唐津オールレディースは2日目。
福岡129期の川原愛未選手が
デビュー初1着の水神祭を飾りましたので、
その模様を「速報版」でお送りします。
(※「通常版」はのちほどアップします)
23:17追記、通常版をアップしました。
※通常版↓
川原選手は2Rに4号艇で登場すると、
5コースのカドからコンマ18の
トップスタートを決めてまくり一撃。
鮮やかな速攻で初白星を手にしました。
記念の水神祭は後半8Rを走った後、
9R発売中に行なわれました。
レスキュー艇で1マーク前に移動して実施。
参加したのは犬童千秋選手、真子奈津実選手、
野田部宏子選手、米丸乃絵選手、
奥村明日香選手、神里琴音選手の福岡支部6人。
6人の手でうつ伏せに担ぎ上げられると、
足を伸ばしたキレイな屈伸姿勢で
前方宙返りしながら水面へ。
王冠のような美しい水飛沫をあげました。
そのあと真子選手がすぐさま
転げ落ちるように水面へ消え、
米丸選手と神里選手の128期勢が
息ぴったりに足並みをそろえて飛んでいき、
救命具着用の奥村選手は
犬童選手と野田部選手の後押しを受けて水面へ。
計5人が飛び込む賑やかな水神祭となりました。
ちなみに5人が水面へ落ち終わると、
犬童選手がすぐに真子選手のもとへ
駆け寄って救助している姿が。
どうやら泳ぎが得意ではなさそうな様子で、
水面に落ちるとすぐレスキュー艇にしがみついていた真子選手。
泳げないにもかかわらず後輩のために飛び込むという
真子選手の人柄が垣間見えたシーンでした。
(※注:野田部選手は11R、犬童選手は12Rの
出走を控えているため飛び込めない状況でした)
ちなみに真子選手のデビュー初1着は、
10年1月の唐津オール女子戦です。
今日はゴールデンウイーク中の日曜日で、
天気も快晴という絶好の水神祭日和。
水面際には多くのファンが駆けつけ、
たくさんの祝福の声がおくられていました。
川原選手は02年6月生まれの20歳。
ボートレーサー養成所をリーグ戦勝率3.55で修了し、
21年11月にデビューしました。
これまで28節走って
2着2本、3着6本をマークしていた川原選手。
デビューから約1年5カ月、
通算29節目で待望の水神祭を迎えました。
129期生の水神祭は22人目。
129期女子では7人目となっています。
【129期女子 通算1着回数】
1 刑部亜里紗 23勝
2 石丸 小槙 3勝
3 宇恵 有香 2勝
3 山田 理央 2勝
3 寺田 空詩 2勝
6 湯淺 紀香 1勝
6 川原 愛未 1勝
8 石原 凪紗 0勝
この1勝が飛躍のきっかけになる可能性十分。
今後ますます目が離せない存在となってきそうです。
川原選手、おめでとうございました。
通常版へ続く。