
君と僕は、ビッグサンダーマウンテンの席に並んで座った。
僕は、ジェットコースタが苦手だ。
君は僕と手を繋いだ。
静かにジェットコースタが坂を上がる。
今日2回目だった。
僕は、
「行け!行け!」
と叫んだ。
君とジェットコースタに乗ると楽しかった。
自然に笑顔になった。
ジェットコースタは速度を上げて坂を下る。
僕たちは手を繋いでバンザイした。
君は、僕に 何でも克服させた。
ビッグサンダーマウンテンが楽しかった。
激しく坂を上下するのが気持良かった。
僕たちは手を繋いだまま 乗って、楽しんだ。
降りたら、君の頬にキスしていた。
「すごく楽しかった。ジェットコースタは 好きじゃなかったのに」
と言うと、君は笑って、
「君は私のこと、好きだからよ」
と言った。
僕は、微笑んで君の顔を見つめた。
僕たちは フードコートに夕ご飯をとりに向かった。
君は カレー、僕は 和食をとった。
もう 君なしでは 僕はいられなかった。