なかなか私らしい自撮り写真。

自撮り場面を写真に収めるのが好きな私です。

抱いているのは、モモじゃないですよ。

フォトグラファー木村さんちのレオン君。

 

 

 

今から10年前に、ブログをはじめました。

10年前は、39歳。あ、ちょうど先日書いた

「子供がいない人生」でもあったように、

ある意味、流産がきっかけでブログを

はじめたんだけど、なんとこの10年間

早かったことか・・・もう、もう49歳。

 

 

 

いろいろあった10年間です。

私のことをプライベートを知っている人は、

きっと私に起きた、正負の法則の、

「負の部分」も見てきてくれていて、

ずっと寄り添ってきてくれました。

数人の友たちには、心から感謝しております。

 

 

 

プラスのことをたくさん受け取ってきた分、

マイナスのこともたくさんあった10年でした。

しかし、それを学びに変えて、成長に変えて、

そのあと、大笑いに変えてこれたので、

私にとって「正負の法則」は、正正になっています。

 

 

 

10年前の今日、

ブログを始めた=パソコンを始めた

と言っても過言ではありません。

 

 

 

パソコンできるようになってから、

ブログを始めようかな、とか

ブログのコンセプトやらやることが

しっかり決まってから、ブログを始めようかな、

とも思ったのですが、ほとんど見切り発車。

 

 

 

発車しないことには何も始まらないしね。

どうせ、最初からアクセスなんて

あるわけないし、誰も見ていないから

どんどん書いて書いて書きまくれば、

慣れてくるだろう、と思い、

1日1記事を自分に課し、それは

今でも守られています。

 

 

 

課し・・・なんていいうと、

苦しさが伴いそうにも聞こえるでしょうが、

そうでもなくて、もちろん楽しくなかったり、

辛かったことがあった時でも、

この1日1記事自分に課したことで、

パソコンに向かってキーボードを打ち始めると、

それがある意味リセットとなり、そして

そのつらいことも悲しいことも、

なんだか知らないうちに学びになって

それを情報提供できていた、

ということがあったと思います。

 

 

 

よくぞ続けた10年間!!

あっぱれ!と自分を褒めたいです。

本当に飽きっぽい私が続いたのは、

やっぱり読んでくれている人がいた、

ということと、現実的に言えば、

ブログが少しずつ収入になってきて

おもしろくなっていたからだとも思います。

 

 

 

でもね、匿名者のコメントは

最初の頃は、すごく傷つくわけです。

いや、すごく、って皆さんのような

傷の付き方はしないけど、なんせ、

「美人になる方法」なんていう

タイトルがタイトルだから、

女性たちの攻撃を受けるわけです。

 

 

 

ただの一ブロガーに対して、

表現がアマチュアだの

書いていることがアホっぽいだの、

拾ってきたパクリ記事書くな、とか、

ブスが美人になる方法語るな!とか、

顔がモアイ像だの、なんてバランスの悪い体!

足が相当短いだの・・・

 

 

 

他人様の外見をののしるなんて、

多分、現実社会ではほとんどないでしょうが、

ネットの社会では残酷なほど、人々は攻撃します。

これはブログをやり続けてきた人なら

経験があるかもしれませんが、

そんなに人に言われるくらい、

私の顔はひどい顔だろうか?とか、

ひどい体型をしているのだろうか?

と悩んでこともあります(10秒くらい・・・)

短っ!!! 笑

 

 

 

多分、ブログという媒体で、

自分をさらしたり、自分の世界観などを

表現さえしなければ、一生、他人様からそんな

ひどい言葉など浴びせられることなどないだろうな、

という言葉たちを浴びせられた10年でもありました。

 

 

 

愛と感謝が大切だと書けば、

胡散臭い、とののしられ、

思考停止せず、鵜呑みにしないで

自分でしっかり左脳的に調べることが必要、と書けば、

責任逃れしている、アマチュアだとののしられ、

目立つということは、ののしられることなんだ、

というのがだいたい3年目くらいからわかりました。

 

 

 

この3年目くらいから私は、

セミナーで全国ツアーを始めて、

収入にもなり始めた頃でしたから、

お金を頂戴しているプラスの面があり、

しかし、マイナス面としては、そういう

残酷な言葉たちを浴びせられるんだ、

ということを認めたのがその頃でした。

 

 

 

3年前の2013年からは、

著者としてのスタートをして、

これまで、手帳も含めると16冊の本を

世に送り出すことができ、本が売れない時代にあっても、

ほとんどが増刷・ベストセラーと言われる

領域にまで達することができ、それはみなさんの

応援があったからこそのことです。

たったの3年ちょいで、累計66万部となりました。

 

 

 

こうして、10年間でたくさんの幸せを

皆様からいただきました。

しかし、10年間で、その幸せの逆、

悲しみやつらいこともたくさんありました。

もうだめだ・・・と思ったことも

2度ほどありました。

 

 

 

しかし、それでも1日1記事を意地でも

継続できたことにより、立っていられた、と

今では感じています。

あの時は、泥を舐めながら

生きていたような気がします。

 

 

 

もし、あの時、

「がんばらないで休みなよ」と言われて、

力を抜いてそうしていたら、

今の私はなかったでしょうし、

もう、ブログをやめていて、どうにでもなれ!と

思っていたかもしれません。

 

 

 

嵐が通り過ぎた後は、

やっぱり好きなブログを書きながら、

随分と自分を労わりました。

一番自分を大切にしないと、その歪みが

このブログを毎日読んでくださっている

読者に伝染してしまうからです。

 

 

 

いずれにしても、本当にいろいろあった10年間。

そして、今年2016年は一旦、すべてのリセットと

始まりの年でもあります。終わりと始まりが

セットになっている年のようです。

大きな物を失った年ではありましたが、

その代わりに、大きな物を受け取りもしました。

 

 

 

今日から11年目に突入。

毎年、ブログ何周年記念、

というのは忘れているのですが、

今回は忘れなかったのがすごい!

 

 

 

10周年記念日の今日、

ちょっと自分を褒めてあげようと思います。

本日の夜には仙台に戻ります。

心地よい疲れで、飛行機ではゆっくり

眠れると思います。

 

 

 

戻ってから、熊野筆のレポートアップしますね。

楽しみにしていてくださいませ。

ではまた明日。

 

 

画像/フォトグラファー木村千枝氏

 

 

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