福岡での「第10回クイーンズクライマックス&シリーズ戦」

PGⅠクイーンズクライマックスのトライアル最終日と、
GⅢシリーズ戦の準優日を迎えました。



(遠藤エミ選手)

(平高奈菜選手)

(守屋美穂選手)

(渡邉優美選手)

(小野生奈選手)

(田口節子選手)

(平山智加選手)

(細川裕子選手)

(西村美智子選手)

(寺田千恵選手)

(大山千広選手)

(海野ゆかり選手)




2コースが5勝と大暴れした
今日のレース結果は、

1R ②清埜 翔子 2コース差し (3連単15750円)
2R ①谷川 里江 1コース逃げ
3R ③西岡 成美 3コースまくり差し (3連単36590円)
4R ②前田 紗希 2コース差し
5R ①大瀧明日香 1コース逃げ
6R ②岩崎 芳美 2コースまくり
7R ③高田  綾 3コースまくり (3連単31340円)
準優8R ②大橋栄里佳 2コース差し
準優9R ①松尾 夏海 1コース逃げ
準優10R ①松本 晶恵 1コース逃げ
TR11R ①渡邉 優美 1コース逃げ
TR12R ②平山 智加 2コース抜き

【今節上がりタイムベスト5】
1 大橋栄里佳 1'47"1 (3日目2R)
2 長嶋 万記 1'47"4 (2日目12R)
3 清埜 翔子 1'47"5 (4日目5R)
3 松尾 夏海 1'47"5 (4日目4R)
3 西橋 奈未 1'47"5 (4日目1R)

【今節の部品交換状況】
渡辺 千草 ③リング1本
谷川 里江 ⑤リング2本・ギヤケース
岩崎 芳美 ④リング2本
廣中智紗衣 ①ピストン2個
川野 芽唯 ④リング1本
山下 友貴 ①キャリアボデー
高田ひかる ①リング1本
大山 千広★④キャブレター
西橋 奈未 ④リング1本
實森 美祐 ⑤キャリアボデー
(※○内の数字は大会○日目。赤字は今日の部品交換)
(※★はクイーンズクライマックス出場組)


【今節支部別1着回数】
福岡支部 11勝 (渡邉優①、大橋栄③、藤崎②、高田綾②、川野①、小池①、中川①)
埼玉支部 8勝 (中田③、清埜②、前田②、島田①)
群馬支部 6勝 (松本晶③、櫻本②、蜂須①)
香川支部 6勝 (平高②平山①、松尾夏③)
岡山支部 5勝 (田口②、堀之内①、勝浦①、薮内①)
東京支部 4勝 (平田②、廣中①、富樫①)
静岡支部 4勝 (長嶋①、三浦①、山下友①、土屋実①)
愛知支部 4勝 (谷川②、大瀧①、宇野①)
大阪支部 4勝 (五反田②、高憧②)
広島支部 3勝 (實森②、角①)
三重支部 2勝 (高田ひ②)
徳島支部 2勝 (岩崎①、西岡成①)
福井支部 1勝 (西橋①)
滋賀支部 0勝 
佐賀支部 0勝 
兵庫支部 出場なし
山口支部 出場なし
長崎支部 出場なし
(※赤字はクイーンズクライマックス出場組)

【今節コース別1着回数(クイーンズクライマックス)】
1コース 3勝 (逃げ3)
2コース 2勝 (まくり1、抜き1)
3コース 0勝 
4コース 0勝 
5コース 0勝 
6コース 1勝 (恵まれ1)

【今節コース別1着回数(シリーズ戦)】
1コース 33勝 (逃げ33)
2コース 6勝 (差し5、まくり1)
3コース 7勝 (まくり5、まくり差し1、抜き1)
4コース 5勝 (まくり3、まくり差し1、恵まれ1)
5コース 3勝 (まくり2、まくり差し1)
6コース 0勝 






まず話題はPGⅠクイーンズクライマックスから。

トライアル3日目の結果は以下のとおり。

【トライアル11R結果】
1着 ①渡邉 優美 1コース ST.09
2着 ④細川 裕子 4コース ST.23
3着 ②寺田 千恵 2コース ST.15
4着 ⑥平高 奈菜 6コース ST.22
5着 ⑤大山 千広 5コース ST.19
6着 ③小野 生奈 3コース ST.15
決まり手=逃げ

