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コンプライアンス研修受講経験がある人は、約6割

前回から続いていますが、アンケート結果の中から、注目すべき点を絞って取り上げてみようとおもいます。


会社におけるコンプライアンス関連研修の受講経験についての質問については、全体の6割(60.2%)が「受講したことがある」と答えているのに対し、コンプライアンスに関する会社の方針等に関する理解度としては、「十分理解している」は3割台(34.3%)にとどまっているという会社側にはショックな数字が明らかになりました。


それでも「どちらかというと理解している」を含めると、全体の9割(93.1%)は何らかの形で理解をしていると捉えられるが、あくまで本人の主観であり、実際にはどの程度理解できているかは指標もないのでわかりにくい。さすがに研修を受けておいて、あまり理解できていないと答えるにはサラリーマンには勇気がいるのかもしれません。というより無意識のうちにどちらかといえばという言葉が救いになっているだけというのは、私が思う本音です。

理想的なコンプライアンス研修を開催するうえで大事なことは、受講者全員が開催の目的とその内容と各企業の方針をよく理解させることです。企業スタンスでいえば、開催したから実績があるし万が一があっても大丈夫と考えるのではなく、結果的によくならなければ意味がないのです。そういう意味では、目的を明確化し、大胆なコンプライアンス宣言も必要なんでしょう。


もう1つ大事なことは、個別の行動に実際に反映され、結果としてあらわれることであります。


そのためには、受講者の意見・感想などを細かく分析したり、上司や内部通報窓口への通報を妨げている本当の理由について徹底的に個別ヒアリングなどで掘り下げることも時には必要になります。

今こそ改革のときです。ぜひとも皆さんの会社でも一歩進めて新たなアクションを内側からおこしてみてはいかがでしょうか?同業他社がやっているからではなく、先手を打って業界のパイオニアになってほしいです。