２０２３年の女子４大レース第１弾、
「ＧⅡ第７回レディースオールスター」が開幕しました。
舞台は愛知県のボートレース蒲郡。
蒲郡で女子ビッグレースが開催されるのは、
９１年レディースチャンピオン（優勝：鵜飼菜穂子）、
９７年レディースチャンピオン（優勝：渡邊博子）、
１９年レディースチャンピオン（優勝：大山千広）、
２０年レディースチャレンジカップ（優勝：寺田千恵）に続き、
これが５回目になります。
ファン投票上位４９人と委員会推薦３人の
計５２人が集結して火花を散らす６日間。
果たしてどんなドラマが待っているのでしょうか。
【レディースオールスター 歴代優勝者】
17年宮島 山川美由紀（香川）
18年びわこ 中村 桃佳（香川）
19年児島 寺田 千恵（岡山）
20年鳴門 岩崎 芳美（徳島）
21年芦屋 小野 生奈（福岡）
22年桐生 守屋 美穂（岡山）
今節の出場メンバー（支部別）は、
群馬 松本晶(12)、深尾(28)、櫻本(36)
埼玉 浜田(23)、中田(43)、大豆生田(45)、前田(46)
東京 倉持(4)、中村か(27)、清水沙(32)、生田(47)
静岡 長嶋(9)、山下友(30)、川井(31)、刑部(42)
愛知 細川(29)、水野(34)、宇野(35)、大瀧(37)、出口(38)
三重 高田ひ(5)、山川波(48)、加藤綾(49)
福井
滋賀 遠藤(6)、香川(39)
大阪 鎌倉(8)、高憧(14)、宮崎つ(21)、落合(推)
兵庫
徳島 西岡育(24)、西岡成(26)、岩崎(44)
香川 平高(3)、平山(7)、中村桃(11)
岡山 守屋(1)、堀之内(15)、田口(19)、寺田千(20)、勝浦(推)
広島
山口 清水愛(10)、野田彩(22)、佐々木(40)
福岡 大山(2)、魚谷(16)、日高(18)、渡邉優(25)、深川(33)、川野(推)
佐賀 野田な(13)、小芦(予)
長崎 北村(41)
（※カッコ内の数字はファン投票順位。
推は委員会推薦、予は予備繰り上がり）
Ａ１級２２人、Ａ２級１６人、
Ｂ１級１４人、Ｂ２級０人で争われます。
さて初日のレース結果は、
１Ｒ ⑤魚谷 香織 ５コースまくり差し （３連単20350円）
２Ｒ ④渡邉 優美 ４コースまくり
３Ｒ ③鎌倉 涼 ３コースまくり
４Ｒ ①高憧 四季 １コース逃げ
５Ｒ ①山下 友貴 １コース逃げ
６Ｒ ①深川麻奈美 １コース逃げ （３連単19700円）
７Ｒ ②佐々木裕美 ２コース差し （３連単143090円）
８Ｒ ③寺田 千恵 ３コースまくり差し
９Ｒ ②長嶋 万記 ２コース差し
10Ｒ ①渡邉 優美 １コース逃げ
11Ｒ ①鎌倉 涼 １コース逃げ
12Ｒ ⑥遠藤 エミ ５コースまくり差し （３連単13370円）
【今節上がりタイムベスト５】
１ 遠藤 エミ 1'46"6 （初日１２Ｒ）
２ 渡邉 優美 1'46"9 （初日１０Ｒ）
３ 長嶋 万記 1'47"1 （初日９Ｒ）
４ 深川麻奈美 1'47"7 （初日６Ｒ）
４ 鎌倉 涼 1'47"7 （初日３Ｒ）
【今節の部品交換状況】
香川 素子 ①リング１本
細川 裕子 ①クランクシャフト
松本 晶恵 ①電気一式
山下 友貴 ①キャリアボデー
櫻本あゆみ ①新プロペラ
守屋 美穂 ①新プロペラ
水野 望美 ①リング２本
大山 千広 ①キャリアボデー
宮崎つぐみ ①新プロペラ
（※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換）
