「もし迷っているのなら思いとどまってほしい」 | 明日のわたしへ

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「もし迷っているのなら思いとどまってほしい」

アマプラで、韓国ドラマ「もうすぐ死にます」を観ました。レビューを書いたのでアップします。

 「ホテルデルーナ」でお気に入りになったイ・ドヒョンを観たくて視聴を始めた「もうすぐ死にます」でした。自死した主人公ソ・イングクが罰として12回転生させられるのですが、ものすごい拷問の連続、何度も殺されるシーンに耐えきれず視聴を断念しました。けれど、「サイコだけど大丈夫」を観て興味を持ったオ・ジョンセもゲストで出ると知って、頑張って視聴を再開しました。観て良かったです。

 

 やはり拷問はすごいのですが、「ボイス~112の奇跡~」の殺人鬼キム・ジェウクと「悪の華」殺人鬼キム・ジフンの対決が観られました。「エンタメだから」と自分に言い聞かせながら。。イ・ドヒョンさん、人を殺す役なの?と思いましたが、最後まではなく。オ・ジョンセさん、いい役者さんでした。いい役者といえば、ソ・イングクの母親役キム・ミギョンです。たくさんのドラマで様々な女性の役を演じていますが、その包容力になんとも癒やされ、かつ芯のある人間性に惚れます。

 

 最後の結末は、主人公の恋人の願い通りハッピーエンドでしたが、本当に自死した人たちのことを思いました。亡くなる人たちは、もう死ぬことしか考えられないほどに追い詰められているのだと思いますが、残された者たちがどれだけ苦しむのか。歌にある通り、「もし迷っているのなら思いとどまってほしい」と本当に思いました。

 

 歌手で俳優のチャ・ウヌさんが今年、「ENTITY」というミニアルバムをリリースしましたが、公演でその中の「WHERE AM I」を歌う時に涙してしまい、しばらく歌えなくなるということがありました。昨年亡くなったムンビンさんのことを思ってしまったのだろうと言われています。チャ・ウヌさんは親友ムンビンさんが亡くなってからずっと辛そうでした。「もうすぐ死にます」の最終話で、このことを思い出してしまい、わたしも涙が止まりませんでした。

 

画像はアマプラのスクリーンショットです。「もうすぐ死にます」「地獄行き間際のイジェが12回の死と生を経験することになる転生ドラマ」と書かれています。イジェと「死」他の登場人物の画像も。