アジア学院(Asia Rural Institute)とは?? | ステップファミリー×組織開発

ステップファミリー×組織開発

どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。

先週1週間ほど
那須塩原に行っておりました。

こんなとこ。


なんで行ったのかというと
非常に説明しづらいのですが。

こちらの学校でコーチングの指導をされている
私のシステムコーチングの師匠が
ファンドレイジングイベントを開催し
そこに呼んで頂いたというご縁で。

このイベントで何をしたかという
中核はまた改めてお話したいのですが
この場、アジア学院、という場所が
とんでもなく世界の最先端をゆく組織だったので、ご紹介したく!



Asia rural institute(ARI)
ここはつまり、
アジア・アフリカの貧困地域の農村指導者が
有機農法とリーダーシップを学びに
ここ那須に世界中から留学にきているのです。
もちろん貧困地域ゆえ留学費用は出せないので、ほぼドネーションで賄われているという。

家畜(豚やヤギや鶏)を育て
畑では米、麦、野菜、フルーツと
ほぼ100%自給自足。


豚が生まれてから
何ヶ月で出荷されるか知っていますか?
豚の成長としては何ヶ月で大人になるか
知っていますか?


私たちはスーパーで
牛・豚・鶏のコーナーでしか
彼らを見ないからそんなことは
考えた事もなかったわけです。


命をまっとうするとは
どういうことか?


人間も自然の一部だとするならば
不自然なことは何で
何が持続可能なことだろうか。


そんな問いを貰いました。


キリスト教がベースの施設ではあるけれど
イスラム教やその他多宗教のの方が
混在し共存している類まれなところ。


自給自足という世界は
なかなか簡単に実現できることではないけれど
私たちは当たり前のように
汚いものは見ずに、
残酷なシーンは伏せられて
生きているんだろう。


そんなことを直視し対話し
答えはないけれど考え続ける。


そんな持続可能な生き方を
垣間見せてもらいました。


そんなサステイナブルな生き方を
各国の人と英語でディスカッションして
分かち合う、
そんなローカルでグローバルな
最先端な未来がここにありました。



彼らは、人間社会の中でも
周縁化されている
内戦の歴史や人権被害、性的搾取など
壮絶な痛みをもまた背負う文化的背景の中で
立つRural leader(農村指導者)達でした。



知らない事を知る。
それは知らなかった事を恥じたり、
知らず知らずのうちに分断を生むことに
加担していたような気持ちにもなり
ショックなことでもありました。

でも、我々は
もっともっと違いを知り超えていく事ができる。


そう確信した日々でした。