【今節支部別１着回数】
福岡支部 ４勝 （渡邉優２、魚谷１、深川１）
大阪支部 ３勝 （鎌倉２、高憧１）
静岡支部 ２勝 （長嶋１、山下友１）
滋賀支部 １勝 （遠藤１）
岡山支部 １勝 （寺田千１）
山口支部 １勝 （佐々木１）
群馬支部 ０勝
埼玉支部 ０勝
東京支部 ０勝
愛知支部 ０勝
三重支部 ０勝
徳島支部 ０勝
香川支部 ０勝
佐賀支部 ０勝
長崎支部 ０勝
福井支部 出場なし
兵庫支部 出場なし
広島支部 出場なし
【今節コース別１着回数】
１コース ５勝 （逃げ５）
２コース ２勝 （差し２）
３コース ２勝 （まくり１、まくり差し１）
４コース １勝 （まくり１）
５コース ２勝 （まくり差し２）
６コース ０勝
ファン投票上位６人による１２Ｒドリーム戦は、
６号艇の遠藤エミ選手が５コースまくり差し一閃。
３連単１万３３７０円の配当がつき、
レディースオールスターのドリーム戦としては
７大会目で初めての万舟決着となりました。
【ドリーム戦１２Ｒ結果】
１着 ⑥遠藤 エミ ５コース ST.13
２着 ⑤高田ひかる ６コース ST.14
３着 ①守屋 美穂 １コース ST.11
４着 ②大山 千広 ２コース ST.19
５着 ④倉持 莉々 ４コース ST.08
６着 ③平高 奈菜 ３コース ST.26
決まり手＝まくり差し
遠藤選手が今節手にしたモーター１２号機は
２連対率５位の好素性機で、
これまで１８節走って６優出２Ｖの実績。
昨年９月のヴィーナスシリーズでは
滝川真由子選手が優出６着の活躍を見せており、
女子戦ファンにも馴染み深いモーターでしょう。
そして前節の一般戦では宇野弥生選手が乗り、
４・１・４・１・２・１・１・１・１・１・①・⑤着と
道中６連勝もマークする大暴れで優出５着。
１２走で８本も展示一番時計を出す
快速パワーでＶ争いを沸かせていました。
遠藤選手はこの注目モーターとコンビで組み、
ドリーム戦でさっそく快走を披露。
１分４６秒６の初日最速ラップもマークしました。
最高のスタートを切った遠藤選手が
Ｖ争いを引っ張る展開となるのでしょうか。
ただひとつ気になるのは
レディースオールスターのジンクス。
この大会ではドリーム戦１着を奪った選手が
優出したケースがなぜか一度もありません。
【レディースオールスター ドリーム戦１着選手の成績】
17年 遠藤 エミ 予選20位
18年 遠藤 エミ 予選１位→準優１号艇Ｆ
19年 大山 千広 予選８位→準優３号艇５着
20年 大山 千広 予選２位→準優１号艇４着
21年 大山 千広 予選29位
22年 平高 奈菜 予選18位→準優６号艇５着
23年 遠藤 エミ ？
遠藤選手自身もレディースオールスターの
ドリーム戦１着が過去２回ありましたが、
１７年宮島大会では１・５・２・４・５・２着と
２日目から崩れてまさかの予選２０位敗退、
１８年びわこ大会では予選をトップ通過したものの
準優１号艇で痛恨のフライングを切って
いずれも優出を逃しています。
過去６大会続いてきた不思議なジンクスを
遠藤選手が今回打ち破ることになるのでしょうか。
７Ｒは佐々木裕美選手が２コース差しを決め、
３連単１４万３０９０円の超大穴決着に。
レディースオールスターの３連単史上最高配当で、
大会初の１０万舟となりました。
【レディースオールスター歴代３連単高配当ベスト５】
１ 14万3090円 佐々木裕美 ２コース差し （23年初日7R）
