●そんなわけで、冒険の準備へ意識が高まり、いろいろと冒険の準備も始まっている
実は親から愛されていなかったという事実があり、実は自分さえも親を嫌っていたという事実が観えてくるのは、実はありがたいことだ。
これは俺が自分で自分と向き合うために立てた仮説であり、検証であり、観測であり、他者に対してどうこういうつもりは毛頭ない。
人はそれぞれ経験してきたことも違うし、考え方も価値観も、在り方も生き方も違う。
俺はたまたま最悪（とあえて言うが）の人生の中で最悪の情報ばかりが脳に書き込まれ、刷り込まれて来ただけで、それすらも俺自身が導いた結論としての「自分の現在地」でしかない。
もちろん、俺よりも過酷な経験を経てきた人はたくさんいる。
そしてあなたにも、あなたならではの書き込みや刷り込みが存在している。
たとえば、加藤諦象三先生のこちらの本を読んでもらうと、そうした内なるエラーに気づくことができるかもしれない（俺は犬の方が好き）。
情報空間で何十年と蠢いていた諸悪の根源（呪い）、機能不全のアルゴリズム、在り方、生き方、人生を書き換えていくには、活字レベルでは到底伝わらない生きた地獄を経験することになる。
振り返れば、もともと地獄のような人生を駆け抜けてきていたわけで（そのことに気づいていなかっただけで）、そう捉えれば、地獄慣れしているのだ。
そしてさらに、自分の中に残るまだまだ幼稚で面倒な側面が垣間見えてグッサリと傷つくこともある。
でもまあ、人生のあらゆる側面でドン底を経験してきているのだから、今度は大胆になって冒険を楽しもうと思う。
そういえば、子供の頃に観ていたアニメの中でもトムソーヤの冒険は大好きなアニメ番組だった。
勉強は超できなかったが、その代わり、身体を動かすスポーツと芸術が好きで、実際いろいろと経験してきた。
もともとわんぱくな方だったが、その性質が仇となったこともあり、無意識レベルに罪悪感が潜んでいた。
その罪悪感に右往左往していた俺は、無意識に自分で自分を抑え込む。
自分から観ても、一体どうしちゃったの？っていうくらい矛盾した在り方、生き方をしている人間になっていた。
そんなわけで、可能性を追求していく冒険の準備へ意識が高まり、いろいろと冒険の準備も始まっている。けれども俺は、その準備が極めて苦手な自分がいることもまた、自分でわかっている。
なので、そんな自分を受け入れることも同時に始めている（笑）
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