Co-leadersのSHIHOです。
実は2週間ほど前から
図書館でこんな本を借りてきました。
私のためでもあるけど、
子供に読み聞かせ用に。
この本が存在していることは
子供の時から知っていたけど、
分厚くて文字がたくさんで
子供頃には読もうと思えなかったんですが。
だから内容は知らないのだけど
大人になってから、ずっと気になってて。
確かに言い回しが難しくて
子供が1人で読むのは大変。
うちの子供も自分では絶対に読まないけど
読んであげたら聴いてイメージしていました。
(全377ページ音読は大変だったぁ。)
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小さな不思議な女の子と
時間泥棒をめぐる
"時間"の概念を問うお話。
深いですよ。
うん、大人にオススメ。
もともと人間には時間なんて概念はなかった。
自由に生き好きなことをしてた。
子供はみんなそう。
でもある時、
時間を節約する、貯蓄する、
という概念が現れて
大人が虜になってしまう。
必死に働き、効率化し、無駄をなくし、
時間を貯めるという概念。
それは気づけば感情や表情を失っていく
機械論パラダイムの世界だった。
でも、
本当の自分を生きるとは?
今を生きるとは?
という本質的なことを教えてくれるのは
常に子供達。
今の"時"を止めて、
時間の概念をもう一度ひっくり返してくれた
モモのお陰で、人間はもう一度
生命論的パラダイムに生きることができるようになった。
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コーチたちがこのお話を好きな理由もわかるなぁ。
時間はあるし、日々動いている現実の中だけど、
時間を少し止める感覚で、
今にいること
無駄だからといって省かない時間を持つこと
これは今の私たちには必要なことだし
やっていること。
個人にも
組織にも
一見、何のためにやるの?と罵倒されそうな事を
淡々と。
そして命を吹き返す瞬間に立ち会う。
こんなモモのような存在が
世界中に広がったら
素晴らしいだろうな。