ご質問、いただきました。

 

 

「いつもブログを読んでいます。

引き寄せの法則を現実的に実行し始めたら、

本当にすごい展開があり、お金が入ってきたり

彼氏ができたり、いいことだらけでした。

 

しかし、彼に浮気されました。

婚約までしていましが、

結局、破談となり、時々、

とてつもなく悲しい気持ちになります。

 

彼がいなくなった今、ふと思ったのです。

引き寄せの法則でいつもいい気分、

いつも幸せな気分でいたのに

なぜこう言う嫌な出来事が起きるのだろうか?と。

自分の何が悪かったんだろう?

 

それでも、引き寄せの法則は信じていて、

愛と感謝の気持ちで生きているので、

そんなに不幸を感じることはありませんが、

一体なぜ、悪いことは起きるのだろう、という

疑問が湧いてきたので、メッセージさせていただきました。

目にとまりましたらご回答お願いいたします」

 

 


結論から言いますと、

引き寄せの法則は、

悪い事が起きない法則ではない、
ということ。

 

 

 

引き寄せの法則は、基本、その時に発した

エネルギーと同じエネルギーを受ける、

というものなので、いつもいい感情でいたら、

いい出来事が起きるわけですが、ただ・・・

 

 

 

その受け取るまでの

【時間差】

というものがあります。

 

 

 

もしかしたら、その以前発したことがある

悪いエネルギー、つまり波動や周波数が

時を超えて、今身に起きているかもしれず、

そして、今やった悪いことが、今生で応報としてなくても、

もしかしたら、来世で応報があるかもしれず、

結局、宇宙という広大なところに発したエネルギーは

回りに回っていつか戻ってくる。

その戻ってくるのは、いつかは分からないよ、ということ。

 

 

 

つまり、以前も書いた通り、

引き寄せの法則は、

因果応報であるということ。

 

 

 

私も、こんな風に毎日

いいことばっかり書いているようでも、

個人的にはいろんな嫌な出来事だってあります。

消化の仕方が早いので、ダラダラ長引かせず、

その悪い感情から発するエネルギーによる

嫌な引き寄せをしたくないものですから、

早くそこから脱出する方法を身につけているだけです。

私にもあるある、これでもか!

というくらい嫌なこともあるのです。

 

 

 

家族の問題、人間関係、詐欺めいたことや

誹謗中傷やら、なぜこんなに、

感謝の気持ちで生きているのに、

人生波乱万丈なんだろう?と

ご質問者様のように、真面目に考えたことがありました。

 

 

 

しかし、因果応報だということ。

しかも、いつの時代の応報を

今受けているかもわからない。

そう思って、もがかず、抵抗せず、

対処できる点は対処の努力をして、

ただ淡々と、その嫌な出来事も

甘んじて受け入れています

 

 

 

そして、もうひとつ言えることは

以前の記事にも書きましたが、

光が強くなれば闇も濃くなるわけでして、

いいことが多くなれば、当然、闇の部分、

つまり大変なこともセットなわけです。

 

 

 

例えば、芸能人はちょっと悪いこと、

ちょっと口が滑って発言ミスをしたとしても

大きく叩かれます。

みんなの前で注目浴びて、お金をたくさんもらう

光がある分、闇もセットで付いてきます。

 

 

 

例えば、一般的に今、自己啓発の世界でも

不倫が大っぴらにOKとされている中にあっても、

それでも、ベッキーちゃんのように、ひとたび、

そんなことが明るみになった暁にゃあ、

叩かれまくるわけです。

あんなに素直で性格がよくて真面目な女性なのに。

しかし、有名税だからしょうがない。

 

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引き寄せの法則は、

悪いことが起きませんよー。

というものでもなければ、

悪いことが起きたのは、今のあなたが

悪いことをしたから、そうなったのよー、

というものでもありません。

もちろん、瞬時に引き寄せが起きる事も

ありますが、いつ叶うかはわからない。

 

 

 

いつかのあの時の自分がしたことが

今、我が身に戻ってきているのかもしれない。

その、「いつかのあの時」というのは、

いつかはわからないわけです。

しかし、そんなことを考えても無駄。

それよりも現実的で、前向きな対処方法を

チャッチャと考えて行動に移した方がはるかに建設的。

 

引き寄せの法則への違和感 

 

 

 

そして、聖書の言葉で私自身がいつも、

本当にそうだな、と思うのは、

 

 

 

「時と、予見し得ない出来事は

 すべての人にのぞむ」

 

 

 

誰にでも、予見し得ない出来事に

直面することがあるのです。

自分を責めたり、他人を責めたりすることなく、

ただ淡々と自己責任のうちに対処するしかないのです。

 

 

 

どっちみち、誰でも

死ぬまで生きなきゃ

ないんだから。

 

 

 

その間には、いろんなことがあるわけでして、

楽しいことばかりじゃなくて、

楽しくない嫌な出来事から人間は

学んだり成長したりする方が多いので、

喜怒哀楽、全部味わい尽くして、

乗り越えていきましょうね。

 

 

 

しかしながら、優等生な乗り越え方じゃなくてもいいです。

泥臭く、人間臭く、もがいたり、叫んだり、

暴言吐いたりしながらでも、最後、乗り越えた時に、

また笑顔になれればいいですから。

ほんでは、また明日。