ノー残業デーという制度の実態 その3 定時退社できない本当の理由
過去2回に渡って、ノー残業デーの実態について、調査結果も交えて書いてきました。今回はその3として定時退社できない理由についてとりあげてみようと思います。
定時退社できない理由について深く掘り下げないとこのような調査は意味をなさない。実際は、各企業によってその風土も職種や仕事のスタイルもいろいろなので、その水面下に潜む理由とかを探るのが大事です。
一般的な理由をあげてみました。
ノー残業デーに定時退社できない理由![]()
■ そもそも会社がノー残業デーを導入したのは、外向きのパフォーマンス
■ 残業が美徳の会社なので、定時退社したら、周りから白い目でみられる
■ 同僚が頑張っているのに、先に帰るわけにはいかない
■ 上司が仕事しているし、上司がノー残業デーに賛成していない
■ そもそもの仕事量が終わる量ではない 仕事が好きだから勝手にやっているだけ
■ 今日定時退社しても、次の日にもっと仕事が残るだけ
■ 会社が決めた日に関係なく、用事があるとき、仕事がないときに帰ればいいと思っているから
■ どうせ残業しても残業代が支給されるわけないんだから、自由に仕事をさせてくれと思っているから
■ 家に早く帰ってもすることがないまたは邪魔者扱いされるとか。
■ 給料が少ないので飲みにも行けない。
ざっとこんな感じでしょうか。
例えば、ある会社の営業2部の課長は、家に帰っても夫婦仲が悪く居場所がないので、会社で仕事をす
るかネットサーフィンして楽しむことが平日の日課。会社を出るのが大体11時過ぎ。
第一評価者が、遅くまで仕事をしていると帰りにくいというのが若手の本音。まだまだ日本の会社は、長時間労働は美徳とされていますし、残業続きや徹夜などを自慢したがる中堅サラリーマンは多いものです。
課長の上には、部長もいるが、課長が頑張っているのでそれはそれで放置して、自分の業績があがればそれでいいので、基本的には何もふれず、その下の部下管理は課長に任せるというスタンスだ。
基本的には、残業が当たり前になっている会社は、多い。おまけに法律で定められた残業代を支払っていないところも中にはある。
私は必要な残業はすればいいと思う。でも昼間に仕事ができていない人が多い気がするのは私だけ?
それは残業時間があるからというあきらめのような気もする。
仮に保育所に6時に迎えに行かなければならなかったら、何が何でも仕事を終わらせないといけないのでそのような環境にいる人からいろいろ学ぶことも多そうな気がします。
時間は有限です。お金に換算して考えるということは大事です。
たとえば時間給に直すと、単価2000円の人の残業代単価は、2500円ですから、
残業時間が60時間だと、150,000円ということになりますね。
15万円が多いとか少ないとかではなく、また残業代をもらっているとかいないとかに
関係なく、いろいろ考えてみるきっかけにしてみるのがいいのではないでしょうか。