陶芸の道具 | 陶芸教室に行かない陶芸の作り方

陶芸教室に行かない陶芸の作り方

陶芸を自宅に居ながら体験して、楽しく作品を作っちゃおう

fさぁいよいよ本日から、陶芸を始める
ということを想定して、実践的かつ具体的な内容に入っていきますね。



まずは、お道具関係。
陶芸を始めるにあたって、高価な専用道具が多く必要だと思って
いませんか?実は、比較的手ごろな道具から始められるのですよ。



多くの人はできるだけ、節約してスタートして、土などに
お金を掛けて沢山作品を作りたいものですよね。そこで、
最低限何があれば始められるのかお伝えしますね。



【最低限これだけは揃えておきたい道具】


●タタラ板

粘土を均一に延ばし板状にしてから作品をつくる「タタラつくり」に
欠かせない道具。厚さ 2mmと5mmのものを数枚ずつ揃えて
おくと便利です。ホームセンターで丁度いい厚さの板を使いやすい
サイズにカットしてもらうのもよいでしょう。



●ワイヤー 

おもに粘土を切ることに使用します。タタラを切ったり、
ろくろから作品を切り離すのに使われます。自作する際は、
ワイヤーの両端に持ち手をつければ完成です。



●かや

陶土を型にはめる際などに使用します。布目を作品の
表面に押し付けて、凹凸のある模様をつくることにも。
ガーゼでも代用可能です。



●板

作業台にしたり、完成前の作品を乗せて持ち運んだりと、
1枚あると便利です。板の大きさや厚さはつくるものに
合わせてください。薄すぎると作品の重さでしなってしまうことも。



●ポンス

主に、粘土に一定の穴をあけることに使用します。
口径の大きさはいろいろ。用途に応じて使い分けます。



●カンナ

しのぎや装飾に用います。先端は丸型や三角型など
種類があるので用途によって使い分けましょう。



●ハリ

掻き落としなどの装飾、タタラ板の切断やしるし付けに使います。



●木ベラ

手びねりやたたらつくりをする際、成形を助ける道具です。
木製のヘラは粘土が付着しにくいので扱いやすくオススメです。



●かきベラ

削りの作業に用います。高台つくりや表面の成形に便利です。



●弓

ワイヤーが弓のように張られた道具。粘土を切るのに使います。
主に、器の口の高さを揃える際に使用します。



いかがでしょうか?



最近、スタートキットという様な便利なものを売られていますが、
あまり初心者には使わない物も多く含まれていたりします。



ぜひ、ムダの無い様に上手にお道具を取り揃えてくださいね。

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