２ 7万7720円 土屋 南 ５コースまくり差し（19年５日目8R）
３ 7万1770円 廣中智紗衣 ５コース差し （20年２日目10R）
４ 6万3430円 上田 紗奈 ３コースまくり差し（21年３日目9R）
５ 6万2230円 来田 衣織 ３コースまくり （21年３日目10R）
佐々木選手は６年連続６回目の
レディースオールスター出場になりますが、
１８年は予選でフライング、
１９年は予選２０位敗退、
２０年は予選でフライング、
２１年は予選２７位敗退、
２２年は予選４９位敗退と、
この大会はこれまで相性いまひとつでした。
しかし今年は初日からさっそく見せ場を作る活躍。
大会初準優出に向けて好スタートです。
明日は３Ｒ１号艇と１０Ｒ５号艇で登場。
前半３Ｒの絶好枠はもちろんですが、
前節の下関男女ダブル戦で
５コースまくりを決めたばかりだけに
後半１０Ｒも楽しみです。
初日を終えての得点率ランキングと、
２日目の出走レース（※○内の数字は枠番）は、
１ 遠藤 エミ 12.00 ８Ｒ④ 12Ｒ①
２ 渡邉 優美 10.00 12Ｒ⑤
３ 鎌倉 涼 10.00 ８Ｒ⑤
４ 深川麻奈美 10.00 ４Ｒ④ 12Ｒ②
５ 佐々木裕美 10.00 ３Ｒ① 10Ｒ⑤
６ 山下 友貴 10.00 １Ｒ② 10Ｒ⑥
７ 高田ひかる 10.00 ３Ｒ② ９Ｒ③
８ 長嶋 万記 9.00 10Ｒ①
９ 守屋 美穂 9.00 ５Ｒ⑥ 12Ｒ③
10 細川 裕子 8.00 ７Ｒ⑤ 12Ｒ④
11 櫻本あゆみ 8.00 ２Ｒ③ 12Ｒ⑥
12 小芦るり華 8.00 11Ｒ⑤
13 出口舞有子 8.00 ４Ｒ② ９Ｒ⑤
14 刑部亜里紗 8.00 ４Ｒ⑥ ８Ｒ③
15 大山 千広 7.00 ３Ｒ⑥ 11Ｒ④
16 魚谷 香織 6.00 11Ｒ③
17 松本 晶恵 6.00 10Ｒ④
18 野田なづき 6.00 ７Ｒ⑥
――――――――準優ボーダー――――――――
19 香川 素子 6.00 １Ｒ③ ９Ｒ⑥
20 前田 紗希 6.00 １Ｒ④
21 清水 沙樹 6.00 ２Ｒ⑤ ７Ｒ④
22 山川 波乙 6.00 ６Ｒ⑥
23 落合 直子 6.00 ４Ｒ⑤
24 大瀧明日香 6.00 ３Ｒ③ ７Ｒ①
25 倉持 莉々 6.00 ７Ｒ③ 11Ｒ①
26 高憧 四季 5.50 11Ｒ⑥
27 平山 智加 5.00 ２Ｒ⑥
28 日高 逸子 5.00 ９Ｒ④
29 西岡 育未 5.00 ５Ｒ①
30 西岡 成美 5.00 ４Ｒ①
31 平高 奈菜 5.00 ５Ｒ⑤ 10Ｒ②
32 浜田亜理沙 4.50 ８Ｒ①
33 中村 桃佳 4.00 ９Ｒ①
34 野田 彩加 4.00 １Ｒ⑤
35 田口 節子 4.00 11Ｒ②
36 川野 芽唯 4.00 ４Ｒ③
37 勝浦 真帆 4.00 ３Ｒ④
38 宇野 弥生 4.00 ５Ｒ④ ９Ｒ②
39 生田波美音 4.00 ５Ｒ③
40 堀之内紀代子3.50 ６Ｒ③
41 中村かなえ 3.00 ２Ｒ①
42 深尾 巴恵 2.00 １Ｒ① ６Ｒ⑤
43 岩崎 芳美 2.00 ６Ｒ②
44 加藤 綾 2.00 ８Ｒ⑥
45 川井 萌 1.00 １Ｒ⑥ ５Ｒ②
46 水野 望美 1.00 ２Ｒ④ 10Ｒ③
47 北村 寧々 1.00 ２Ｒ② ６Ｒ④
48 中田 夕貴 1.00 ６Ｒ①
49 大豆生田蒼 1.00 ８Ｒ②
50 宮崎つぐみ◆-3.50 ３Ｒ⑤
妨害 寺田 千恵 ―― ７Ｒ②
