伊藤史子(いとうふみこ)です。

 

 

「日立世界ふしぎ発見!」最終回。草野さんの最後のメッセージが沁みた

 

 

 

「日立世界ふしぎ発見!」が、38年の歴史を閉じ、2024年3月30日にレギュラー放送最終回を迎えました。
 

 

1986年4月19日に放送スタート。

「世界へ行こう、世界を知ろう」をテーマに世界のあらゆるふしぎを、クイズとトークで解き明かしていった番組です。

 

 

スタート時から、司会は草野仁さん。出演者は黒柳徹子さん。

レギュラーの野々村真さん、岡田圭右さんもスタート時からのメンバー。

 

 

現在、草野さん80才、黒柳さん90才。

当時42才、52才だったんですね。すごいなあ…

野々村さんも岡田さんも若かったなあ…

もちろん、私も当時21歳。若かったなあ…

 

 

初期のころはかなり見てました。

コロナ渦もやっていたことは知ってました。

でも、昨年4月に、MCが草野さんから石井亮次さんに代わりました。

マイナーチェンジをしながら続くのかな?と思ってましたが、とうとう最終回。

 

 

草野さんのラストメッセージがしみました。

下記の通り。

 

 

日立世界ふしぎ発見は歴史をテーマにした番組なんですね。

不思議な出来事が起きていたとしたら、どうしてそんな出来事が起きたのだろうかなどということをみんなで想像して歴史と遊ぼうという番組でした。

38年という長さは実は1人の人間が22歳で大学を卒業し、就職。

38年間務めると満60歳。定年を迎える。

つまり1人の人間にとって、一つの職業を全うする大変長い、長い時間なんです。

 

土曜の夜、38年間も番組をやり続けてきたという歴史は過去には一切ありません。

ということは大勢の視聴者の皆さんが応援、バックアップする声を世の中に届けて下さったからこそ、今日、我々は継続してくることができました。

本当に皆様、この場を借りて失礼ですけれども、ありがとうございました

 

 

と。

 

 

心に沁みました。胸が熱くなりました。

 

 

私的には、この1986年は就職活動で迷走していたころ。

最終的に日立のソフト部門の会社に内定しました。

「この木なんの木」に自分の会社が出てたのがうれしかったなあ。

 

 

今年夏には60才になります。

同級生も今年皆定年。

草野さんの言葉のピンポイント世代。

私自身は、定年退職はないですが、38年って、そんな歴史なんですよね…

草野さんの言葉は、常に温かく、包むような響きがあります。

 

 

「ふしぎ発見」は、今後は特番として放送されるようです。

最後の最後の言葉は、いつもの「それでは皆さん、不思議の世界でお会いしましょう!」

 

 

草野さん、黒柳さんをはじめ、番組に関わった方、本当にありがとうございました。