明日のわたしへ

明日のわたしへ

昨日のわたしが今日のわたし、明日のわたしとは限らない。だから、わたしは明日のわたしに記録を送る。
⭐︎「白い狼のため息」の過去ページをこちらに移しました。

映画「アギト−超能力戦争−」を観ました。

 「アギト−超能力戦争−」は監督・田崎竜太、脚本・井上敏樹、主演・要潤による仮面ライダー生誕55周年、「仮面ライダーアギト」25周年記念の映画作品。監督も脚本も特撮好きには逃せない布陣だ。Tジョイ博多で観ました。

2026年製作/97分/PG12/日本 配給:東映 劇場公開日:2026年4月29日

 映画は、25年前の不可能犯罪事件の再来からはじまる。一つの遺体に凍死と焼死の事象。しかし警視庁では、かつて不可能犯罪対策で活躍した「Gユニット」が「もう不可能犯罪は起こっていない」として解散・葬られようとしていた。断固として反対するかつてのGユニット 管理官・小沢(藤田瞳子)は孤立していた。(ううう、小沢さん、他のドラマでは時々観ていましたが、ホント、アギトに帰ってきてくれて嬉しいです。)
 小沢は「氷川誠が必要」とえん罪(?)で刑務所にいる氷川(要潤)の移送を企てる。しかし、氷川は「元警察官」であることから刑務所受刑者から激しい「いじめ」を受けていた。(氷川さん、年齢も重ねて身体ががっしりして、正にアメリカンヒーローな体型。)
 小沢はかつての同僚・尾室 隆弘(柴田明良)に賛同を求めるが、尾室は上官になっており同意できない。(今回も小沢さんにさんざんな扱い受けて哀れです。)
 同じく北條 透(山崎潤)に協力を求めるが断られる。(いつまでも頑固。でも、今回は悲しい役どころに同情票3票、さらに後半の活躍に+5票。)
 そして、チラ顔見せでしたが、美杉先生、魚魚ちゃん、太一もレストラン「アギト」でお食事中出演、(あざーっす)。
 お店で活躍するのは、津上翔一・アギト(賀集利樹)。すでにアギトのちからを失ったと言うが、、、。(変わらぬ満面の笑顔。テレビシリーズでは主役アギトと言うより癒やし担当だった。)

 映画では、たくさんの不可能犯罪が発生し、それは突然、超能力に目覚めた「ギル・アギト」によるものと認定され、Gユニットが出動するも次々に返り討ちにあい、市民も多くの人たちが犠牲になっていく。小沢たちの氷川脱獄作戦は失敗するも、津上の機転で氷川は無事脱獄し、25年ぶりにGシステムでG7に変身する、、、。(氷川誠がこんな久しぶりに変身して戦えるわけないだろと思わなかったのは、刑務所脱獄前にある受刑者を怒りに任せてぼこぼこにするシーンがあったらだと思う。この格闘シーンは迫力あった。相手役もなかなか大きかったが氷川の身体は筋肉質でかなり大きく感じた。うん、鍛えてきたなって感じ。その体感が後の変身シーンにリアリティをもたせたのではないだろうか?とにかく、氷川誠はカッコよかった。)
 新人の葵 るり子・仮面ライダーG6(ゆうちゃみ)は立ち位置はわかったけど、やはり演技が固くて感情移入できなかった。すらりと背が高く元気がいいけど、これからに期待といったところか。

 この超能力戦争をしかけたのは誰か。超能力者たちは何が目的で虐殺するのか。どうして人間がギル・アギトになったのか。
 「『進化』とは誰かの手によってなされるものではない。何度も困難を乗り越え、自分を乗り越え、達成されるものだ!」
 この氷川誠の言葉は、アギトのような超能力者にはなれなかったが仮面ライダーとして必死で戦ってきた氷川誠だから出てくる言葉だ。映画ではアギトは十分な力を出しきれなかった。そこで氷川は自分がどうなっても敵を倒すという覚悟を見せる。超能力者たちを生み出した医師・木野薫・アナザーアギト( 樋口隆則)とは永遠に分かり合えない。

 カッコ良くなった氷川誠だが、ちゃんと「ほらほら、氷川さん・・・」と津上翔一とのやりとりも盛り込まれ、同窓会としても初めて観る特撮としても優れた映画だったと思います。

 









 

「移住労働者と共に生きるネッワーク・九州」総会の安田浩一さんの講演を聞きました。

2026年5月16日(土)午後2時から福岡市中央区のカトリック大名町教会会議室が会場でした。5月なのに福岡ではすでに30度超えの日が出ており、この日も27、28度。紫外線UVレベルが10中9レベル予想で、紫外線アレルギーの身としては外出を控えたい時間でしたが行ってきました。

会場は30分前なのに、もうほとんど席が埋まっていました。福岡の集会は遅れて集まるのが「常識」なのに、なんだかすごい熱気?

