昨年(2014)11月に知人のまちおこしグループが作成した
私の住む愛媛県今治市菊間町を照会したおもしろMAPを入手。
更に地元の特産品菊間瓦のおもしろMAPもゲット。
見ると、菊間に生まれ育って半世紀たちながら
行ったことのない所やしばらく訪れていない場所が満載。
そこで地図とカメラを両手に菊間町内を探訪しFBに投稿し紹介してきましたが
既に10数回となり、FBはあまり古い投稿は探しにくいため
FBの投稿に少し手を加えたり写真を追加して
何回か分をまとめて記録しておくことにしました。
≪菊間探訪その1 天一神社の大クスノキと瓦狛犬≫
天一神社は菊間町川上地区の県道沿いにあります。
下流側から県道を進むと小さな鳥居を見落としてしまいそうです。
鳥居の先に大きな木が見えます。
こんなのがあったとは・・・知りませんでした。
石段を登りきると両側に菊間瓦製の狛犬が鎮座しています。
石造りの狛犬と比べて毛などの細工が細やかなのが瓦製の特徴です。
≪菊間探訪その2 円福寺の瓦線香台≫
円福寺は菊間町種にあります。R196から少し入った所。
※ここは2015年11月25日にAmabaで投稿済みで重複しています。
本堂と大師堂前に瓦で作られた獅子を象った線香台があります。
神社等にある狛犬と呼ばれている2体は
正式には口を開けている方が獅子、
口を閉じているのが狛犬というそうです。
本堂と大師堂です。
宗派は真言宗豊山派で、御本尊は十一面観音菩薩さま。
この円福寺は山号は「摩尼山」と言いますが
山門には「霊厳山」と書かれた扁額があります。
「なんで?」と思ってネットで調べると、
御本尊の十一面観音像はかって
高仙山麓にあった霊厳山石城寺の本尊であったとのことだそうです。
≪菊間探訪その3 R196沿いの瓦灯籠≫
まずは菊間町種にある太陽石油菊間製油所の入口前の灯籠です。
かなり大きなもので堂々たる風情があります。
もう一つは菊間町浜の菊間窯業組合前の灯籠です。
株式会社菊銀製瓦の三代目菊池荘三郎さんのてによるものです。
ともにR196の脇にあり、しょっちゅう見ているはずなのに
意外と見落としていました。
≪菊間探訪その4 まだがんばれる石≫
歌仙小学校跡地にその石碑は立っています。
石の表面には「まだがんばれる」と刻まれています。
どういう意図でこの文言が刻まれているのでしょう?
その近くには「歌仙の塔」と名付けられた
平成3年度卒業生の手形を押した瓦板の塔が立っています。
11月下旬ですよ。
後で調べると「ノアサガオ」という品種で6~11月に開花するそうです。
≪菊間探訪その5 比留女地蔵≫
菊間町高田にあります。
「比留女(ひるめ)」とは「姫地蔵」がなまった言い方らしく
高貴な女性の尊称だそうです。
秀吉の四国征伐で高仙山城と命運を共にした
黒岩城の夕力姫が生涯を終えた所といわれています。
女子の特別な信仰があり
男根を形どったもの(木材、粘土等)を奉納すると
下の病気等が治るといわれております。
お地蔵の前には男根を模った木製品がお供えされています。
以前自宅近くで女性にここへの道を聞かれたことがありました。
結構有名らしいです。