●無理をしない
クライアントさんたちに無理をしないでくださいねと言っておきながら、実は自分も無理していた事実に気づくことってあります。
無理をしてしまうことの動機は、端的にいうと、他人の目や存在が気になるってこと。
たとえば、そこから生じる競争や劣等感などがわかりやすいかもしれませんね。
負けられない…
認められなきゃ(認めさせなきゃ)いけない…
意識に上がっていないこのような無意識レベルで発火しているものって、仕事を中心によくあります。
そんなことを考えながらの神社までの道中。
鳥居を潜ると清涼な空気とその香りが気持ちいい。
ということは、実は気持ち悪いと感じる環境にしばらく居続けていたのかもしれません。
そんな静かな森の中で(トレッキングも可能)しばらく佇んでいたら、帰りたくなくなくなりました(笑)
なんなら、そこらへんにテントを張って、2、3泊したいくらいのノリでしたが…
森を歩きながら、これまでの人生で心底喜んだときっていつか考えたら、意外にもかなり少なくないことに気づきました…
まあ、子どもが生まれたときが一番かな。
その娘が学校とスイミングで忙しく、ピアノの発表会の練習ができないと焦っていました。
まず自分が楽しんでいれば、あとは全部うまく行くよ
そうお伝えしました(緊張してたら、身体がカチカチになるよって)。
その後、明らかに彼女の声が弾んでいたのには訳があります。
最近気になるのは、「でも、大丈夫」。
こうしたことをよく聴くようになりました。
本人は努めて明るくそう言っているけれど、本当はそうじゃないだろう。
なぜかといえば、「でも、大丈夫」は、それまで話してくれたことを、全て打ち消しているから。