久しぶりの表参道。
懐かしの母校と、思い出深いウィメンズプラザ。ちょうど10年前、大学二年の夏にサマージョブをしようと訪れたのも、ココだったなぁ。
ウィメンズプラザは、何か特別な場所です。
継続学習ということもあり、参加した渡辺先生の講演。
キャリア教育において第一人者の方。
受付から会場内まで、なんか見たことあるような弊グループ会社関係者多し。当たり前か。
以下は、私が印象に残ったポイントや感想を記しておきたいと思う。
・キャリア教育、キャリアガイダンス(進路指導)、キャリアカウンセリング(進路相談)の言葉の定義と、その混乱。
・キャリア教育とは、教育改革の指針であること
・進路相談は学校の先生の仕事の一環であるが、教員養成段階ではキャリアについての概念が教えられていない。
・産業界の構造変化や時代の変化とともに、教育機関とのギャップが生まれ、その溝を埋めるべく、教育改革が求められている。
・キャリアカウンセラーとしては、直接的にカウンセリングを行なうのではなく、教師を指導サポートする役割を外部人材として担うべき。
・その内容は、コミニュケーション力や、客観的分析、コンサルテーションなど色々。
・アメリカではスクールカウンセラーが教師とは別に独立して成り立っているが、臨床心理士として扱う内容の多くは青年期における進路に関わっているため、臨床心理士としても、もっとキャリアについて学ぶ必要がでてきている。
・キャリア教育とは、「経験の意味付け。」
※私には大事なキーワードな気がした。
イベントを実質して終わりではなく、
それを通して何を学び、どう活かすかまでが必要。
そこには、対話とフィードバックが必要なんだと。
そうだな、大人も子供も、
経験する事と、色々な経験から何を学んだか、それをアウトプットする事の両軸が大切。未体験の事に触れなければ、やっぱり学びや気づきは少ない。
海外旅行行くことや、インターンシップをする事が全てじゃないけど、そこから何を感じたかをフィードバックする場をちゃんと持つことで、キャリアの意味付けができる。
何気なく、セミナーに参加してレポートを書くこともその一つ。
ただ今後キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントがどうやって中学、高校に入って行くルートができるのか、そこが気になる。