11Rは①渡邉選手がイン逃げ快勝。
2着には4コースから二番差しの④細川選手、
3着には2コースから差した②寺田選手が入り、
3連単①④②で6040円の22番人気決着に。


地元の①渡邉選手がインからコンマ09の
トップスタートを決めて逃げ切り成功。

2着目安の勝負駆けに成功し、
3・4・1着の23点に伸ばして
トライアル3位で優出切符を手にしました。


3日連続の4号艇となった④細川選手は、
4コースから2着連絡みの好走。

6・5・2着の18点でトライアル10位に終わり、
クイーンズクライマックス初優出はなりませんでしたが、
意地を見せる一走となりました。

ちなみに明日は10R順位決定戦の4号艇で、
今節は4走すべて4号艇となっています。


②寺田選手は2コースから3着となり、
2着目安の勝負駆けに惜しくも失敗。

5・3・3着の19点にとどまり、
トライアル9位で敗退となりました。

「女子4大競走グランドスラム」への挑戦は
来年のクイーンズクライマックスへ持ち越しです。


2日連続の6号艇となった⑥平高選手は、
6コースから昨日の再現とはならず4着。

これで1・1・4着の26点とし、
トライアル1位の可能性を残して
12Rの結果を待つことに。


地元の⑤大山選手は5コースから5着に終わり、
3着目安の勝負駆けに失敗。

5・2・5着の19点でトライアル8位となり、
クイーンズクライマックス出場3回目で
初めてのトライアル敗退となりました。


地元の③小野選手は3コースから握って回るも
大きく振り込んで6着大敗。

2着目安の勝負駆けに失敗し、
2・6・6着の17点でトライアル11位に。

デビュー通算100優出はなりませんでした。






【トライアル12R結果】
1着 ②平山 智加 2コース ST.21
2着 ③海野ゆかり 3コース ST.18
3着 ①遠藤 エミ 1コース ST.16
4着 ④守屋 美穂 4コース ST.21
5着 ⑤田口 節子 5コース ST.22
6着 ⑥西村美智子 6コース ST.33
決まり手=抜き


12Rはイン先マイの①遠藤選手、
2コース差しの②平山選手、
3コースまくりの③海野選手、
4コース二番差しの④守屋選手が
先頭争いを演じる大混戦に。

2マーク好旋回で抜け出した②平山選手が1着。
2着には③海野選手、3着には①遠藤選手が入り、
3連単②③①で1万1890円の37番人気決着に。


②平山選手が2コースから会心の1着を奪い、
1着条件の勝負駆けを見事に成功。

4・5・1着の21点に伸ばし、
トライアル6位に滑り込みました。

ちなみに平山選手はこの1着が
クイーンズクライマックス通算8勝目で、
歴代1位タイとなっています。

【クイーンズクライマックス1着回数ベスト5】
1 平山 智加 8勝
1 遠藤 エミ 8勝
3 松本 晶恵 6勝
3 平高 奈菜 6勝
5 日高 逸子 5勝
5 小野 生奈 5勝