定刻に開会して、司会者がネットワーク九州の紹介をして、すぐに安田浩一さんのお話が始まりました。レジュメは配られていましたが、お話は非常に自由に思いつくまま、様々なエピソードを紹介していく感じでした。

ヘイトスピーチという言葉は以前にはなく、2013年5月の朝日新聞が使ったのが初めてだった。ヘイトスピーチと「罵倒」の違いは何か。下品で下劣な罵倒でもどれだけならばヘイトスピーチとは言わない。罵倒に人種、性別、年齢、宗教、民族など所属を理由にしたらヘイトスピーチだ。所属による差別は不平等を生む。在留資格「経営・管理」改正で3000万円の資本が必要という。外国人だけ。これは外国人差別。レイシズムだ。茨城の不法滞在者通報制度、これは外国人いじめだ。わたしたちが普段食べているものを誰が作っているのか。外国人だ。わたしたちが着ているものは?外国人です。

2005年に初めて技能実習生を取材した。岐阜県だった。とんでもない山の中の暖房のない家で、ダウンコートを着て仕事をし、食事をして眠っている。暖房はない。寝るだけなのだから必要ないのだと雇用者は答えた。時給は僅か200円。当時、日本人は750円だった。こんな労働環境、賃金で働いている外国人が高価なブラウスを縫っていた。2006年にはトビとして働く技能実習生を取材したが、彼は仕事を辞めて国に変えるという時に雇用主に預けていた貯金通帳を返してもらって驚いた。あまりにも少なくて、このままでは帰国できない。時給450円だった。しかしこのままではオーバーステイになるので、栃木で別の仕事についた。しかし、ある日、警察の職務質問にあい逃亡、民家に入り込んだところを追い詰められ、警官に射殺された。警官もはじめての「犯人」を追い詰める仕事で怖かったのだろう。外国人たちは、とても理不尽な就業規則と低賃金で働かされている。ストライキするな、揉め事起こすな、妊娠するな、破ればクビという規則だ。逃げて当たり前。(孤立)出産、仕方がない。どうして外国人がこんな仕事をしているのか。汚い仕事、辛い仕事を日本人がしなくなったからだ。

今、起こっていることを話したい。以前は旭日旗や日の丸を掲げてヘイトスピーチをするデモが街頭でよく見られた。その参加者たちは見るからにヘイトスピーチをする人に見える人ばかりだった。ヘイトスピーチのバッジをつけていた。しかし、最近のヘイトスピーチデモは違う。子どもを連れた女の人、ベビーカーを押した女の人、若い青年、高齢者、みんな「普通の人」だ。これは怖い。いつ、隣の人がヘイトスピーチを叫び出すのかわからない。隣の人が「殺せ」「ゴキブリ!」と言うかもしれない怖さ。そして、外国人差別をする人は女性差別も障害者差別も何でも差別する。

安田さんのお話のあと、質疑があり、そこで安田さんが話したことが一番心に残りました。どうして偏見や差別がいけないのか。それは差別は人を殺すからです。1923年関東大震災の時、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマが流れ、官憲や自警団などが関東各地で多数の朝鮮人を殺傷する事件になった。差別は人を殺す。だから止めなければいけないんです。

先のお話の中でも、
「どうして差別するのか」とレイシストと対話、説得を試みる人もいるが、自分も以前は試みたが、今はもうしない。まず止めるべきだ。だって今、そのヘイトスピーチを聞いて傷ついている人がいるんだ。まず止めるべきだ。
とおっしゃっていました。安田さんは、色んな取材で出会った人たちから受け取った思いや傷を胸に闘っている人なんだなと思いました。

★上の文章は、わたしが聞いてメモしたことをまとめました。録音もしていないし、この通りに安田さんは話していないかもしれません。そういう個人の感想の一環とお考えください。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊坂幸太郎先生の「アヒルと鴨のコインロッカー」創元推理文庫(363ページ)を読みました。


