先日の「言いたいこと言えていますか?」

の記事にて、興味深い質問が

コメントにありましたので、

その件に関して回答を

したいと思います。

 

 

「復讐心」についてですね。

まずはご質問から。

 

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つい先日、社内で上司と揉めて退職しました。

話し合いの際に言いたいことを言えずでした。

更にはまさかそんな人だっただなんて

の事実が発覚し、復讐心が今では

出てきて許せません。

 

 

感情を認めてもモヤモヤ。

今更辞めたから伝えても…。

スペインのことわざで

”幸福に生きることが最高の復讐である”

というのを知り少しは抑えれますが

それでも…。

 

 

いつか復讐心について

記事にして頂けたらと思います。

勉強したいと思ってます。

=====

 

 

こういう質問はありがたいですね。

みんなも経験あるものです。

復讐心がメラメラ出ることが

 

 

復讐心についての答えは、

 

 

「あなたが幸せになるために

人を恨んだり、復讐心など

持ってはなりませぬ。

許すことこそが、自分のためになり

それは価値あることなのです」

 

 

・・・なんて綺麗な言葉を

私は言いませんから。

 

 

復讐心を持ってしまい、

罪悪感に苛(さいな)まれている方が

もしいらっしゃったら、

ご自身を責めないでくださいませ。

普通の感情ですから。

 

 

ただ、私ならどうするか?

という部分を言わせていただけたら、

上記のように、聖人君子のような

他者にアドバイスはしませんが、

ただ、私は、アホを相手に

復讐をすること事態が、

そのアホと同じ土俵に上がってしまい、

同じアホに成り下がってしまいますので、

ほぼスルーします。

 

 

ええ格好しいなので、

アホに見られたくないのと、

アホたちのように暇ではなくて、

超絶忙しいし・・・

 

 

大抵の場合、スルーできます。

それ以外の法に抵触することは、

法に解決してもらっています。

 

 

法に触れないことなら、

ご質問者様が書いてくださった、

”幸福に生きることが最高の復讐である”

という見方を私もしています。

 

 

例えば、私などは、

ありもしないような誹謗中傷を、

続けて書かれたことがあります。

 

 

こういう仕事をしていますと、

その誹謗中傷は私に向けられて

書かれたものだとしても

取引先の方にも迷惑がかかって

しまいます。

 

 

嘘ばっかだったので、

訴えたら、100%勝つような内容で、

弁護士にも相談の上、どうしようか

とも思いましたが、弁護士と私と、

私の関係する親しい取引先や友人や

見ている読者たちの一致した

意見はこうなのです。

 

 

頭に来ても

アホとは戦うな!

 

この本のタイトルから

回答させていただきました。

 

 

 

 

 

この本は、売れに売れまくって、

75万部突破で、帯までリニュアル

しましたね。今から5年前に出版

された本ですが、今なお

売れ続けているのは、世の中には

アホがあまりにも多くて

迷惑を被っている人が

絶えないということですね。

 

 

この第1章の

「アホと戦うのは人生の無駄」

の冒頭の部分を読むだけで、

ご質問者様、スッキリするかもです。

引用して書きますね。

 

 

「ここで想定するアホとは

どんな人物だろうか?一言で言えば、

あなたがわざわざ戦ったり、

悩んだりする価値のない人間である。

そして不条理な人物である。

 

 

あなたにとって、

一見目障りで邪魔である。

時として正当な理由もなく

なたの足を引っ張ってくる

当たり屋でもある。

あなたに体当たりして絡んで、

自分の価値をあげようとする人物だ。

 

 

あなたにしつこくアタックしてくる

アホの特徴は、まず暇であること。

暇に加えて、これはあなたが

知らなければならない大事な特徴だが、

このアホはあなたに強い関心がある。

しつこく嫌なことをやってきたり

言ってきたりする人は、実はあなたに

興味があり、構って欲しかったりする。

つまりあなたに振り向いて欲しいから

理不尽なことを言ってくるのだ。」

 

 

これを読んだ時に、私の場合、

全部当てはまっていて、あまりにも

スッキリしてしまい、無視することが

最大の復讐になっていまして、

私の視界に、世界に、入って

こないようにしました。

(ただ何かあったときのための

エビデンスは必要なので

備えはしておりますが)

 

 

もし、ご質問者様が、

復讐をしたいと思っている相手が、

上記の事柄に一つでも当てはまっていたら、

そんな価値のない人のために、

時間を用いていることになる

という認識を持つことはオススメです。

 

 

それだけで、

前に進める人もいます。

 

 

しかし、もし、それをして

ご質問者様にとって価値があるなら

(スッキリするとかさっぱりするとか、

自分の信念を突き通しているとか)

無理に感情を抑える必要もなく、

反論したり、気持ちを伝えるのは

悪いことではないな、と思うのです。

 

 

もう退職したから、今更伝えても…

と悩んでいても、スルーをして

無駄な時間を使わないことが

ご質問者様にとって価値があるのか?

 

 

それとも、言いたいことを

書面なりにして伝えることが

スッキリして価値があることなのか?

 

 

それは人によって違うので、

スルーできるならスルーし、

できないなら、それなりの対処を

するのも悪いことではないのです。

 

 

それが結局

アホに時間を使っていることに

なるとしても、それをすることで

この嫌な感情を忘れて、

前に進めるなら、それはそれで

大切なことだと思います。

 

 

スルーできるならスルー

心から許せるなら許す。

 

 

許せなくて、言ってやりたい、

そうしないと次に進めない、

と思うなら、法に触れない形で

何かアクションを起こしても

いいのです・・・が、それを

した後がどうなるか?と想像をしてみて、

今後の生活に不具合が生じないかも

検討する必要があります。

 

 

もし「もう忘れたい」と思うなら、

そのことを思い出さないよう

思考をコントロールすること。

思い出したら、ほっぺをペチペチ、とか

立ち上がって、気分が良くなる

音楽をかけるとか。

 

 

何度も何度も脳内リピートをしますと、

その感情を、強く、大きく、硬く

してしまう行為を続けていることに

なるからです。

 

 

忘れたくない、と思う場合は

それをモチベーションに進むとか、

または現実的な対処をするために、

思い出すとかの目的があるはず。

 

 

どちらがいいかは、

ご質問者様次第です。

 

 

自分で復讐してはなりません。

神の怒りに任せなさい。

復讐は私がすることである

(聖書の言葉)

 

 

ここでいう私とは神様のこと。

これは本当にそうでして、

因果応報は今の時代は本当に早くて、

ひどいことをし続けている人の

結末が悲惨なものになることは

多くの人々を見て知っています。

 

 

ですから、自分で

復讐なんてする必要がなくて、

自分の復讐よりも因果応報、

神の復讐はより恐ろしいのです。

 

 

これは私の価値観ですから、

無理に採用する必要はありません。

 

 

時間が経てば、

少し気持ちが落ち着いてくるかも

しれません。誰か心許す人に

吐き出すだけでも、その復讐心は

スッと消えることがありますので、

それもオススメです。

 

 

もし的外れな回答をしていたら

お許しくださいね。

ではまた明日。