WOMenらぼ編集部の森本です。
9月12日。
エン・ジャパンでは今年度2回目(1回目はコチラから)となる、WOMenらぼ主催の社内講演会を開催しました。本日は講演会レポートver.2 をお届けします!
講師にお招きしたのは、プロノバ株式会社代表取締役の岡島悦子さん。
三菱商事、ハーバード大でのMBA取得、マッキンゼー・アンド・カンパニーと、一見近寄りがたい経歴の方。ご本人はそんな経歴もネタに、場内を笑いの渦に包む話術の持ち主です。
先月も同じく岡島さんが講師となり実施した講演では、1~3年目を中心とした若手社員が参加。満足度97%、管理職への意欲は7割も上昇!と驚異的な成果が出ました。
この女性社員たちの熱を冷ましてはいけない。現場に戻って、上司たちとの温度差があっては意味がない!そんな想いを込めて、今回の対象は管理職(ご多分に漏れず、男性ばかり…)の社員たちです。
全国の拠点をつなぎ、200名近くの管理職社員が参加しました。
参加者の満足度は100%!
一体なにが管理職たちの胸に刺さったのか?開催後、参加者へ行なったアンケートをもとに、講演会の興奮をお伝えします。
特に参考になったポイント(複数選択可)
それぞれの項目を選択した社員の声は、コチラ。
>管理職が心がけること
○「期待を示すこと」。何か役割を与えるときやリーダー昇格時など、相手のやる気や覚悟を求めてしまいがちです。「お前なら出来る」という期待を伝えるコミュニケーションを意識して行なっていきます。
○メンバーへ何かを任せるにあたり、「本人の意思や意欲を重視しすぎるのはよくない」という話にハッとさせられた。確かにそれだとなかなか人選できないし、そういう踏み絵を踏ませるのは、何かあったときにマネジメント側が責任を取りたくないからじゃないか、と気づいた。
○「管理職が不幸自慢しすぎ」というのも、まさに!と思い、反省しました。ポジションを得ることで、顧客に与える価値が大きくなるし、仕事の面白みも増すので、プラス面を前に出していきたいと思います。
>女性のキャリア開発(前倒しのキャリア®・タグ)
○前回の講演時(2014年7月)に「キャリアの前倒し」という話を聞いたので、昨年チャンスが来た際に迷わず手を挙げられました。おかげで昨年昇格し、現在リーダー職についています。仕事の幅・視野が広がりとてもやりがいを感じています。
○女性メンバーからのキャリア相談を受ける中、ライフイベントが多いため、中々適切な回答をしてあげることができていませんでした。キャリアの早い段階で様々な経験を積ませてあげること、タグを増やしてあげること。意識していきます。
○リーダー適性はあるのに、意志がない女性メンバーに対してタグの話をして、3回目の打診にチャレンジしてみようと思いました。
>「妙齢女性の10大疾病」とマインドセット
○10大疾病は思い当たるところが多かった。疾病を患う女性がダメなのではなく、そのような気持ちに至りやすい女性の働き方や生き方を理解し、活躍できる環境を整えることが重要だと感じた。
○10大疾病含めて、なぜそう思うのか?の理解が出来たので、改めてコミュニケーションの取り方を気にしたいと思います。
>多様性推進経営の本質とは
○「女性」「女性」ということに多少違和感を感じていました。女性活躍がゴールではなく、多様な視点を取り入れるための選択肢の1つ、とっかかりとして動き始めていることが非常に納得できました。
「女性に覚悟を問うのではなく、期待をかける」というフレーズが胸に刺さった管理職は多かったようです。
「前倒しのキャリア®」を実現するには「20代で3部署(ミッション)経験」という話では、「やっぱりソレかーーー」と苦悶の表情を浮かべる場面も。
どの上司たちも、育った社員は手放したくないものですが、人材輩出上司として名を馳せる方がもっと増えることを期待しています!!
講演会の冒頭で、管理職へのハッパをかける、女性役員。
最後に岡島さんを囲んで、一枚。
2年前の岡島さん講演会で示唆を得て、管理職へチャレンジして活躍中。そんな社員も参加していたようで、感慨深いものがありました。講演会で得た気づきが、どんな変化をもたらすのか楽しみです!
引き続き、WOMenらぼの活動にもご期待ください!
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