すでに「速報版」で山下夏鈴選手の
デビュー初Ｖ水神祭をお伝えしましたが、
こちらでは通常版の@cafeをお送りします。
※速報版↓
唐津オールレディースは
シリーズ最終日を迎えました。
今日のレース結果は、
１Ｒ ①犬童 千秋 １コース逃げ
２Ｒ ①水野 望美 １コース逃げ
３Ｒ ②菅野はやか ２コース差し
４Ｒ ④寺田 千恵 ４コースまくり差し
５Ｒ ①池田 紫乃 １コース逃げ
６Ｒ ③中谷 朋子 ３コース恵まれ
７Ｒ ③大豆生田蒼 ３コース抜き
８Ｒ ⑥孫崎 百世 ５コースまくり差し
９Ｒ ③森岡 まき ２コースまくり
選抜戦10Ｒ ①寺田 千恵 １コース逃げ
選抜戦11Ｒ ①来田 衣織 １コース逃げ
優勝戦12Ｒ ⑥山下 夏鈴 ５コースまくり （３連単24580円）
【今節上がりタイムベスト５】
１ 大豆生田蒼 1'47"9 （４日目３Ｒ）
２ 小芦るり華 1'48"0 （４日目１Ｒ）
３ 長嶋 万記 1'48"1 （３日目７Ｒ）
４ 山下 夏鈴 1'48"4 （最終日１２Ｒ優勝戦）
４ 小芦るり華 1'48"4 （５日目５Ｒ）
【今節の部品交換状況】
寺田 千恵 ②新プロペラ、③キャブレター・電気一式
中谷 朋子 ③リング３本、④キャブレター
池田 紫乃 ①ギヤケース
堀之内紀代子②リング１本
長嶋 万記 ⑥リング２本
篠木亜衣花 ③電気一式
野田部宏子 ②クランクシャフト
村上 奈穂 ②リング３本・ピストン２個
間庭 菜摘 ④リング１本
山本 梨菜 ③ギヤケース・新プロペラ、③ピストン２個・電気一式
来田 衣織 ①キャブレター
金子 七海 ①ピストン２個・電気一式、②電気一式、⑥クランクシャフト
野田なづき ④ピストン２個・ギヤケース・電気一式・新プロペラ、⑥モーター交換
山下 奈緒 ①ギヤケース・電気一式・新プロペラ
神里 琴音 ④シリンダ・電気一式・新プロペラ、⑤シリンダ・電気一式
村田佳奈子 ⑤新プロペラ
（※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換）
【今節支部別１着回数】
岡山支部 17勝 （寺田千５、森岡４、堀之内４、喜井４）
兵庫支部 ７勝 （中谷３、来田３、武井１）
佐賀支部 ７勝 （小芦７）
静岡支部 ６勝 （長嶋６）
福岡支部 ６勝 （武藤２、間庭２、犬童１、川原１）
愛知支部 ５勝 （水野３、笠野２）
大阪支部 ５勝 （西村歩３、関野２）
長崎支部 ４勝 （池田紫３、中北１）
東京支部 ３勝 （後藤２、白石１）
三重支部 ３勝 （山下夏３）
埼玉支部 ２勝 （大豆生田２）
福井支部 ２勝 （金子七２）
徳島支部 ２勝 （新田芳２）
広島支部 ２勝 （菅野２）
滋賀支部 １勝 （孫崎１）
群馬支部 出場なし
香川支部 出場なし
山口支部 出場なし
【今節コース別１着回数】
１コース 32勝 （逃げ30、抜き２） ※イン１着率44％
２コース 15勝 （差し９、まくり４、抜き２）
３コース ９勝 （まくり５、抜き２、まくり差し１、恵まれ１）
４コース ４勝 （まくり３、まくり差し１）
５コース ８勝 （まくり差し６、まくり２）
６コース ４勝 （まくり２、まくり差し１、抜き１）
寺田千恵選手が今日２連勝をマーク。
前半４Ｒで４コースまくり差しを決め、
後半１０Ｒはイン逃げで制しました。
今節は２日目まで５・４・２・４着と苦戦ぎみも、
３日目にキャブレターと電気一式を交換してから
２・１・１・１・③・１・１着の活躍。
さすがの立て直しが光った一節でした。
なお寺田選手は１９日後の
5/23から唐津一般戦で当地再登場の予定。
