体験セッションから、こんな問いを頂きました。
「コーチングをしたら3ヶ月や短期間でゴールに辿りつけるんでしょうか」
そうですよね。その気持ちよくわかります。私も初めてコーチをつける前、そんな問いがありました。不安です。失敗したくないんです。
値段もするし、そこまでやってももし道が見つからなかったらどうしよう。今まで色々考えてダメだったんだから、やっぱりダメだったなんてなったら、もう最悪だ。
そうなんですよ。
みんな初めてコーチをつけるかどうか考える時はそうです。
【ゴールに辿り着けるかはあなた次第】
そう言われて突き放された感じがする方もいるでしょう。やっぱり自分にはできるかわからないと悲観的になる人もいるでしょう。
ただ、それだけ葛藤するほどに何かを感じているということ。響いていないならそこまで葛藤しない。見ないフリをするのと響いてないは違うけれど。
怖い、でもなんか気になる。そう思うから葛藤する。
大事なことは、それだけ、自分が何か変われることを信じている。変わりたいと願い、期待している。ということ。
コーチはあなたの本気に、本気で立ち向かいます。でも無理やりには引っ張りません。あなたの選択ですから。
やらなくて、ずっと後悔しそうなら試してみればいい。やってみようと自分に期待できるならやってみたらいい。そこまでの思いに至らなければ選択しないことを選択すればいい。
自分に向き合うってことは実はひとりじゃできないんです。私は、コーチに自分のことを話すと覚悟を決めた瞬間から不思議と動き出しました。テーマにしたいことは何か。それ以外の自分でクリアにしていけるところは、自分で進めたらいい。だって薄々方向性が分かっている事をテーマに挙げたらもったいない(笑)コーチが何かしてくれたというよりも、自分に向き合うそのコミットをしたことと、この対価を得たいと思いから行動に変化が起こった。どうなるなんて保証はない。自分次第、本当に。
ハッキリと到達点のイメージがあるなら、それがどんどんクリアになるからきっと叶うだろう。でも3ヶ月で到達するかどうかは分からない。もっと早いかもしれないし、もっとかかるかもしれない。
明確にポイントできてない人こそ、自分を信じたいかどうかだ。途中モヤモヤすることは勿論ある。でも自分が自分の事を信じなければ誰が代わりに信じてくれる?
誰の人生でもない。自分の人生。
正直な話、たとえ明確にポイントした到達したい場所があったとしても、率直に言えばそこはゴールではない。常にその視点からの葛藤があり、またそこから人生は続くのだ。
ゴールに到達できる保証が欲しい
早く答えをもらいたい
早く自分を変えたい
そう思いながらセッションをしたら、クライアントとコーチは対等に同じチカラを掛け合う存在ではなく、クライアントがコーチに寄りかかる形になってしまう。
コーチとクライアントは常に同じだけのチカラを掛け合って協働の関係をつくることが極めて大切なので、
おそらくその関係性ではいいコーチングの場にはなりにくい。結果的に勿体無いことにもなるため、その場合私は「お断りをする」こともある。サービス提供をしながらおこがましいかもしれない。ただきっとクライアントさんにとっても時間とお金が勿体無い状態になるのは本望ではないので、ご理解頂きたい。
そういう場合は、あなたは"お断り"ではなく、今そのタイミングではないというだけなのでまた別のタイミングで是非一緒に旅立ちましょう。