③海野選手は3コースから2着連絡みも、
1着条件の勝負駆けには惜しくも失敗。

6・3・2着の20点にとどまり、
トライアル7位の次点となりました。


3日連続の1号艇となった①遠藤選手は、
3着に終わってまさかまさかのイン戦3連敗。

それでも2・4・3着の22点とし、
トライアル4位で優勝戦に駒を進めました。


④守屋選手は無事故完走で優出できる状況のなか、
4コースから一時先頭争いに加わるも4着。

3・2・4着の22点となり、
トライアル5位での優出となりました。


開幕2連勝だった⑤田口選手は、
トライアル1位通過へ3着以上という条件で登場。

5コースから攻め切れず5着に終わり、
1・1・5着の25点でトライアル2位に。

12年大村大会以来となる
優勝戦1号艇はなりませんでした。


昨日痛恨のFを切った⑥西村選手は、
6コースからコンマ33と自重して6着。

4・F・6着のトライアル12位で、
初出場のクイーンズクライマックスは
厳しい結果に終わりました。






最終的なトライアル得点状況と、
明日の出走レースは以下のとおり。
(※カッコ内は前日得点率順位。〇内は選出順位)
1(1) 平高 奈菜② 26点 1・1・4着 12R1号艇
2(2) 田口 節子④ 25点 1・1・5着 12R2号艇
3(7) 渡邉 優美⑤ 23点 3・4・1着 12R3号艇
4(4) 遠藤 エミ① 22点 2・4・3着 12R4号艇
5(3) 守屋 美穂③ 22点 3・2・4着 12R5号艇
6(10) 平山 智加⑦ 21点 4・5・1着 12R6号艇
―――――――――優出ボーダー―――――――――
7(9) 海野ゆかり⑪ 20点 6・3・2着 10R1号艇
8(5) 大山 千広⑫ 19点 5・2・5着 10R2号艇
9(8) 寺田 千恵⑩ 19点 5・3・3着 10R3号艇
10(11) 細川 裕子⑧ 18点 6・5・2着 10R4号艇
11(6) 小野 生奈⑥ 17点 2・6・6着 10R5号艇
12(12) 西村美智子⑨ 0点 4・F・6着 10R6号艇
(※1着10点、2着9点、3着7点、4着6点、5着5点、6着4点。
 スタート事故はマイナス10点。
 順位決定方式は得点率→上位着位→選出順位)







というわけで優勝戦のメンバーが決まりました。

【優勝戦12R出走表】
①平高 奈菜 (優出123回目、優勝29回、QC5優出1V)
②田口 節子 (優出206回目、優勝64回、QC2優出)
③渡邉 優美 (優出45回目、優勝8回、QC初優出)
④遠藤 エミ (優出125回目、優勝36回、QC6優出1V)
⑤守屋 美穂 (優出102回目、優勝22回、QC5優出)
⑥平山 智加 (優出128回目、優勝32回、QC5優出1V)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)


香川支部から2人、岡山支部から2人が優勝戦へ。

クイーンズクライマックスで同支部が2人以上優出するのは、
これが7、8件目となっています。

【クイーンズクライマックス 同支部複数優出】
・13年 香川支部 (平山智加1着、山川美由紀6着)
・18年 岡山支部 (寺田千恵4着、守屋美穂6着)
・19年 滋賀支部 (遠藤エミ2着、香川素子4着)
・19年 岡山支部 (寺田千恵3着、守屋美穂6着)
・20年 香川支部 (平高奈菜1着、平山智加4着)
・20年 福岡支部 (小野生奈2着、大山千広6着)
・21年 香川支部 (平山智加、平高奈菜)
・21年 岡山支部 (田口節子、守屋美穂)



平高奈菜選手は1・1・4着でトライアル1位通過。

クイーンズクライマックスは
2年連続5回目の優出で、

2年連続トライアル1位は史上初となっています。

【平高奈菜選手 クイーンズクライマックス成績】
12年※
13年
14年 トライアル4位→優勝戦2着
15年 トライアル6位→優勝戦2着
16年※
17年 トライアル4位→優勝戦3着
18年
19年 トライアル11位
20年 トライアル1位→優勝戦1着
21年 トライアル1位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが10回目の優出。

福岡では15年クイーンズクライマックスでも優出しており、
当地女子ビッグレース2回目の優出となりました。

【平高奈菜選手 女子4大レース優出歴】
14年 住之江クイーンズクライマックス (2着)
15年 丸亀レディースチャンピオン (6着)
15年 芦屋レディースチャレンジカップ (6着)
15年 福岡クイーンズクライマックス (2着)
17年 大村クイーンズクライマックス (3着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (6着)
20年 蒲郡レディースチャレンジカップ (4着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (優勝
21年 芦屋レディースオールスター(6着)
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は1号艇で登場。

枠番抽選での⑥⑥というハンデをはねのけて

見事にポールポジションを手にし、
史上初のクイーンズクライマックス2連覇へ挑みます。

昨年の優勝戦はインからコンマ01
強烈な踏み込みで逃げ切った平高選手。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12647436756.html
今年はどんなスタートを見せるのでしょうか。

平高選手は現在女子賞金ランキング2位で、
首位の遠藤選手とは約794万円差。
優勝すれば逆転できる状況です。

なお3位以下の選手には逆転のチャンスがないため、
年間賞金女王争いは遠藤選手と平高選手の一騎打ちです。



田口節子選手は1・1・5着でトライアル2位通過。

クイーンズクライマックスは
9年ぶり2回目の優出となりました。

12年大村での第1回大会で
優勝戦1号艇でイン戦2着に終わってから9年。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-11428747263.html
ようやく雪辱の舞台にたどり着きました。