全場制覇王手に向けて再挑戦です。
孫崎百世選手は８Ｒで５コースまくり差し一閃。
今節は２連対率４５位のワースト機を引いたのも響き、
予選２３位で準優進出を逃す残念な結果でしたが、
最後に好レースで魅せてくれました。
なお孫崎選手も5/23からの唐津一般戦で当地再登場。
次回はまずモーター抽選から勝負開始です。
野田なづき選手も5/23からの唐津一般戦で当地再登場。
今節は４日目の不完走失格や
５日目のモーター交換による欠場など
いろいろあった不本意な一節だっただけに、
次回は雪辱の思いを胸に臨むことになりそうです。
大豆生田蒼選手は７Ｒで３コース抜きの１着。
今日１着２着の好走で締めくくりました。
大豆生田選手は津レディースチャンピオンの
選考勝率が現在５．７１で勝負駆けの真っ最中。
（※現在ボーダーは５．７０前後）
今節末の選考締切まで気の抜けない走りが続きます。
次節は5/11からの若松ヴィーナスシリーズです。
途中追加斡旋で５日目から出場した森田梨湖選手。
次節は5/6からの大村一般戦で、
中０日で明日が前検日になります。
さて話題は優勝戦へ。
（⑥山下夏鈴選手）
（②小芦るり華選手）
（①長嶋万記選手）
（③堀之内紀代子選手）
（④喜井つかさ選手）
（⑤関野文選手）
（②小芦るり華選手）
（⑥山下夏鈴選手）
【優勝戦１２Ｒ出走表】
①長嶋 万記 （優出145回目、優勝39回）
②小芦るり華 （優出９回目、優勝１回）
③堀之内紀代子 （優出94回目、優勝11回、唐津１Ｖ）
④喜井つかさ （優出24回目、優勝３回）
⑤関野 文 （優出９回目）
⑥山下 夏鈴 （初優出）
コンディションは向かい風２ｍ、波高２ｃｍ、
気温１９℃、天候：くもり。
注目の展示タイムは、
①6.70、②6.72、③6.58、④6.68、⑤6.76、⑥6.58。
チルト２度を選択した③堀之内選手と、
快速モーター２９号機の⑥山下選手が、
６秒５８でトップタイとなりました。
進入は③堀之内選手が６コースを選択し、
①②④／⑤⑥③の３対３に。
ＳＴは内からコンマ22、10、11／17、12、11。
スリットを過ぎると伸びてきたのは⑥山下選手。
５コースから次々と内艇を叩いていきます。
誰の抵抗も許さぬ驚異の快速パワーで
１マーク先マイに成功した⑥山下選手。
バック直線に出ると５艇身ほどの
大きなリードを奪って単独先頭に立ち、
横断幕の前を軽快に疾走。
２番手には６コースからまくり差した③堀之内選手、
３番手にはインから残した①長嶋選手が続きます。
⑥山下選手が２マークを
悠々と先取りして勝負あり。
緑のカポックでＶゴールを駆け抜けました。
【優勝戦１２Ｒ結果】
１着 ⑥山下 夏鈴 ５コース ST.12
２着 ③堀之内紀代子６コース ST.11
３着 ⑤関野 文 ４コース ST.17
４着 ①長嶋 万記 １コース ST.22
５着 ④喜井つかさ ３コース ST.11
６着 ②小芦るり華 ２コース ST.10
決まり手＝まくり
２連単⑥③ 3910円（15番人気）
３連単⑥③⑤ 24580円（69番人気）
オールレディースは今節が通算２１８戦目ですが、
優勝戦でのまくり決着は９回目のレアケース。
"５コースまくり"は史上初でした。
【オールレディース優勝戦 まくり決着】
15年10月 福岡 寺田 千恵 ２コースまくり
16年10月 児島 守屋 美穂 ３コースまくり
17年４月 芦屋 五反田 忍 ４コースまくり
19年４月 芦屋 田口 節子 ２コースまくり
20年１月 江戸川 守屋 美穂 ４コースまくり
