●誤認識。人生最大の矛盾
自分は決して親に愛されてはいなかった…
人生最大の矛盾。
認めたくないし、捉えたくないし、そんな話題に触れることすら最初のうちは嫌で、受け入れ始めても、無意識レベルで非常に堪える。
自分はどうしようもなく甘ちゃんだということが身にしみてわかったとき、絶望とともに自分とうまく折り合いが着いていくようになる。
自分が愛情飢餓状態に陥っていたなんて、カッコ悪すぎて、否定したくなるよね。
尊厳もボロボロに削られ、身体は今にあっても、依然として心は過去にあった。
だからこそ、可能性が後ずさっていた…
クライアントさんそれぞれが、それぞれの人生のなかで、トラウマ、愛着障害を負うような、過酷な生き方を経験されてきています。
情報空間でずっと戦っていて、傷ついていて、それで身体が壊れていないというのは、いくらなんでも無理があるでしょう。
心と身体は同一。情報と物理は地続き。
到底支えきれないような凄まじく重い情報量を子供の頃から背負い続けてきた自分自身が観えたら、よくここまで頑張ってきたと自然と涙が出てくるかたもいるのではないでしょうか。