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明日のわたしへ

昨日のわたしが今日のわたし、明日のわたしとは限らない。だから、わたしは明日のわたしに記録を送る。
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「おかあさん」、「おかあさん」、娘の声がした。「ああ、夢か」、私は怖い夢を見ていたんだ。部屋に足がたくさんある黒い虫が何匹も現れて、気持ち悪いなと思っていると背中がモゾモゾしてきて、「いやー!」と叫んだ。黒い虫が私の背中にいる、気持ち悪い、不安、恐怖が広がる。前に黒い虫を見た時も嫌だったけど、こんなことになるなんてどうしたらいいのかと思いながら叫び続けていた。怖い夢だった。時計を見ると6時を過ぎたところ。家族が起きるのは6時45分だから、早すぎる。微妙に早い。娘よ、ごめん。


娘の出勤準備が整い始めた頃、「さっきはありがとう」と言ってみた。「珍しいね」と言われた。確かに、怖い夢を見て大声をあげるのは久しぶりだ。睡眠導入剤がなければ眠れない時期があって服用していたが、よく悪夢にうなされた。20年くらい飲んでいたけれど、ねこぞうが夜鳴きをするようになってからは導入剤を飲む意味がなくなりやめた。すると悪夢を見なくなった。


昨日、私のDIDについて、人に説明する必要があって、過去の話などしたせいかもしれない。この障害のせいで、周囲に迷惑をかけているので説明責任は果たさなければならない。しかし交代する人格について話をするのは結構、自分でも混乱する。いま、話しているのは誰なのか、あまり自信がない。当人がこれなのに、話を聞いてくれた人は理解できただろうか。



表紙を見て、大きな泥団子を抱えた人の足元に広がるのが砂漠かと思って読み始めたが、やはり砂漠は比喩だった。東北の地味な大学に進学した主人公はとても地味で普通の学生。しかし友だちになる学生たちはかなり個性的だった。私の全く興味のない麻雀やボーリングに明け暮れる学生たち、この人たちのどこにドラマがと思っていたが、とんでもなかった。筆致は静かで淡々としているが、超能力あり、襲撃あり、ヒーローありだった。へーと思って素直に読んでいると、「なんてことは、まるでない」と裏切られたりする。電車の中で読まないほうがいい。思わず、「えっ」とか「あっ」とか声が出る場面も多い。とにかく面白かった。愛すべきキャラ満載。ラモーンズって知ってた? 新潮文庫546ページ。20260913

私は、解離性同一性障害(DID)、いわゆる多重人格者です。はっきり診断されたのは、私が45歳くらいの時です。DIDとは、幼少期に性的虐待を受けたりして、「今、被害にあっているのは自分ではない」と思い込もうとする防衛本能で、別の人格を生み出してしまう障害だと言われています。新しい人格が被害の記憶を分担し、元の人格は精神が壊れずにすむのです。

しかし、DIDは癖になりやすいのです。辛いことや嫌なことがあるとまた別の人格を生んでしまうのです。その結果、1人の人の記憶を他の人格が持ち、元の人格の記憶には一貫性がなくなります。そして、元の人格が成長するにつれ、それぞれの人格の個性もはっきりしてきます。なので、頻繁に人格交代が起こると、言うことすることに一貫性がなくなっていきます。前の人格と次の人格が違いすぎると別人のようにも思われます。人格交代で、前の人格の人間関係が破綻することも多々あります。交代の引き金はトラウマやストレスです。

自由に人格を表に出せる人もいますが、私の場合、朝、起きたら違う人格、出かける時はAだったのに、目的地に着いたらBになってたということもあります。その時はそれほど違わない人が現れるので大きな問題になりません。今回は性格がかなり違うので、私も調整が必要で苦しいです。

朝、私は誰なんだろうと悩み、スマホで前の日のメモや日記を確認して起き上がる人生です。

もう、振り返るのが辛すぎるのですが、何度も同じようなことがあって、ブログには同じような泣き言を書いていると思います。私は病気・障害を伝えても、何度も何かを始めては放り出すいい加減な人としか残っていかないのでしょう。

また、ヒソカが消えました。関係団体のみなさまにお詫びいたします。