21年６月 戸田 田口 節子 ２コースまくり
22年９月 桐生 落合 直子 ４コースまくり
23年１月 鳴門 堀之内紀代子 ３コースまくり
23年５月 唐津 山下 夏鈴 ５コースまくり
またオールレディース優勝戦で
５コースが勝ったのは７回目。
２０年宮島で西村美智子選手が初Ｖを飾って以来、
約３年１カ月ぶりと久々でした。
【オールレディース優勝戦 ５コース１着】
17年４月 浜名湖 池田 浩美 ５コース差し
17年10月 常滑 海野ゆかり ５コースまくり差し
18年３月 下関 大山 千広 ５コース抜き
19年５月 びわこ 松本 晶恵 ５コースまくり差し
19年９月 丸亀 香川 素子 ５コースまくり差し
20年４月 宮島 西村美智子 ５コースまくり差し
23年５月 唐津 山下 夏鈴 ５コースまくり
③堀之内選手はチルト２度で臨むも、
６コースから２着で惜しくもＶ奪取ならず。
それでも価値ある２着で賞金７７万円を加算し、
女子賞金ランキングは前日９位から５位に浮上です。
⑤関野選手は道中追い上げて３着連絡み。
３連単⑥③①なら１２６．５倍でしたが、
⑥③⑤で２４５．８倍にまで跳ね上げました。
明日から９０日間のＦ休み（5/5～8/2）に入る関野選手。
復帰時には８期ぶりにＡ２級の
肩書きを背負っての登場となります。
①長嶋選手はまさかのイン戦４着。
２節連続Ｖはなりませんでした。
長嶋選手がインで３連対を外したのは、
昨年１２月の常滑一般戦以来で今年初。
イン連続３連対は２７走でストップしました。
それでも今節は終始Ｖ争いを引っ張る活躍で、
４２走連続３連対の自己ベスト更新も達成。
次節は5/8からのびわこ一般戦で、
６節連続優出をめざします。
②小芦選手は２コースからコンマ１０の
トップスタートを決めたものの６着。
地元初Ｖはなりませんでした。
それでも自己新の６連勝、自己新の節間７勝など
大活躍で地元ファンを沸かせた一節でした。
勝った山下選手は２・１・４・２・１・２・４・②・①着。
２連対率４位の快速モーター２９号機を引き当て、
前検トップタイムをマークすると、
強烈な伸び足を武器に
２日目に６コースまくり、
３日目に５コースまくり差しを決めるなど
好走を連発して予選６位通過。
そして準優挑戦１３回目でデビュー初優出を果たすと、
勢いそのままにデビュー初Ｖも手中に。
オールレディースは
先日の鳴門での高田ひかる選手に続いて
三重支部勢の２連覇となりました。
１２１期生の優勝は澤田尚也選手、高橋竜矢選手、
梶山涼斗選手に続いて４人目となっています。
【１２１期 優出回数ベスト５】
１ 澤田 尚也 25優出４Ｖ
２ 高橋 竜矢 21優出２Ｖ
３ 中村かなえ ５優出
３ 宮田 龍馬 ５優出
５ 上田 健太 ４優出
５ 石田 貴洋 ４優出
５ 大賀龍之介 ４優出
５ 竹下 大樹 ４優出
｜
11 山下 夏鈴 １優出１Ｖ
そして山下選手はこの優勝により、
津レディースチャンピオンの優先出場権を獲得。
選考勝率は４．０８で１４０位あたりと
ボーダーには遠く及ばない状況でしたが、
（※ボーダーは現在５．７０前後）
一発逆転の勝負駆けに大成功する形に。
これまで勝率でボーダーをクリアできていない状態で
優先切符を獲って出場した例は、
最近２０年間をさかのぼっても以下の４件だけ。
・11年 川野 芽唯 勝率3.83 （ボーダー4.96）
・18年 島田なぎさ 勝率5.11 （ボーダー5.30）
・19年 金田 幸子 勝率5.32 （ボーダー5.46）
・22年 佐々木裕美 勝率5.03 （ボーダー5.27）