【田口節子選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 トライアル1位→優勝戦2着
13年※
14年
15年
16年
17年 トライアル12位
18年※
19年 トライアル12位
20年 トライアル9位
21年 トライアル2位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが10回目の優出。

19年の蒲郡レディースチャンピオン以来、
約2年4カ月ぶりの女子ビッグ優勝戦です。

【田口節子選手 女子4大レース優出歴】
05年 大村レディースチャンピオン(3着)
11年 三国レディースチャンピオン(優勝
12年 多摩川レディースチャンピオン(優勝
12年 若松レディースチャンピオン(4着)
12年 大村クイーンズクライマックス(2着)
16年 津レディースチャンピオン(3着)
18年 桐生レディースチャンピオン(5着)
19年 児島レディースオールスター(2着)
19年 蒲郡レディースチャンピオン(5着)
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は2号艇で登場。

クイーンズクライマックス初制覇と、
12年レディースチャンピオン以来となる
久々の女子ビッグレース優勝を狙います。

ちなみに岡山支部はクイーンズクライマックス
10大会連続で優出者を輩出。
これは全支部で唯一の記録です。

【岡山支部 クイーンズクライマックス優出者】
12年 田口節子②
13年 寺田千恵④
14年 守屋美穂④
15年 寺田千恵③
16年 寺田千恵④
17年 寺田千恵②
18年 寺田千恵④、守屋美穂⑥
19年 寺田千恵③、守屋美穂⑥
20年 守屋美穂⑤
21年 田口節子、守屋美穂
(※〇内の数字は優勝戦着順)

しかしまだ一度も優勝ができていない岡山支部。

地区別で見ても関東2V、東海1V、
近畿2V、四国2V、九州2Vで、
意外にも中国地区だけまだ優勝者が出ていません。

今年こそ岡山支部にティアラが渡るのでしょうか。



渡邉優美選手は3・4・1着でトライアル3位通過。

クイーンズクライマックスは
初出場・初優出となりました。

昨年はシリーズ戦で優勝戦5号艇に乗って4着に入っており、
"大晦日2年連続優出"となっています。

福岡勢3人のなかからただ一人優出を果たし、
地元の牙城を守った渡邉選手。

福岡支部は18年レディースチャレンジカップから
女子ビッグレースで優出者を出し続けており、
これで実に14大会連続となっています。

【渡邉優美選手 クイーンズクライマックス成績】
12年
13年
14年※
15年※
16年※
17年※
18年※
19年※
20年※
21年 トライアル3位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが2回目の優出。

今年の女子PGⅠ2大会でいずれも優出したのは、
渡邉選手と遠藤選手の2人だけです。

【渡邉優美選手 女子4大レース優出歴】
21年 浜名湖レディースチャンピオン (3着)
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は3号艇で登場。

15年福岡大会の川野芽唯選手に続く
クイーンズクライマックス史上2人目の地元Vを狙います。

ちなみにクイーンズクライマックス初出場初Vは、
12年の三浦永理選手、
15年の川野芽唯選手、
19年の今井美亜選手の3人。

三浦選手と今井選手は3号艇での優勝でした。
今年は渡邉選手が赤いカポックで魅せるのでしょうか。

渡邉選手はいま29歳3カ月
クイーンズクライマックス6人目の
29歳ウィナーが誕生するのか注目です。



遠藤エミ選手は2・4・3着でトライアル4位通過。

クイーンズクライマックスは
6年連続6回目の優出となりました。

優出6回は寺田千恵選手と並んで大会最多タイ。
6年連続優出は大会史上最長記録となっています。

【遠藤エミ選手 クイーンズクライマックス成績】
12年※
13年※
14年※
15年 トライアル7位
16年 トライアル5位→優勝戦6着
17年 トライアル1位→優勝戦1着
18年 トライアル3位→優勝戦2着
19年 トライアル1位→優勝戦2着
20年 トライアル6位→優勝戦3着
21年 トライアル4位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが16回目の優出。