帰郷 清水 愛海
（※◆は不良航法で-10、■は待機行動違反で-7、▼は失格で-5の減点）
ファン投票１位の守屋美穂選手は、
ドリーム戦１号艇で無念のイン戦３着。
昨年の桐生レディースオールスターでは
ドリーム戦１号艇で２着に敗れたものの、
２・６・３・１・１・２・②・①着と
見事に巻き返して優勝を飾った守屋選手。
連覇に向けてどんな戦いを見せるのか注目です。
※参照↓
鎌倉涼選手は３Ｒで３コースまくり、
１１Ｒでイン逃げを決めて初日２連勝発進。
前節の平和島オールレディースで
初日に負傷帰郷して心配されましたが、
元気な姿を見せてくれました。
明日は８Ｒ５号艇で登場。
鎌倉選手は昨年９月以降の５コース着順が
２・２・２・２・２・２・６着で、
２着を量産している近況です。
渡邉優美選手は２Ｒで４コースまくり、
１０Ｒでイン逃げを決めて初日２連勝発進。
女子賞金ランキング首位で今節を迎えた渡邉選手が
初日からさっそく魅せてくれました。
明日は１２Ｒ５号艇で登場。
今期５コースは２連対率６１．５％で、
これは女子３位の好成績です。
【今期５コース２連対率ベスト５（女子）】
１ 鎌倉 涼 75.0％ （４走）
２ 倉持 莉々 62.5％ （８走）
３ 渡邉 優美 61.5％ （13走）
４ 豊田 結 60.0％ （５走）
５ 高田ひかる 58.3％ （12走）
大会オープニングカードの１Ｒは
魚谷香織選手が圧巻の５コースまくり差し一閃。
３連単２万０３５０円の高配当となりました。
魚谷選手は３年ぶり２回目の
レディースオールスター出場ですが、
前回の２０年鳴門大会では
３・２・妨・４・２・２・３・３・６着で
節間０勝に終わっており、
今日の１着が大会初白星となっています。
明日は１１Ｒ３号艇で登場。
今期３コースは２・３・３・１・２・３・３着で、
７走してオール３連対中です。
堀之内紀代子選手は今節はチルト３度を貫く構え。
５Ｒは２号艇で６コースから３着、
１０Ｒは４号艇で６コースから６着となりました。
今年に入ってからチルト３度では８走して
５・４・６・４・６・６・３・６着と
苦戦が続いている堀之内選手。
今節は久々に魅せてくれるのでしょうか。
寺田千恵選手は４Ｒでまさかの妨害失格。
２０年蒲郡レディースチャレンジカップに続く
当地女子ビッグレース連覇がかかっていた今節ですが、
いきなり賞典除外となってしまう波乱となりました。
寺田選手の妨害失格は過去をさかのぼっても
０８年１０月の児島周年でのたった１回だけ。
これがデビュー以来２回目という
非常に珍しい妨害失格でした。
そんな寺田選手ですが後半８Ｒでは
３コースまくり差しを決めて１着。
さすがの底力を見せてくれました。
清水愛海選手は４Ｒで落水して負傷。
１１Ｒを欠場して残念ながら途中帰郷となりました。
このあと３０日間のＦ休み（2/27～3/28）に入り、
復帰は4/7からの徳山一般戦の予定です。
刑部亜里紗選手は４Ｒで自身初の２号艇に組まれ、
２艇失格の事故レースでしたが
２コースから２着に連絡み。
明日は４Ｒ６号艇と８Ｒ３号艇で登場。
８Ｒは自身初の３号艇となります。
また前節の若松ミッドナイトレースで
６コースから３勝をあげる大暴れを演じており、
４Ｒ６号艇でどんな走りを見せるのか楽しみです。
（清水沙樹選手）
（前田紗希選手）
清水沙樹選手と前田紗希選手は
ともに今日２月２１日が誕生日。
清水選手は３Ｒ１号艇で３着、
前田選手は９Ｒ６号艇で３着となり、
