いじめの話。
テレビをはじめ色々なことろで触れる機会があったのでシェア。
まずデビィ夫人のブログ。結構秀逸な切り込み。
ニュースで、いじめの問題で、加害者が無罪になったという件を見て、
父親が、「こういう問題が起きた時、教師はどう対処するかの話がfacebookで流れてきた。」という。
その記事はこちら
★★★
いじめが発覚した時の周囲の対応。
ただ、ここにも盲点が。
母親が語り出した。
「弟が中3の時、学年で複数人が万引きをしたらしい。その時、教師陣は一体となって、個人への事情聴取を行った。渦中に、やっていない子が巻き込まれたのだ。
教師陣が、もう裏はとっていると迫る。気の弱い子だったら、教師陣に迫られたら、やっていないと言い切れない。」
取り調べの方法も大事かもしれないけど、悪くない子供を追い込んでしまうのも問題。
どちらも、根本的な解決になっていないことに気がつかなきゃいけないよね。家庭のせい、学校のせい、と責任の押し付けあいをしても、いじめた子供の心の闇は治せない。
こうすれば解決などはないかもしれないけど、親が自分の小さな価値判断で世の中をジャッジしてしまうことなく、多様性を認める習慣の中にいないと、悪びれず加害者になってしまう可能性があるのだろうな、と大人としての責任を一層感じたのでした。
何もしないということが「悪」であることがある。見て見ぬフリをすることもそう。悪気なく、○○すべき、それ以外はダメという価値判断で物事を見ることもそう。
いじめは、みんなダメ、なくなりますように、と言う。
でも、根源は悪気ない偏ったものの見方や、親の価値観だったりすることを忘れちゃいけないと、思うのだった。