山下選手のようにボーダーまで勝率１．５以上も
届いていない状態での優先出場権獲得は異例中の異例。
"レディースチャンピオン史上最大の一発逆転劇"、
そういっても過言ではないでしょう。
ただこれで出場が確定したわけではなく、
仮に優先出場権を持っていても
事故率０．４０以上だと選出除外になる規定。
山下選手は選考期間内の事故率が
現在０．４０（１４４走５８点）でギリギリの状態。
選考締切の５月末まで事故点は避けたい状況です。
山下選手は１７年１１月デビューの１２１期生。
２１年頃から伸び型仕上げのまくり速攻を武器に
急激に成績を上げ始め、
２２年後期級別審査期間（21/11/1～22/4/30）では
勝率５．３０をマークして
Ａ２級初昇格まであと一歩に迫りました。
しかし翌２３年前期級別審査期間（22/5/1～22/10/31）で
痛恨のＦ２を喫してしまい、
事故率オーバーとなってＢ２級に降格。
前期（22/11/1～23/4/30）もなかなかリズムを取り戻せず、
勝率は３点台まで落ち込んでいました。
そんななか迎えた今期、
初戦で優勝という最高のスタートに。
Ａ級初昇格へ期待が高まってきそうです。
【山下夏鈴選手 期別成績】
18年後期適用 B2級 勝率1.61 １勝 まくり０本 Ｆ１本
19年前期適用 B2級 勝率1.62 ０勝 まくり０本 Ｆ０本
19年後期適用 B1級 勝率2.27 １勝 まくり０本 Ｆ０本
20年前期適用 B1級 勝率2.53 ２勝 まくり１本 Ｆ０本
20年後期適用 B1級 勝率3.40 ９勝 まくり３本 Ｆ０本
21年前期適用 B2級 勝率2.35 ２勝 まくり０本 Ｆ２本
21年後期適用 B1級 勝率4.98 19勝 まくり11本 Ｆ１本
22年前期適用 B1級 勝率4.67 15勝 まくり６本 Ｆ１本
22年後期適用 B1級 勝率5.30 23勝 まくり８本 Ｆ０本
23年前期適用 B2級 勝率4.01 10勝 まくり５本 Ｆ２本
23年後期適用 B1級 勝率3.75 ６勝 まくり２本 Ｆ０本
（※赤字は自己ベスト）
山下選手の今後の出場予定は、
津一般戦（5/6～12）
徳山オールレディース（5/17～22）
鳴門男女ダブル戦（5/29～6/3）
次節はさっそく地元の津に凱旋。
中０日で明日が前検日です。
ちなみに山下選手は現在２節連続で準優出中で、
もし３節連続となれば自身初です。
今後ますます注目度が高まってきそうな山下選手。
どんな走りを見せてくれるのか楽しみです。
山下選手、おめでとうございました。
【唐津オールレディース 歴代優勝者】
１４年度 櫻本あゆみ（群馬）
１５年度 中谷 朋子（兵庫）
１６年度 海野ゆかり（広島）
１７年度 細川 裕子（愛知）
１８年度 中谷 朋子（兵庫）
１９年度 松本 晶恵（群馬）
２０年度 平高 奈菜（香川）
２１年度 落合 直子（大阪）
２２年度 遠藤 エミ（滋賀）
２３年度 山下 夏鈴（三重）
【'23 女子賞金ランキング】 （5/4現在）
１ 長嶋 万記 18,968,000円★（今年４Ｖ）
２ 高田ひかる 16,691,000円 （今年１Ｖ）
３ 遠藤 エミ 13,938,000円
４ 浜田亜理沙 13,098,000円 （今年３Ｖ）
５↑堀之内紀代子13,013,000円★（今年２Ｖ）
６ 寺田 千恵 12,811,000円★
７↑小芦るり華 12,617,000円★（今年１Ｖ）
８↓西橋 奈未 12,543,000円 （今年２Ｖ）
９↓宇野 弥生 12,348,000円 （今年１Ｖ）
10↓守屋 美穂 12,318,000円 （今年１Ｖ）
