おはようございます。
ワークライフバランス東海の吉岡規子(社会保険労務士)です。
2012年2月から企業支援として講師を務めている
『仕事と介護の両立支援セミナー』も6年めに入りました。
延べ回数50回を超え、参加人数は約3000名になりました。
この5年、A社で約30回、
仕事と介護の両立支援セミナー(基礎編)を行っています。
セミナーの中で、仕事と介護を両立するために、
あなたの職場で明日からできることって何?というワークを行います。
毎回6~7つのグループ(各グループ4~6名)があるのですが、
どのグループも同じような回答を書きます。
・会社の支援制度をもっと勉強する
・自分や親が住んでいる介護保険のルールを調べる
・今日のようなセミナー内容をみんなに知らせる
・誰が見てもわかるように、自分の仕事の業務フローを作る
・誰が見てもわかるように、自分の仕事のマニュアルを作る
・今、介護に携わっている人がいないか確認する
・在宅勤務の検討 等々
では、明日からできることを実践しているでしょうか?
日常業務が優先となり、
いつまでに誰が何をする、と計画を立てない限り、
両立する準備はできません。
人は、自分がそうならないだろう、という
正常性バイアスの中で生きているのです。
介護はある日突然来ます!
本当は、突然ではないケースも多いのです。
前兆があるのを見逃したり、
年をとっているから仕方が無いんだと納得してみたり・・・。
リスクマネジメント力を高めることは、
仕事でも介護でも、
自分が大変な時に乗り越えられる『御守り』になる!
そう感じています。
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吉岡 規子
特定社会保険労務士・ワークライフバランスコンサルタント
仕事と介護の両立支援に関する講師・アドバイザー
仕事と介護の両立8年め