産後、ずっとご無沙汰していたことのひとつ、映画館で映画を見てきました。
先日私が休みの日に研修が入り、
ばあばと息子が初めて映画を見に行きました。「アンパンマンのなんちゃら」の映画。もうそんな長いお話が見れるんだねと、関心していたら、録画していたとなりのトトロのCMに「おおかみこどもの雨と雪」が出てきました。
これを何度も見ていた息子が、ママと映画館コレを見に行くと言いました。
ママとして話題になっていたので、私も見てみたかったものの、コレ難しいよな…と思いつつ二人でいってしまいました!
結論は、まあ3歳の息子には難しかったですf^_^;)でも寝ないで2時間映画館にいることはできました(笑)
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「おおかみこどもの雨と雪」感想
★母親、特にシングルマザーは一人でなんとか子供達を育てなければという責任感で自分を苦しめてしまいそうにるけれど、大丈夫。してやらなきゃしてやらなきゃと思うけど、何もしてやってない無力感。
子育てを自分事にして、責任を全うしようとも何もできない。社会に関わって、社会に育ててもらう、それでいいのだ、ということ。
そして
★アイデンティティについて。
おおかみとして生きるか、人間として生きるか、親の価値観で決めつけて、ともすれば自分に近いアイデンティティに共感して、そうさせようとしても、子供がちゃんと見つけてくる。自分の生き方を。ありのままに蓋をして偽りの人生を送る事は本人が一番苦しい。だから、ありのままの姿を容認して受け止めてあげないといけないんだな、親として。
★子育てはあっという間。母親の人生のほんの一部。大事な経験をさせてもらい、大きな代償もあるけど、母親であることを充分に感謝する特別な期間なんだと。
考えさせられる、深い映画でした。