わたしは人の名前に先生を付けることはないのですが、ついに付けることになりました。それほどこの本はわたしに動揺を与えたのです。


アヒルと鴨なんてタイトル、コメディなんだろうかと思いつつ読み始めたのに、初っ端から、入学したばかりの大学生が隣人の書店強盗を渋々手伝うのが現代。2年前に遡って別の場面、ペットショップに勤める若い元気な女性と同棲するブータン人がペット殺しを遊戯とする3人組と出会って命からがら逃げる。2年前と現代が、かわるがわる描かれる。


伊坂先生のお話にはいつも美しい人間が登場する。この本、映画にしたら誰がやるんだろうとつい妄想の世界へ誘われる。出たよ、見目麗しい傲慢なプレイボーイ。これがペットショップの女性の元彼氏。ペットショップには冷淡でサイボーグのような見目麗しい女性店長もいる。ペットショップ店員も正義感強くて魅力的。大学生も臆病で普通ぽくて可愛い。それぞれの人物がとても興味深い。でも今回はブータン人が気になった。ブータンに行ってみたいと思った。


とにかく、ペット殺しの内容が物凄くて、これ、こんなことやる奴は人間じゃない!ぶち殺してください、伊坂先生!てな気持ちになりました。そして、終幕、わたしは泣いてしまったのです。こんなことあるかよ、と。


でも「アヒルと鴨のコインロッカー」、どこかにあるんでしょうか。そこには神様がいるのでしょうか。20260514





ネットワーク・九州 講演会(

安田浩一さん講演)


アメリカのトランプ政権をはじめヨーロッパ諸国においても嵐のような「排外主義」が広がってきています。日本においても昨年の参議院選挙で「日本人ファースト」を掲げる政党が多くの議席を占めるようになり、更に今年の衆議院選挙では高市首相が率いる自民党が多くの支持を得て排外主義的な政策を次々とおし進めつつあります。

また全国各地でヘイトスピーチをはじめとする排外主義的な活動が多発しており、福岡県においてもイスラム教モスクへの抗議活動やモスク建設への反対運動が行われています。このような「拝外主義」活動の状況の具体的な事例や問題点についてノンフィクションライターの安田浩一さんから報告していただき、現在の危機的な状況をいかに克服していくかについて共に考えたいと思います。


プログラム

  1. 開会の挨拶及びネットワーク九州の紹介(14:00~14:10)
  2. 安田浩一さん講演(14:10~15:40)
    「差別と偏見の現場を取材してーヘイトスピーチが壊すものは何か」
  3. 質疑応答・参加者による意見交換(15:40~16:00)
  4. 閉会の挨拶

※閉会後、ネットワーク・九州の会員による総会を20分程度開催します


◆講師 安田浩一さんのプロフィール

1964年静岡県生まれ。「週刊宝石」「サンデー毎日」記者を経て2001年からフリーに。

事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続ける。

非正規雇用、外国人労働者、ヘイトスピーチ、ネット右翼など人権と差別を中心に精力的に取材・執筆をされている。

『ネットと愛国在特会の「間」を追いかけて』『外国人差別の現場』(安田菜津紀さんとの共著)『学校では教えてくれない差別と排除の話』など多数の著作がある。


とき:2026年5月16日(土)

   午後2時~4時30分

場所:カトリック大名町教会 4階

(福岡市中央区大名2丁目7-7西鉄グランドホテル前)

参加費:資料代として500円


主催:移住労働者と共に生きるネッワーク・九州

移住労働者と共に生きるネッワーク・九州(ネットワーク・九州)は、日本で暮らす移住者(外国人)の人権擁護に取り組む団体・個人によるネットワークです。

定例会による参加各団体・個人間の情報交換、講演会の開催、福岡入管や大村入国管理センターとの意見交換会などの活動をしています。

問い合わせ先:ネッワーク・九州(井上 TEL 090-7450-9805)

5.15 ナクバの日

イスラエルによる占領に抗し、パレスチナの開放を求めて 六本松 スタンディング

●5月15日(金)18:00~19:00

●六本松 福岡市科学館前

占領の終了を!

パレスチナの解放を!


🐺facebookで流れてきたチラシです。参加したかったのですが、別件会議のため叶いません。多くの参加者がありますように。