最近は同世代(20-30代)ママが、
仕事をしながら、結婚し、子供をもつケースが随分増えてきたなと、思う。
今まで私が見てきた先輩達は、
その世代にガムシャラに仕事をしてきて、管理職まで登りつめて、
やっと最近30代後半に子供を持つというパターンが、ちょっと上世代のケースに多かった。
それは、選択肢や人生の価値観だから
いいも悪いもない。
●管理職になってから出産⇨
高齢出産になるので、子供は1人(少人数)でも、どちらにしろ少子化か(^^;;
親世代が高齢であまり頼れない
お金はあるし、復帰後のポジションもある程度守られている。
●メンバーとして出産⇨
若いため、たくさん子供を持てる可能性がある
親世代も元気、近ければ頼れる
何しろ体力がある
お金はないし、パートナーも若ければ、育児協力があまり見込めない
復帰後、雇用の安定がない。
若いうちに管理職になれたら、
可能性は一番高いのか。
歳をとっても管理職になっていなければ、一番苦しいのか。
ではなくて、
管理職で復帰しているママは、
やはり会社への利益還元へのコミットが強い。
一方、管理職でないママは、
権利の主張の方が強く、利益還元へのコミットが低い。
必然的に、会社を味方につけるのは、
管理職ママだと思うわけだ。
そして、その裏返しには、
若く管理職経験のないママ達が、
働き方、やりがい、周りの理解なんかで苦しんでいることもしかり。
どのママも管理職である事は難しい。
だとしたら、緊急に休んでも、まわせる体制が必要だし、そういう人もいるという理解が必要になる。
深夜残業当たり前という働き方でしか回らない仕事量は、適正ではなく、
定時で基本終わらせる事ができる仕事量が適正ということになる。
※それはママじゃなくてもそういう体制が必要ですね。
また、こういうママにこそ、
会社への利益還元についての思考や、
意志決定プロセスを学ばせる必要がある。(会社側は、時間ない人達だしそこまでさせても先はないと思っている!?)
ママは、雇用してもらってるんだから、利益を出すコミットをする。
会社は、多様性を受け入れる企業として名を唄う事が企業価値になるから、声を聞く。
ぶら下がる社員がいて、
それを無視したり、辞めさせようとする風土は、何も生み出さない。
もし、ぶらさがりの状態だと思うなら、会社側が何故モチベーションがさがっているかの原因を面談なりで、聞いて行くべきでは?
なぜなら本人は会社に対して諦めの気持ちだけで、貰えるものは貰い、権利は使おうと思っているだから。
辞めると言うのを待つというのもありだが、相手はこのご時世なかなかしぶといのだ(^^;;
※管理職がある程度の年齢になっている前提での表記に語弊があればお許し下さい。