前回の記事の続きです。
「限界意識」という言葉。
これは本日レビューする本、
「思うことから、すべては始まる」
サンマーク出版社長、植木氏の言葉です。
今日の記事は、こちらの本の
レビューですが、この本は多くの人が
必要としている本である、という
私の思いと感動が伝わるかどうか
ちょっと心配です。伝わりますように…
「良書」「名著」という言葉が
相応しく、表現者、発信者である
私たちは、この手の本を読める喜び、
そして、伝えることで後世に残す。
その本に流れるスピリットを残さねば
ならないような気がしています。
良書は、いつまで経っても
読み続けられます。
きっとこの本はその種の本
ではないかと個人的に思いました。
一足先に、先日の記事を読んで
買ってくださった読者様もいらっしゃって、
その方からも「本当に良書ですね!」
という感想をいただきましたが、
まさにその人も、植木氏の言葉を
借りれば「限界意識」がないお方。
どんな人に読んで欲しいのか?と
言いますと、私なりに思ったのは、
まずはすべての経営者、それは、
どんな「あり方」で会社経営を
したらいいのか?社員とどんな
関係性でいるのか?などを学べます。
そして、当然出版関係者すべて。
編集者も、校閲さんも、書店さんも。
どんな価値観を持って、
本を世に送り出しているのか?
その植木氏の思いを汲み取れます。
読んだあとは
「ああ…だから本が売れるのか」
と妙に納得できるのです。
そして、読んで欲しい方の中には、何よりも、
願望達成したいすべての方。
自分の中で勝手に作っている
限界を突破して、新たな自分、
新たな人生を歩みたい
すべての方に読んで欲しいと思います。
「思うことからすべては始まる」
つまりこの本は超願望達成術の本です。
ある種、想念の現実化するために
植木氏が実践されてきたことが
綴られています。
これにより、紙の本が再び、
昔のように読まれていくことを
心から願い、今日は綴っております。
人には、何かを成し遂げようとしても
無意識に限界というものを設けています。
「それは無理だよね?」という考えです。
それを突破するのに、サンマーク出版では、
年始に「大ぼら吹き大会」を
社内で開催するそうです。
大きな、ありえないような
目標を語り合うようです。
これは、コーチング手法でも
よく使うのですが、言う時、
本当に気持ちがいいものです。
否定されずに、そのデッカな夢を語り、
聞いてもらえる心地よさ!
私は聞くのが大好きです。
そして人々の限界を壊すのが
私の仕事ですから、それまた
自分のモチベーションにもなります。
さて、拝読させていただき、
感動や共感があまりにも多く、
どこを紹介したらいいか
わからないくらいですが、
植木氏の出版の価値観の中に、
「天地自然の理(ことわり)に学ぶ」
というところに、
たとえ売れても、
スキャンダル本は出さない
というのがありました。
今、出版社はどこも本当に
本が売れない時代にあり、
なんとかして売りたいがために、
その種の本を出版される会社も
もちろんあります。
しかし、植木氏は、
お金や収益があがればいい、
という考えをしておらず、
植木氏のお言葉を借りれば、
「スキャンダル本は、
どこかで人を傷つけている」とか、
「悪い波動を出しているように
思えてならない」とありました。
なんて心ある経営をされて
いらっしゃるのだろうと思いました。
「それが運を左右している」
と書かれていましたが、
私もまさにそう思います。
これは個人的な見解ですが、
人の噂話や人を叩くこと、
または、収益を上げるのに、
人の恐れや不安を煽り、
発信する人もいます。
それらは、はっきり言えば、
人気ですし、人の動機は
目標達成型か、問題回避型か?
の2つのタイプですが、半分は、
問題や恐れ、不安を回避したい、
という気持ちがあり、恐れはむしろ、
ポジティブな感情よりも強くて、
財布の紐も簡単に緩めてしまいます。
身に降りかかるのが怖いから。
「それは波動が高いことなのか?」
ということを、考えることが
必要であると私も思うのです。
いいバロメータだわ〜
さらにこの本の中では、
大ヒットする書籍に共通する
5つの要素の中の3つ目と4つ目に、
「それを読むことによって、
読者自身が変われる」
「病院のお見舞いに持っていける本」
・・・とありました。
改めて、ブログの執筆や出版の執筆も
読み手にとって、夏の日の冷たい
一杯の水のようであろうと、
思いを新たにいたしました。
まだまだ書きたいことが
たくさんあるのですが、
最後に心から同意、共感、
している点です。
それは、「経営はまず社員と
その家族のため」という
見出しの部分です。
社長はその責務を負っているゆえに、
社員の先まで見ているということ。
それを社員もちゃんと知っていて、
この社長のためなら・・・という
意識で働いている、ということです。
つまり、「社員に報い」る点について
も書かれていました。
だから社長のために・・・
という思いが、社員一人ひとりの
思い出もあるので、いい結果が
出せるのでしょうね。
で、サンマーク社の場合、
実売(刷り部数ではなく、
実際に売れた数)3万部以上で、
定価の1%がもらえるご褒美が
あるそうです。
3万部売れたら、
だいたい50万くらいでしょうかね。
実は、それは私のモチベーション
でもあるのです。
前回の記事にも書きましたが、
私は、あまり自分の本が
売れている感じがしていないので、
自分の本を売りたい、と思う
一番のモチベーションが、
私を選んでくださった編集者に
報いたい!というものなのです。
ですので、編集者には、
「ね?ね?何万部か行ったら、
ボーナス入りますか?」と聞くのです。
(余計なお世話ちゃあ、
余計なお世話ですが 笑)
出版社によりまして、
年に2回のボーナスになる人もいれば、
10万部行ったら、社員全員に
ボーナスが出る、と言った
出版社もありました。
だから、新刊が出たときは
できる限りのことをします。
書くのにかなり消耗しますから
やはり、送り出す時には、
多くの人の手に渡って欲しい、
という願いは、自然のこと。
一冊でミリオン…私の夢ですね。
もしかしたら、
「一切なりゆき」
樹木希林さんのように亡くなってから
ミリオンが達成される、なんて、
そんな形で叶うかも知れず。
どんな形かわかりませんが、
頭の中でそんな意識が限界を
持たずにあるのは、その未来が
あるからなのかもしれません。
大ぼらってことでお許しください 笑
さて、本の巻末にありました、
サンマーク出版社でのこの25年間の
ベスト&ロングセラーズ
載せておきます。
あなたは何冊持っているかな?
私はざっくり数えて11冊かな?
きっと皆さんも何冊かは
お持ちかもしれません。
気になる本のタイトルがあったら、
どうぞ迎い入れて、あなたの
人生のお供にどうぞ。
この驚異的な数字のわけは、
本の中にすべて書いてありました。
限界意識を突破して、
良い波動を発することを心がけ、
そして、誰かのためになること、
ブレずにそれを続けてきたから
なのだということがわかりました。
↑ざっくりな書き方ですが、
あとはご自身でお読みに
なってみてください。
私はあまり本を誰か個人に
「これを読んでみて」とは
勧めたりはしないのですが、
この本は個人的に編集者に
「ぜひ読んでみてください!
次の私達の本が売れるので!」
と暑っ苦しく勧めています。
残念ながら今、Amazonでは
売り切れ状態ですが、
次の入荷を待つか、それか
もしよろしければ、本屋さんに
足を向けていただけませんか?
それがまた社会貢献になりますので。
人生二度目のサイン本。
一冊目は、ミュージシャンのゆずの
ユージンが出版したときに、
握手会に並んでサイン頂戴しました。
そして二度目が植木氏のサイン、
という記念すべきサイン本です。
それではまた明日。