出会うべくして出会った本です。
私としては★★★★★(星5つ!)
願っている世界を見た感じがしています。

世の中が歪んでしまう原因のいろんなところに、人のネガティブな感情というのがうまく伝えられずに、おかしな方向へ行ってしまっている現実。生きていれば普通にある感情、それを押し殺して、ないものとして、感情の波が立たない中で生きている「建前の社会」が大きくなりすぎて、人間らしく「イラっ」としたり、「激怒」したり、「ずっと負わされていた感情」が本当はあるわけで、その感情をうまく使えないことが、こんなにも現実を生きにくくさせている。
私の経験としても、まさにこれにハマっていたな、と思います。
「~なべきでしょ。他に方法はないよね。どうして分かってくれないんだろう」
この本の帯に書いてある言葉通りでした。
この本には、「コーチング」という言葉は使われませんが、コーチングで行う世界と共通していると思います。怒り・憤りを味わいきり、その向こう側の願いを観にいきます。
少し難しそうかな、と思わせるかもしれませんが読み進めていくとそんなことはありません。是非オススメしたい一冊です。
最後に、私の「魔法の言葉ノート」に加えたい一節がありました。
これはまた別で。