陶芸で失敗しやすい乾燥 | 陶芸教室に行かない陶芸の作り方

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陶芸で、最も多くの人が最初に失敗するのが
乾燥の工程なんです。( ̄▽ ̄;)!!ガーン



やはり、天候や湿度に左右される事になりますので
上手く、乗り切りたいですよね!



ということで、ちょっと復習の意味もありますが、
乾燥についてまとめました♪



参考にして頂き、失敗なく制作に励んでください。




【乾燥の基本】


期間 : 4日~1週間
場所 : 風通しのよい場所・室内可


※季節や天候によって異なります。


粘土の色が白っぽくなってくれば乾燥の合図。
表面を手で触れた際に湿気を感じなければ乾燥
していると言えるでしょう。



■作品全体をムラなく十分に乾燥させます。


乾燥中はほったらかしにせずこまめにチェックを。
均等に乾くように作品をひっくり返したり置く位置を
入れ替えたりすることも必要です。



作品の部分ごとに乾燥の進行具合が違うと、
ひび割れの原因になりかねません。



乾燥が早く進んでいる部分にはビニールを被せる
などしてペースを調節しましょう。



■ヒビ割れを防ぐには?


直射日光のもとで急乾燥させるとヒビの元。



はじめは陰干しを。室内でも乾燥させることができますが、
エアコンの風が一方向からずっと当たっているというような
ことがないように気をつけてください。




★乾燥についてよくあるQ&A★


Q:乾燥をさせていると変形するのですが、防ぐコツがあれば教えてください。



A:変形の原因には乾燥が均一に進んでいないことが上げられます。
  一方向からだけ光が当たっていないか、エアコンの風などが
  当たっていないか確認してください。ときどき場所や作品の
  上下を置き換えるのもひとつの手です。



Q:焼いていたら割れてしまったのですが、原因は何でしょうか?
  また、その予防方法も教えてください。


   
A:乾燥不足が考えられます。焼成を始める前に100℃に熱した
  オーブンの中に作品を入れてみて、庫内の空気が湿るようなら
  再度乾燥させてください。



私も陶芸を始めた時は、乾燥については
かなり失敗させながら、作品作りをしていたことを想い出します。



私の様に失敗することなく
天候を上手く味方に付けてくださいね。

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