昨年のクイーンズクライマックスから
女子ビッグレース5大会連続優出です。

また女子ビッグレース年間4優出を達成。
これは18年の山川美由紀選手、19年の遠藤エミ選手、
20年の小野生奈選手に続いて4件目の記録です。

【遠藤エミ選手 女子4大レース優出歴】
16年 津レディースチャンピオン (4着)
16年 大村レディースチャレンジカップ (優勝
16年 平和島クイーンズクライマックス (6着)
17年 芦屋レディースチャンピオン (6着)
17年 下関レディースチャレンジカップ (優勝
17年 大村クイーンズクライマックス (優勝
18年 平和島クイーンズクライマックス (2着)
19年 児島レディースオールスター (3着)
19年 蒲郡レディースチャンピオン (6着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (優勝
19年 徳山クイーンズクライマックス (2着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (3着)
21年 芦屋レディースオールスター(2着)
21年 浜名湖レディースチャンピオン (優勝
21年 多摩川レディースチャレンジカップ (優勝
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は4号艇で登場。

17年大村大会でのパーフェクトVに続く
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12340848516.html
クイーンズクライマックス2回目の優勝を狙います。

もし優勝となれば8月の浜名湖レディースチャンピオンと
11月の多摩川レディースチャレンジカップに続く
女子ビッグレース3連覇の偉業で、
女子ビッグレース年間3冠という史上初の記録に。

イン戦3連敗という屈辱的な大会となった今節ですが、
最後に底力を見せて締めくくりたいところです。

遠藤選手は今年の獲得賞金が現在5772万5000円
もし優勝して1500万円を加算すれば、
01年に寺田千恵選手が記録した
6721万5000円の女子年間獲得賞金最高額を
20年ぶりに更新することになります。



守屋美穂選手は3・2・4着でトライアル5位通過。

クイーンズクライマックスは
4年連続5回目の優出となりました。

【守屋美穂選手 クイーンズクライマックス成績】
12年※
13年 トライアル10位
14年 トライアル6位→優勝戦4着
15年
16年※
17年※
18年 トライアル5位→優勝戦6着
19年 トライアル2位→優勝戦6着
20年 トライアル2位→優勝戦5着
21年 トライアル5位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが10回目の優出。

今年は2月のレディースオールスターで準優5着敗退、
8月のレディースチャンピオンで準優3着敗退、
11月のレディースチャレンジカップで予選10位敗退と、
大舞台では苦戦してきましたが、
最後にさすがの走りを見せて優出しました。

【守屋美穂選手 女子4大レース優出歴】
14年 下関レディースチャレンジカップ (5着)
14年 住之江クイーンズクライマックス (4着)
18年 芦屋レディースチャレンジカップ (優勝
18年 平和島クイーンズクライマックス (6着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (3着)
19年 徳山クイーンズクライマックス (6着)
20年 多摩川レディースチャンピオン (2着)
20年 蒲郡レディースチャレンジカップ (6着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (5着)
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は5号艇で登場。

ティアラ初戴冠を目指します。

これまでクイーンズクライマックスの優勝戦は
4回走って4・6・6・5着の守屋選手。
今年こそ見せ場を作りたいところです。



平山智加選手は4・5・1着でトライアル6位通過。

クイーンズクライマックスは
2年連続5回目の優出となりました。

【平山智加選手 クイーンズクライマックス成績】
12年 トライアル11位
13年 トライアル1位→優勝戦1着
14年 トライアル2位→優勝戦5着
15年※
16年 トライアル6位→優勝戦5着
17年
18年
19年
20年 トライアル3位→優勝戦4着
21年 トライアル6位→優勝戦?着
(※はシリーズ戦出場)

女子ビッグレースはこれが12回目の優出。

11月のレディースチャレンジカップに続く
女子ビッグレース連続優出です。

【平山智加選手 女子4大レース優出歴】
11年 三国レディースチャンピオン(2着)
12年 若松レディースチャンピオン(3着)
13年 鳴門レディースチャンピオン(3着)
13年 芦屋クイーンズクライマックス(優勝
14年 三国レディースチャンピオン(3着)
14年 下関レディースチャレンジカップ(2着)
14年 住之江クイーンズクライマックス(5着)
16年 平和島クイーンズクライマックス(5着)
20年 多摩川レディースチャンピオン(優勝
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (4着)
21年 多摩川レディースチャレンジカップ (3着)
21年 福岡クイーンズクライマックス

