熱海&東京から戻ってきてから
マイケル先生私にベッタリです
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本日の執筆者はCofee specialist Kさん
です。記事下からお読みください。
コーヒーはこれから火・金の
週2発送となりました。
今日の記事は、
ちょっと前にある経営者との
話題になった点について書きます。
この前の「ごめんなさいは?」の
記事の続きとも言えるような記事で、
サブタイは「ありがとうは?」です 笑
私が個人的、またはビジネスで
お付き合いしている人々は
人数はさほど多くはありませんが、
全員が経営者です。
そして、ほとんど、
お金の苦労をした人です。
経営者となりますと、
一緒にご飯に行っても、
そこで飲み食いした分のお金は
ほとんどのケースで社長が支払います。
つまりおごる立場ですね。
経営者同士となりますと、
割り勘などは実際に皆無で、
その時々で、どちらかが
支払う、ということが多いです。
で、ここからが本題ですが、
経営者同士ですと、ご馳走しますと、
ちゃんと感謝を言葉で伝えます。
どういうことかと言いますと、
そうではない人ですと、
「ごちそうさまでした」や
「ありがとうございました」
という感謝の言葉がないことが
結構多い、と経営者同士の話の
トピックに上がることが多いです。
感謝するのは、
当たり前なのですが、
そうしない人が多い、ということ。
支払う立場になりますと、
会社の経費とはいえども、
自分の反対側のポケットから
お金が出て行くのと同じでして、
結局は自分のお金が流れます。
ほとんど会社の経費からでは
ありますが「支払う=お金が出て行く」
ということが身に染みていますので、
ご馳走になりますと、
相手のお金を使わせた、
という意識があります。
「うわ…いいの?ありがとう。
次は私にご馳走させてね」と
言ったり、家に戻ってから
ご馳走さまのメールが届いたり、
次に会った時でさえ、
「この前はごちそうさま」と
感謝の言葉が数回続くのです。
その時の話で、自分の部下たちが
感謝をしない場合に気になるのは、
その意味は決して「感謝をしてほしい」
という意味ではなくて、
それは、自分の部下たちが
そういう感謝のない心を持っていると
それはお客様にも伝わって
しまうのではないか、と
懸念してしまうのです。
5、6年前くらいの話。
ある女性と仕事で関わって、
夕食をご一緒しました。
会計は私が支払いに行きました。
その人もお財布を出し
支払うつもりで、私の後ろに
立っていました。
会計が済んだ後、
私は「ご馳走させてください」
と私が言った時に、彼女は
「え?あ…」と言っただけでした。
この前のコンビニにいちゃんの
「あ、はい…」に似ている 笑
20代とか30代ではなく、
もう50にも差し掛かる
いい年をした女性ですが、
ごちそうさまやありがとうではなく
「え?あ…」だったのです。
お店を出てからも何も
言葉はありませんでした。
その後、また同じ女性と
関わる機会があり、二回目の
ご馳走した時も、同じく
「あ・・・」でした。
一回目は奢られたことに
びっくりして「え?あ…」だったの
かもしれませんが、二回目は
どうだろう?と注意していたら
やっぱり同じでした。
そんなことは小さなことです。
感謝されたいわけではありませんが、
礼儀ですね。その礼節が今の時代、
軽んじられているのかもしれません。
私は20代の時に、ある目上の人に、
ご馳走なった時には
「三回お礼を言う」ことを
教えてもらいました。
一回目はそのお店を出た直後に、
二回目は、別れ際に、
「今日は本当にご馳走様でした
美味しかったです」または、
家に戻ってから、(当時)一筆箋、
または電話で。
今はメールやLINEでしょうね。
それらの場合は「今到着しました」
とか「無事つきました。
ご馳走様でした」などの報告つきで。
三回目は、次に会った時に
「この前はごちそうさまでした」と。
超慣れ親しんだ友には
暗黙のルールでしないことも
ありますが、このように
感謝を伝えることは
礼儀の一つでもあります。
私には部下もいませんし
社員は離れて土地にいるので、
ご馳走する機会がほとんどありませんが、
しかし、おごった後には、
やはり礼儀正しく、違う時に、
形式ばらずに、お礼の品が送られてきたり、
あるときは「今日は私が全てご馳走します」
と社員が言ってくれた時には、
嬉しくて、またご馳走したい!
という気持ちになるのでした。
その心があるからこそ、
お客様にも愛情を持って
接することができたり、
礼儀正しく対応できるものですから
安心して任せられるのです。
で、結論ですが、
感謝を言わない人、
「ありがとう」を言えない人
相手の視点に立てない人、
そのような人が客商売をした時に、
顧客になってくださっていることに、
心からの感謝の気持ちを
抱けるはずもなく、お金を流して
くださっているお客様に、
感謝ができない、ということは、
お客様から選ばれない、
お客様からも好かれない、
ということにつながっていきます。
だから成功しづらい、
と言えます。
お客様がお金を
支払ってくれているから
自分の生活が成り立っている、
という意識がないのかもしれません。
そして、あの人はお金があるから
ご馳走していただいても当然、
と思わないことです。
「ありがとう」も
「ごちそうさまでした」も
「ごめんなさい」も
「申し訳ありません」も
当たり前でありながら、
それでいて美しい基本的な言葉だと
個人的には思うのでした。
今日の記事はここまでです。