バースデイウィンはなりませんでした。
大山千広選手が帰ってきました。
昨年１０月の丸亀ヴィーナスシリーズで負傷して以来、
約４カ月ぶりのカムバックです。
（田口節子選手と守屋美穂選手の岡山勢）
（野田なづき選手）
（鎌倉涼選手、中村桃佳選手、遠藤エミ選手）
（長嶋万記選手）
（高田ひかる選手と加藤綾選手の三重勢）
（平高奈菜選手）
（小芦るり華選手と清水沙樹選手）
【'23 女子賞金ランキング】 （2/21現在）
１ 渡邉 優美 6,392,000円★（今年１Ｖ）
２ 日高 逸子 5,731,000円★
３ 守屋 美穂 5,647,000円★（今年１Ｖ）
４ 長嶋 万記 5,583,000円★（今年１Ｖ）
５ 西橋 奈未 5,526,000円 （今年１Ｖ）
６ 遠藤 エミ 5,507,000円★
７ 宇野 弥生 5,139,000円★（今年１Ｖ）
８ 平山 智加 4,989,000円★
９ 寺田 千恵 4,930,000円★
10 倉持 莉々 4,930,000円★（今年１Ｖ）
11 小芦るり華 4,767,000円★（今年１Ｖ）
12 細川 裕子 4,693,000円★
13 堀之内紀代子4,570,000円★（今年１Ｖ）
14 中谷 朋子 4,445,000円 （今年１Ｖ）
15 向井 美鈴 4,405,000円
16 川野 芽唯 4,354,000円★
17 中村 桃佳 4,283,000円★
18 浜田亜理沙 4,261,000円★
19 清水 愛海 4,134,000円★
20 藤原 菜希 4,130,000円
（※★は今節蒲郡出場メンバー）
【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝５回
優勝４回
優勝３回
優勝２回
優勝１回 中谷、堀之内、宇野、長嶋、守屋、
渡邉優、倉持、小芦、西橋
【Ｆ休み中の女子レーサー】
土屋実沙希 1/29～2/27
石井 裕美 1/30～2/28、3/10～5/8（Ｆ２、30＋60日間）
米丸 乃絵 2/3～3/4
道上 千夏 2/6～3/7
川原 愛未 2/6～3/7
高田 綾 2/9～3/10
山本 梨菜 2/9～3/10
清水 未唯 2/9～3/10
大久保佑香 2/9～3/10
黄金井裕子 2/13～3/14
角 ひとみ 2/15～3/16
蜂須 瑞生 2/15～3/16
嶋田 有里 2/10～3/16（35日間）
山田 理央 2/16～3/17
三松 直美 2/21～3/22
坂野さくら 2/21～3/22
石丸 小槙 2/21～3/22
西舘 果里 2/15～4/15（Ｆ休み＋Ｌ休み、60日間）
本田 愛 2/9～5/9（Ｆ２、90日間）
山口真喜子 2/10～8/8（Ｆ３、180日間）
【Ｆ休み未消化の女子レーサー】
岩崎 芳美★2/27～3/28
深川麻奈美★2/27～3/28
中田 夕貴★2/27～3/28
清水 愛海★2/27～3/28
松瀬 弘美 3/2～4/5（35日間）
樋口由加里 3/6～4/4
喜井つかさ 3/6～4/4
金子 七海 3/6～4/4
野田部宏子 3/13～4/11
藤原 早菜 3/13～4/11
平山 智加★3/16～4/14
松本 怜 3/26～4/24
落合 直子★3/28～4/26
黒澤めぐみ 4/1～5/5（35日間）
松尾 怜実 4/14～5/13
中尾 優香 4/14～5/13
（※★は今節蒲郡出場メンバー。赤字は今日のＦ）