「改悪入管法・永住権取消に抗議する天神パレード」参加しました。 | 明日のわたしへ

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「改悪入管法・永住権取消に抗議する天神パレード」参加しました。

 5月26日(日) 、福岡市天神の警固公園に13時半集合、14時天神パレード出発でした。このパレードは、若い人たちが呼びかけて集まることになりました。確かに若い人が9割。しかも日傘さしている人は一人もいなくて、帽子もかぶらず、肌も露出。今日は特に暑いので、羨ましいと思いつつ、今の時代、紫外線は怖くないのかと余計な心配。。。わたしは、日焼け止めにマスク、キャップ、サングラス、アームカバーという厳重装備。割と重い紫外線アレルギーなので、この時期、この時間の屋外行動は命がけです。冗談でなく。でも、日傘は危ないので、パレードのときはリュックにしまいました。

 パレードの前に、主催者からこの日の趣旨説明、多様性配慮への案内、差別行為についての注意、コースの説明などがありました。そして、興味深かったのが、このパレードではシュプレヒコールはしませんというもの。コーラーがシュプレをして、みんながあと付けするという従来のやり方ではなく、数人でスピーチをまわすというのです。そのためのスピーカーを募りました。ハンドマイクや横断幕を持つ人も、その場で募りました。スピーチの原稿は主催者が準備しているので、突然、この場でスピーカーをすることになっても大きな無理はありません。よく考えているなぁ。最近のワカモノ、やるじゃん! 

 プラカードもたくさん準備してありました。それぞれ、好きなプラカードを持って、パレードが出発しました。静かに歩く人たちの中から、「わたしたたちは・・・」とひとりが短いマイクスピーチをして、次の人がまた短いスピーチ。交代で短い意見を表明していく感じでした。静かで、でも、しっかりとした主張のあるデモンストレーションでした。

 若い人たちはデモではなくパレードという言い方をしたがりますが、あのシュプレヒコールが嫌われているんでしょうね。「デモ=特別な人」という印象を払拭したい気持ちな理解します。でも、やっぱり、街頭で政治批判したり、社会にも物申すのは普通の人はやらないというのが、フツーの感覚だと思います。それにそんなに普通でいることが大事なのかなとも思います。ま、普通になれないわたしが言ってもな、でしょうけど。

 公園を出て、車の多い道路を歩くと、照り返しが強く、普段のコースよりも短いパレードでしたが、かなり疲れました。パレードを終えて、公園に戻ってくると、飲み物と塩飴まで準備されていました。飲み物とはスポーツドリンクと呼ばれるあれです。紙コップに少しづつ入れて配っていました。ふだん、飲むことのない甘い水と甘い飴が嬉しかったです。カンパのお願いがありました。デモ申請で2400円、他にもいろいろかかっているので、次に繋ぐためにもお願いしますと。

 いろんなことに気を使いながら実行された、改悪入管法・永住権取消に抗議する行動、わたしたちよりずっと民主主義教育を受けて、新しい人権感覚を身につけた若い人たちが、これからどんなふうに社会を作っていくのだろうと楽しみになる行動でした。みなさま、ありがとうございました。

 

画像ですが、パレードのときはすでに疲れ気味で、隊列から移動できず、あまり撮影できませんでした。

 

画像 公園の芝生のベンチのところにプラカードがたてかけられている
「FUK AGAINST GAZA GENOCIDE」
「REMEMBER Wishme Sandameli 33 years old from Sri Lanka 2021.3」

同じくプラカード。「入管法改悪反対」など。

プラカード。「CITIZENS AGAINST RACISM」「永住許可を取り消さないで!」など。

二人で横断幕を持っている。「入管法改悪NO 永住許可取り消しNO」

のぼり。「入管難民法水惠反效! 難民審査は東三者機関で!! 肉球新党 猫の生活が第一」

芝生のベンチの上にプラカードが置いてある。「日本うまれ 育ちやねん!」

同じくベンチの上のプラカード。「日本うまれ 育ちやねん!」のほかは重なっていて不明。

パレードで街頭を歩く人ったい。プラカードを高くかかでている。

大通りを歩く人たち。「人種主義くたばれ」などのプラカード。