺田千恵選手)

(堀之内紀代子選手)

(海野ゆかり選手)

(川野芽唯選手)

(日高逸子選手)

(片岡雅裕選手と守屋美穂選手の101期勢)

(中田竜太選手と浜田亜理沙選手)








GⅡレディースチャレンジカップの
初日を終えての得点率ランキングと、
2日目の出走レース(※○内の数字は枠番)は、
(※赤字は女子賞金ランキング12位以内の選手)
1 守屋 美穂 12.00 9R⑤
2 藤原 菜希 10.00 11R③
3 西橋 奈未 10.00 11R②
4 田口 節子 10.00 1R⑥ 5R④
5 遠藤 エミ 10.00 5R⑥ 9R③
6 平山 智加 9.00 11R①
――――――優勝戦ボーダー――――――
7 海野ゆかり 8.00 11R⑥
8 大瀧明日香 7.00 5R③
9 長嶋 万記 7.00 1R② 11R⑤
10 細川 裕子 6.00 1R①
11 寺田 千恵 6.00 1R⑤
12 三浦 永理 6.00 5R⑤
13 浜田亜理沙 6.00 5R② 11R④
14 川野 芽唯 5.00 1R④
15 日高 逸子 4.00 5R①
16 中谷 朋子 2.50 1R③
17 宇野 弥生 2.00 9R④
18 堀之内紀代子2.00 9R⑥
19 清埜 翔子 1.00 9R②
20 岩崎 芳美 1.00 9R①
(※◆は不良航法で-10、■は待機行動違反で-7、▼は失格で-5の減点)


なお今節の予選順位の決定方式は、
得点率→上位着位→最高タイム→選出順位です。


ちなみに過去9大会の優出ボーダーは、
14年は6.00の上位着勝負、
15年は5.83の上位着勝負、
16年は6.00
17年は6.14
18年は6.67
19年は6.29の上位着勝負、
20年は5.67
21年は6.50
22年は5.83

 

最高値は6.67、最低値は5.67となっています。






初日を終えての女子賞金ランキングは以下のとおり。

【'23 女子賞金ランキング】 (11/21現在)
① 遠藤 エミ 47,397,000円★
② 守屋 美穂 41,931,000円★
③ 長嶋 万記 38,117,000円★
④ 渡邉 優美 36,984,000円
⑤ 平山 智加 34,404,000円★
⑥ 川野 芽唯 33,497,000円★
⑦ 田口 節子 33,352,000円★
⑧ 三浦 永理 32,995,000円★
⑨↑浜田亜理沙 32,230,000円★
⑩↓高田ひかる 32,173,000円
11 寺田 千恵 29,539,000円★
12 大瀧明日香 28,195,000円★
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13 中谷 朋子 27,847,000円★(12位まで約35万円差)
14 細川 裕子 27,658,000円★(12位まで約54万円差)
15 海野ゆかり 27,253,000円★(12位まで約94万円差)
16 宇野 弥生 26,792,000円★(12位まで約140万円差)
17 小芦るり華 26,504,000円
18 堀之内紀代子26,240,000円★(12位まで約196万円差)
19 倉持 莉々 25,813,000円
20 日高 逸子 25,127,000円★(12位まで約307万円差)
21 藤原 菜希 24,479,000円★(12位まで約372万円差)
22 清埜 翔子 24,097,000円★(12位まで約410万円差)
23 西橋 奈未 23,188,000円★(12位まで約501万円差)
24 香川 素子 22,525,000円
25 金田 幸子 22,461,000円
26↑岩崎 芳美 22,460,000円★(12位まで約574万円差)
(※★は今節三国GⅡ出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 順位の〇はクイーンズクライマックス出場当確)



12位の大瀧明日香選手は初日2着3着
13位の中谷朋子選手は初日6着4着
明暗がわかれる格好に。

両者の差は前日約24万円から
約35万円へと広がっています。










【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝6回 長嶋
優勝5回
優勝4回 三浦、守屋、浜田
優勝3回 海野、堀之内、田口、平山
優勝2回 中谷、平田、川野、遠藤、渡邉優、大山、西橋
優勝1回 岩崎芳、淺田、香川、宇野、西村美、
      松本晶、鎌倉、櫻本、清水沙、喜井、
      松尾夏、後藤、清埜、大豆生田、高田ひ、
      倉持、小芦、山下夏、西岡成、上田、高憧

【F休み中の女子レーサー】
渡辺 千草 9/24~11/22(F2、60日間)
飯塚  響 10/24~11/22
永井 聖美 8/29~11/26(F2、90日間)
間庭 菜摘 10/28~11/26
川井  萌 10/28~11/26
犬童 千秋 10/30~11/28
垣内 清美 10/3~12/1(F2、60日間)
笠野友紀恵 11/3~12/2
大澤 真菜 11/3~12/2
高石 梨菜 11/3~12/2
深川麻奈美 11/3~12/2
中村かなえ 11/7~12/6
若狭奈美子 11/3~12/7(35日間)
櫻本あゆみ 11/9~12/8
森下 愛梨 11/11~12/10

吉田 彩乃 10/13~12/11(F2、60日間)
井上 未都 10/14~12/12(F2、60日間)
西岡 育未 11/15~12/14
片岡 恵里 10/19~12/17(女子戦準優F、F2、60日間)
渡邉 優美 11/18~12/17
筒井 美琴 11/15~12/19、12/26~1/24(35日間+30日間)
原田 佑実 11/21~12/20
土屋実沙希 11/21~12/20
南  彩寧 11/21~12/20
清水 未唯 10/25~12/23(F2、60日間)
山下 夏鈴 9/29~12/27(女子戦準優F、F2、90日間)
高田ひかる 10/7~1/4(F2、90日間、QC出場の場合は変更)
小芦るり華 11/8~1/6(F2、60日間)
野田部宏子 10/16~1/18(F2、95日間)
鎌倉  涼 10/22~1/19(女子戦優勝戦F、F2、90日間)
大石 真央 10/28~1/30(F2、95日間)
塩崎 桐加 11/9~2/6(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
松瀬 弘美 11/26~12/25
谷口 佳蓮 11/27~1/25(F2、60日間)
山崎小葉音 12/2~12/31
岸  恵子 12/6~1/4
喜井つかさ 12/7~2/4(F2、60日間)
武井莉里佳 12/7~1/10(35日間)
大久保佑香 12/10~1/8
中谷 朋子★12/13~1/11(QC出場の場合は変更)
松尾 夏海 12/13~1/11
小林 愛実 12/16~1/14
門田  栞 12/16~1/14
佐々木裕美 12/18~1/16
深見亜由美 12/18~1/16
清水 愛海 12/18~1/16
原田 佑実 12/21~1/19
上田 紗奈 12/22~1/20
黒明 花夢 1/3~2/1
(※★は今節三国出場メンバー)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)