【報告】5・10福岡 虐殺やめろ!パレスチナに自由を!ひとりからでもスタンディングデモ | 明日のわたしへ

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【報告】5・10福岡 虐殺やめろ!パレスチナに自由を!ひとりからでもスタンディングデモ

5月10日、18時半から20時までのスタンディングに、1時間、参加しました。昼間は汗ばむ気温でしたが朝晩は長袖でないと寒い日でした。このデモは若い人が呼びかけていて、参加者も若い人が多いです。ジジババばかりのデモに参加していると、どうしても「これまで通り」という形のデモになりがちですが、若い人たちは新しいスタイルを考え、試して、なんとかもっと参加者を増やそうと努力していることが感じられます。また、人権感覚も違い、多様な人たちが集まりやすいようにと、グラウンドルールなども自分たちで考えて実行しています。と、告知のときにも書いたことですが、先輩方にもこういうルールが広がったらいいなと思っています。画像にARTなど説明書きを添えることも最近のことですよね。

福岡で毎週行われているこのスタンディングは、プラカードを持って立つだけというシンプルなものです。いつ来てもいいし、いつ帰ってもいいというルールで、この日も入れ替わりがあり、ごく自然に参加者が増えたり減ったりしました。プラカードの準備がすごい!何枚って数えなかったのですが、裏表が違い、文字だけやイラストだけのものもありました。「毎週作っていたら溜まってしまった」と呼びかけ人さんは笑いながら言います。わたしが帰るまでに参加者は10人を超えていました。通りがかりにたくさんのプラカードを見て、話し込む人もいましたが、多くの通行人は無関心です。「金曜日だし、どこかに飲みにいくのよね」と悔しそうに言う参加者がいました。

帰宅して、「みんな無関心なんだよ。どうすれば、大虐殺で消えていくたくさんの命のことを気にかけてもらえるんだろう」と家族に愚痴ったら、「この国の人たちも消えてしまいそうだよ。よその国のことまで気にかけられないんだよ」と言われてしまいました。確かに余裕がないよね。どんどん物価があがって、賃金が追いつかない。福祉も減らされるばかり。でも、日本政府はイスラエルを支持しているんだから、決してよそごとじゃない。むしろ、わたしたちは加害者側なんだよ。せめて抗いたい。「それでも、あしたも抗議に行くよ」とわたしは家族に言った。

 

画像 パルコ前広場にプラカードを持って立つ人たち。「パレスチナ人の虐殺やめろ」「パレスチナに目をむけて」

わたしが持つのが「FREE PALESTINE」拳をつきあげるイラスト。

 

プラカードを持って立つ人たち。「虐殺やめろ」「今すぐ停戦」など。

 

像の立つ花壇のまわりにプラカードがたくさん。「STOP GENOCIDE in GAZA」など。

 

花壇のプラカード。「ガザからの避難と生活費のために!寄付」「QUEERS FOR PALESTINE」など。

 

暗くなってきた。最初の頃とメンバーが入れ替わっている。