明日の優勝戦は6号艇で登場。

もし優勝となれば13年芦屋大会に続いて2回目

同期の松本晶恵選手が持つ
クイーンズクライマックス2Vの記録に並びたいところです。

15年の福岡クイーンズクライマックスでは
シリーズ戦で優勝している平山選手。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12112398787.html
今年は12Rの優勝戦で頂点を狙います。









続いて話題はGⅢシリーズ戦へ。

準優3個レースの結果は以下のとおり。

【準優8R結果】
1着 ②大橋栄里佳 2コース ST.03
2着 ③高憧 四季 3コース ST.01

3着 ⑤長嶋 万記 5コース ST.08
4着 ④富樫 麗加 4コース ST.06
5着 ⑥實森 美祐 6コース ST.06
F  ①中田 夕貴 1コース ST+02
決まり手=差し

【準優9R結果】
1着 ①松尾 夏海 1コース ST.09
2着 ②薮内 瑞希 2コース ST.13

3着 ③藤崎小百合 3コース ST.12
4着 ⑤平田さやか 5コース ST.11
5着 ④五反田 忍 4コース ST.11
6着 ⑥島田なぎさ 6コース ST.14
決まり手=逃げ

【準優10R結果】
1着 ①松本 晶恵 1コース ST.07
2着 ③堀之内紀代子3コース ST.11

3着 ⑥川野 芽唯 6コース ST.14
4着 ②高田ひかる 2コース ST.18
5着 ④山下 友貴 4コース ST.02
落水 ⑤櫻本あゆみ 5コース ST.12(賞典除外)
決まり手=逃げ

8Rは①中田選手がインからプラス02のF。
2コースから差し切った②大橋選手が1着、
3コースからまくった③高憧選手が2着に入り、
2連単②③で810円の4番人気決着に。

9Rは①松尾選手がイン逃げ快勝。
2番手争いは②薮内選手が制し、
2連単①②で400円の2番人気決着となりました。

10Rは④山下選手がまくりを狙うも、
③堀之内選手がこれに抵抗し、
中枠2人が競り合う間に①松本選手がイン逃走。

2番手争いは⑤櫻本選手が先行するも、
2マーク旋回後に大きくバランスを崩して落水。
2着には③堀之内選手が入り、
2連単①③で460円の2番人気決着に。





シリーズ戦の優勝戦メンバーが決まりました。

【優勝戦11R出走表】
①松本 晶恵 (優出114回目、優勝20回、シリーズ戦2優出)
②松尾 夏海 (優出16回目、優勝0回、シリーズ戦初優出)
③大橋栄里佳 (優出7回目、優勝0回、シリーズ戦初優出)
④薮内 瑞希 (優出2回目、優勝0回、シリーズ戦初優出)
⑤堀之内紀代子(優出81回目、優勝7回、シリーズ戦3優出)
⑥高憧 四季 (優出2回目、優勝0回、シリーズ戦初優出)

V歴のない選手が4人も勝ち上がり、
フレッシュな顔ぶれでの優勝戦に。

松尾選手、薮内選手、高憧選手は
シリーズ戦初出場・初優出。

大橋選手、薮内選手は予備からの
繰り上がり出場で優出となりました。



松本晶恵選手は1・1・2・3・2・2・4・①着。

女子賞金ランキング16位に終わって
6年連続出場中だったクイーンズクライマックスの切符を逃し、
7年ぶりにシリーズ戦回りとなった松本選手。

底力を見せつけるような走りを披露し、
シリーズ戦は14年(5着)に続いて2回目の優出となりました。

明日の優勝戦は1号艇で登場。

松本選手の優勝戦1号艇は過去20回あり、
4・1・1・1・1・1・1・4・3・1・
1・1・2・1・1・2・1・1・1・1着

20戦15勝で1着率75%の好成績です。

16年と18年にクイーンズクライマックスを制して
大晦日の優勝を2回経験している松本選手。

昨年11月の多摩川オールレディース以来となる
約1年1カ月ぶりの優勝を飾って
21年シーズンを締めくくるのでしょうか。



松尾夏海選手は4・2・4・1・2・1・①着。

これで鳴門オールレディース(6着)、
桐生ヴィーナスシリーズ(3着)、
びわこオールレディース(4着)、
丸亀一般戦(4着)に続く5節連続優出となり、
自己ベストをまたひとつ更新。

