伊藤史子（いとうふみこ)です。
ベルばら、読み返して思ったこと
少し前から漫画を読むのにハマっています。
ちょっとした待ち時間や隙間時間にいいな、と。
正直荷物が増えて重いです。
もちろん、デジタルで読むのもありでしょうが、紙の媒体は世界観に入りやすく、紙の良さもあるなあ、と改めて思ったり。
で、先日読んだのがこちら。
ベルサイユのばら。
なつかしい！
ハマった方も多いのでは？
1972年から1973年連載。
宝塚などでも有名ですよね。
実は高校生の時くらいのとき、世界史でフランス革命をやったとき1回読んでいます。
そのときの感想は、気恥ずかしかったり、いい・悪い、マリーアントワネットやオスカル、かわいそう、くらいだったかな。
で、宝塚を見に行った数年前、原作をもう1度読みたくなり、上記を購入。
でも、オスカルが死んでしまって、結末はわかっているので、読むのがつらくなり、5巻の途中で中断。
そのまま数年。
でも、急に思い立って、最初から読み始めました。
改めての感想。
絵がかわいい！
若いころのマリーアントワネットはホントかわいい。
1970年代特有の目に星がいっぱいで、なつかしいけど、なんか新鮮。
王妃になった後は美しい大人の女性。
ホント素晴らしい！
そして、
誰も間違っていない。各々が正しいと思ったことしている
マリーアントワネットも、オスカルも、フェルゼンも、国民も。
それぞれがそれぞれの選択。
でも、
歴史は何十年もたったあとでないと、結果はわからない。
フランス革命がおこった後、フランスは自由を手に入れたかといえばそうでない。
その結果を見るのは、数100年後の私たち…。
今も、何が正しいかなんて、数年後、数十年後、数百年後しか、わからないこともあるよなあ、と。
いろいろな立場から見ると、ホント深いです。
そして、当時の時代背景の残酷な部分も感じます。
モーツアルトなどもちらっと出てきます。
先日、モーツアルトのミュージカルを見たので、その時代の闇や権力の怖さについても考えましたね。
1ヶ月半ほど前ですが「モーツアルト！」大阪公演を見てきました！
いろいろなものを見てきたから、え！と思うような新たな発見があったり。
そして、連載開始か40年たっても、まだ、コミックが販売しているのも驚きでした。
コミックを持っている方は、読み返したら、新たな発見があるかもしれませんよ。
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