陶芸作品がそもそもどういったプロセスで
作られるのか、その全体像をお伝えしたいと思います♪
基本的には、次の4ステップになります。
【オーブン陶芸の基本プロセス】
☆成形
オーブン陶芸専用の土を使って、自分の作りたい
作品の形に仕上げて行きます。
陶芸には、玉作り・ひも作り・タタラ作り・
くり抜き・電動ロクロ成形といった成形方法があり、
オーブン陶芸でも同様に、こういった成形技法で
作って行くんですよ。
☆乾燥
成形が終わると、一旦乾燥に入ります。
乾燥を適切に行うことで、この後の装飾と
焼成がとても上手く行きます。
教室などでも、せっかく綺麗に成形した作品の
乾燥を失敗して、ゆがんだり、ひび割れがしたり
しています。講座では、失敗しない乾燥法に
ついてもご紹介していますので、参考にしてください♪
☆装飾
さぁ!ここは、デザインの部分ですね。
あなた好みの作品に仕上げて行くのですが、装飾方法も
陶芸ならではの専門技術が多数あります。
例えば、刷毛目・しのぎ・掻き落とし・面取り・練り込み
象嵌・印花・彩色などなど。。
ここでは、詳しく紹介しませんが
オーブン陶芸といっても、通常の陶芸と同様の装飾技法を使い
作品の最終的な仕上げを行っていきます♪
ここは、とっても楽しい時間になります。
☆焼成
いよいよ緊張の焼成です。
陶芸の専用窯を使う事なく、
ご自宅のオーブンで行います。
だいたい、
温度 : 160~180℃
時間 : 目安として20~50分
※作品の大きさや厚みによって異なります。
で、完成することが可能です。
焼きあがったら、冷ました後に完成ですが、
食器として使う場合は、コート剤を塗って
もう一度、短時間(10~30分程度)再焼成します。
いかがでしょう?本格的な、陶芸の専門技術を
使いながらも手軽のオーブンで焼き上げる事が
出来ますので、理想的な陶芸技法と言えますね。
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