今年は1~8月が優出ゼロでしたが、
9月以降は7節走って6優出の快進撃。
年間6優出も自己ベスト更新となっています。

明日の優勝戦は2号艇で登場。

通算16回目の優出でのデビュー初Vを狙います。



地元の大橋栄里佳選手は3・1・3・1・6・2・①着。

これが3月の若松一般戦(3着)に続く今年2回目の優出。
なお8月の芦屋ヴィーナスシリーズで
最終日中止のため優勝戦6号艇が幻となっており、
実質的には今年3回目の優出です。

明日の優勝戦は3号艇で登場。

通算7回目の優出でのデビュー初Vを狙います。

3日目に1分47秒1の今節最速ラップを出すなど
好パワーを見せているだけにチャンスは十分。

シリーズ戦史上初の地元Vとなるでしょうか。

【大橋栄里佳選手 優出歴】
12年4月 若松女子リーグ (6着)
15年1月 常滑オールレディース (6着)
17年4月 唐津ヴィーナスシリーズ (3着)
20年1月 常滑オールレディース (5着)
20年11月 多摩川オールレディース (6着)
21年3月 若松一般戦 (3着)
21年12月 福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦



薮内瑞希選手は2・3・4・1・4・2・②着。

今節手にしたモーター63号機は、
8月のお盆レースで大山千広選手が優勝したモーター。
注目機をハイパワーに仕上げて勝ち上がってきました。

これが19年6月の丸亀オールレディース以来、
約2年6カ月ぶりとなる通算2回目の優出です。

明日の優勝戦は4号艇で登場。

予備4位から繰り上がって
急遽巡ってきたシリーズ戦初出場のチャンスで、
デビュー初Vを掴み取るのでしょうか。



堀之内紀代子選手は3・1・3・4・2・3・3・②着。

昨年9月に福岡オールレディースで優勝するなど
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12623526617.html
当地3節連続優出中だった堀之内選手が、
さすがの福岡巧者ぶりを見せて勝ち上がってきました。

シリーズ戦は12年(4着)と19年(4着)に続く3回目の優出。

シリーズ戦3優出は山川美由紀選手、
長嶋万記選手、竹井奈美選手と並んで
大会最多タイ記録となっています。

明日の優勝戦は5号艇で登場。

昨年10月の津オールレディース以来となる
約1年2カ月ぶりの優勝を狙います。



高憧四季選手は6・2・1・6・1・2・②着。

今年2月のびわこヴィーナスシリーズに続く
通算2回目の優出となりました。

高憧選手は先日のレディースオールスターファン投票で
34位に入って初出場を決めるなど人気上昇中。

また22年の住之江フレッシュルーキーに
初選出されるなど注目度もうなぎのぼりの状態。

今節はそんな期待に応えるような走りで、
大器の片鱗を見せつける一節となりました。

明日の優勝戦は6号艇で登場。

19年5月のデビューから約2年7カ月、
22歳の新星が初優勝を狙います。






というわけで大会5日目を終えた
「第10回クイーンズクライマックス&シリーズ戦」

いよいよ大晦日の決戦を残すのみとなりました

これまでの9大会を振り返ると、
両優勝戦ともに1号艇が勝ったのは
14年住之江大会、16年平和島大会、
20年浜名湖大会のわずか3回だけ。

今年はどんな結末が待っているのでしょうか。


【クイーンズクライマックス 歴代優勝者】
12年 三浦 永理(静岡) 3コースまくり差し
13年 平山 智加(香川) 1コース逃げ
14年 日高 逸子(福岡) 1コース逃げ
15年 川野 芽唯(福岡) 4コース恵まれ
16年 松本 晶恵(群馬) 1コース逃げ
17年 遠藤 エミ(滋賀) 1コース逃げ
18年 松本 晶恵(群馬) 1コース逃げ
19年 今井 美亜(福井) 3コースまくり差し
20年 平高 奈菜(香川) 1コース逃げ

