おはようございます。
ワークライフバランス東海の吉岡規子(社会保険労務士)です。
2012年2月から企業支援として講師を務めている
『仕事と介護の両立支援セミナー』も6年めに入りました。
延べ回数50回を超え、参加人数は約3000名になりました。
介護離職ゼロという安倍首相の新三本の矢の3つめを実践するためにも、
もっと企業内研修を加速させなければ、と思っている今日この頃です。
研修のワークの一つに家系図を書いてもらいます。
書いたことで何か感じたことがないか発表してもらいます。
親世代と孫世代の人数が逆三角形になっている、とか
夫:親2名 妻:親2名 親4名に対して、子も4名。
一人が一人を看るの?
この叔父さんは独身だけど、誰が看るのだろう?
気づかなかったフリしよう・・・。
家族のことなのに、家族だからなのか、
将来、老いたときにどう生活するか、
お金はいくらあるかの話しはしない家族がほとんど。
お前に見てもらいたいと言われるのが怖いので聞けない、
と本音を言う人もいます。
地震よりも介護は確実に来ます。
なぜって、
年を取れば、人の手を借りるのが当たり前だから。
今から30年前、私の母は、自分の母(私にすれば祖母)の介護のために、
フル勤務していた仕事を辞め、専業主婦になりました。
また、職場の先輩達で、親の介護と仕事を両立している人はいませんでした。
仕事と介護の両立ってどうするの? 両立できるの?
両立のために今から何をしていけばよいの?
私の母の時代と社会の背景
先に体験した人の事例をたくさん集めて、社内で共有していきましょう。
私も一事例としてお話しします・・・。
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文責:吉岡 規子
(一社)ワークライフバランス東海 理事
特定社会保険労務士・ワークライフバランスコンサルタント
仕事と介護の両立支援に関する講師・アドバイザー
仕事と介護の両立8年め