「涙 ナ・ミ・ダ」 | 我が名は狼 天は未来を見つめ 地は過去を見つめ 人は現在を見つめる

我が名は狼 天は未来を見つめ 地は過去を見つめ 人は現在を見つめる

詩人-我が名は狼の世界へようこそ 私は、詩を書き続けて 約15

年以上を経つでしょうか? 言葉と文字に触れ合い そして 学ぶ

ことが沢山ありました。 これからもまだまだ 言葉と文字を心で

感じながら 詩を書いていきます。 

俺の時代は 終わったと俺は 俯(うつむ)き ながら歩き出す 
流行(はや)りの歌は俺には ついていけず 何が流行(はや)りなのかわからない

時間が無情にも流れて行き 俺が目指した夢さえを敗れ去り 今はただの男 
女一人 幸せにできず・・俺は女を不幸にしてきた俺に・・心に刃(やいば)を向ける
こんな俺を許して欲しいと願いながら

俺は 時代後れの歌を口ずさみ歩きだす あてもないところへ 

いつからだろう・・こんなに俺が俺を失ったのは 今の俺を見てお前は笑うだろうな
こんなに 落ちぶれたのだから  


俺は近所の公園を一人 ベンチに座り タバコを吹かして 空を見上げる
だんだんと日が落ち 夕暮れに変わる 時間の流れだけが過ぎていき
俺の時間は止まったまま動かない 

風に吹かれて・・近所で晩御飯の匂いがする いつの間にか ベンチに座り続けた俺に
時間が教えてくれる いつまで俺はここにいるのだろう 
暗く染まった空が 俺に尚(なお)いっそう 寂しくさせる

俺の時間は止まったまま 俺の時計は 針が壊れているから直せない 
心も壊れて すべて失った心が涙を流す 頬をつたっていく・・涙と一緒に・・
まるで 全てを流してくださいと懺悔(ざんげ)の涙・・を訴えているみたいに

俺は家路に向かう・・肌寒い夜の中 俺は一人で 来た道を戻り 
冷たい風と冷たい雨が降りだした 俺の悲しみの涙みたいに・・

悲しみは・・いつまでも どこまでも 俺に涙を流させる・・・