【クイーンズクライマックスシリーズ戦 歴代優勝者】
12年 池田 浩美(静岡) 1コース逃げ
13年 山下 友貴(静岡) 2コース抜き
14年 中谷 朋子(兵庫) 1コース逃げ
15年 平山 智加(香川) 1コース逃げ
16年 川野 芽唯(福岡) 1コース逃げ
17年 廣中智紗衣(東京) 3コースまくり
18年 塩崎 桐加(三重) 4コースまくり
19年 平田さやか(東京) 5コース差し
20年 海野ゆかり(広島) 1コース逃げ


【クイーンズクライマックス 優勝戦賞金額】
1着 1500万円
2着 650万円
3着 430万円
4着 300万円
5着 250万円
6着 200万円

【シリーズ戦 優勝戦賞金額】
1着 200万円
2着 90万円
3着 70万円
4着 57万円
5着 51万円
6着 47万円



なお今節ここまで5日間の売上は128億7041万4100円

昨年は5日目終了時点で約119億円で、
最終日に約51億円を上積みして
節間約170億円の大会最高額となりましたが、
今年はその記録を上回りそうな勢いです。








【'21 女子賞金ランキング】 (12/30現在)
(※★はクイーンズクライマックス優出メンバー、
 ☆はシリーズ戦優出メンバー)

1 遠藤 エミ 57,725,000円★
2 平高 奈菜 49,784,000円★
3 守屋 美穂 40,771,000円★
4 渡邉 優美 39,194,266円★
5 小野 生奈 38,205,266円
6 田口 節子 38,203,000円★
7 平山 智加 36,188,000円★
8 細川 裕子 34,094,739円
9 西村美智子 33,889,739円
10 寺田 千恵 31,439,000円
11 大山 千広 31,017,000円
12 海野ゆかり 30,484,000円
13 三浦 永理 29,451,000円
14 中川 りな 28,446,999円
15 松本 晶恵 28,415,739円☆
16 鎌倉  涼 27,301,739円
17 櫻本あゆみ 27,234,000円
18 中村 桃佳 26,621,739円
19 長嶋 万記 26,537,000円
20 宇野 弥生 26,360,000円

27 堀之内紀代子24,065,000円☆
43 松尾 夏海 20,192,739円☆
52 高憧 四季 16,333,739円☆
64 大橋栄里佳 15,317,000円☆
78 薮内 瑞希 13,752,000円☆
(※昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓)

【'21 女子レーサー優勝回数】
優勝7回 遠藤
優勝6回 平高、守屋
優勝5回 田口、鎌倉
優勝4回 渡邉優
優勝3回 香川、小野
優勝2回 宇野、落合、平山、竹井、中川、大山
優勝1回 寺田千、淺田、五反田、池田浩、細川、土屋千、
       西村美、森、土屋実、高田ひ、中田、出口

【F休み中の女子レーサー】
倉持 莉々 12/4~1/2
金子 七海 12/4~1/2
大石 真央 11/11~1/9(F2、60日間)
香川 素子 12/14~1/12
坂野さくら 12/18~1/16
大橋 由珠 12/20~1/18
寺島 美里 10/22~1/19(F2、90日間)
中村かなえ 12/21~1/19
向井田真紀 12/25~1/23
浜田亜理沙 10/27~1/24(F2、90日間)
渡邉真奈美 12/26~1/24
石井 裕美 12/29~1/27

【F休み未消化の女子レーサー】
山下 奈緒 12/31~1/29
鈴木 成美 1/10~2/8
櫻本あゆみ★1/17~2/15
松本 晶恵★1/20~2/18
松尾 怜実 1/23~2/21
米丸 乃絵 1/26~2/24
大山 千広★1/27~2/25
池田 浩美★2/5~3/6(L休み)
松瀬 弘美 2/7~3/8
藤田 美代 2/7~3/8
奥村明日香 2/10~3/11
山本 梨菜 2/16~3/17

佐藤ほのか 2/16~3/17
堀之内紀代子★2/19~3/20
廣中智紗衣★2/28~3/29
西村美智子★2/28~3/29
水野 望美★2/28~3/29
高田ひかる★2/28~3/29
中田 夕貴★2/28~3/29
(※★は今節福岡出場メンバー。赤字は今日のF)

【女子レース斡旋停止】
藤原 菜希 11/21~2/20
大石 真央 1/10~4/9
香川 素子 1/13~4/12