11↓田口 節子 12,164,000円 （今年１Ｖ）
12 渡邉 優美 11,920,000円 （今年１Ｖ）
13 大山 千広 11,517,000円 （今年２Ｖ）
14 中村 桃佳 11,289,000円
15 三浦 永理 10,291,000円
16 倉持 莉々 10,266,000円 （今年１Ｖ）
17 大瀧明日香 10,038,000円
18 中谷 朋子 9,854,000円★（今年１Ｖ）
19 平山 智加 9,501,000円 （今年１Ｖ）
20↑川野 芽唯 9,480,000円 （今年１Ｖ）
｜
127 山下 夏鈴 4,252,000円★（今年１Ｖ）
（※★は今節唐津出場メンバー。
昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓）
【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝５回
優勝４回 長嶋
優勝３回 浜田
優勝２回 堀之内、大山、西橋
優勝１回 中谷、田口、宇野、平山、川野、守屋、喜井、
渡邉優、高田ひ、倉持、小芦、山下夏、高憧
【Ｆ休み中の女子レーサー】
黒澤めぐみ 4/1～5/5（35日間）
石井 裕美 3/10～5/8（Ｆ２、60日間）
生田波美音 4/9～5/8
本田 愛 2/9～5/9（Ｆ２、90日間）
渡邉 優美 4/14～5/13
土屋 南 4/14～5/13
松尾 怜実 4/14～5/13
中尾 優香 4/14～5/13
筒井 美琴 4/14～5/13
登 みひ果 4/14～5/13
細川 裕子 4/21～5/20
藤原 菜希 4/21～5/20
大廣 咲季 4/21～5/20
小林 愛実 4/22～5/21
宮崎つぐみ 4/22～5/26（35日間）
海野ゆかり 4/28～5/27
岸 恵子 4/28～5/27
日高 逸子 4/24～5/28（35日間）
高橋 淳美 4/28～6/1（35日間）
松本 怜 3/26～6/23（Ｆ２、90日間）
田村 美和 4/21～7/19（Ｆ２、90日間）
山口真喜子 2/10～8/8（Ｆ３、180日間）
中田 夕貴 4/21～9/22（Ｆ３、155日間）
【Ｆ休み未消化の女子レーサー】
犬童 千秋★5/5～6/3
関野 文★5/5～8/2（Ｆ２、90日間）
大橋 由珠 5/5～6/4
松田 真実 5/6～6/9（35日間）
竹井 奈美 5/9～6/7
出口舞有子 5/9～6/7
松本 晶恵 5/10～7/8（Ｆ２、60日間）
深尾 巴恵 5/11～6/9
蜂須 瑞生 5/14～7/12（Ｆ２、60日間）
宮崎 安奈★5/17～6/15
土屋実沙希 5/23～7/21（Ｆ２、60日間）
門田 栞 5/25～6/23
佐藤ほのか 5/26～6/29（35日間）
笠野友紀恵★5/29～6/27
平高 奈菜 5/29～7/27（Ｆ２、60日間）
遠藤 エミ 5/29～6/27
倉持 莉々 5/29～6/27
孫崎 百世★5/29～6/27
山崎小葉音 5/29～6/27
井上 未都 5/30～6/28
香川 素子 6/3～7/2
奥村明日香★6/4～7/3
藤本紗弥香 6/5～7/9（35日間）
飯塚 響 6/5～9/2（Ｆ２、90日間）
薮内 瑞希 6/9～7/8
沼田 七華 6/9～7/8
刑部亜里紗 6/11～7/10
勝浦 真帆 6/16～7/15
片岡 恵里 6/17～7/16
渡邉真奈美 6/17～7/16
野田 彩加 6/17～7/16
（※★は今節唐津出場メンバー。赤字は今日のＦ）