こんにちは!
最短2週間で中学生の数学定期テストを90点以上に飛躍させる専門家
松本ひろみです。
質問です。
『数学は、好きですか?』
中学生にこの質問をすると、
かなりの確率で
「好きじゃないです!!」
という返事をもらいます。
「因数分解なんて出来なくても生きていけるもん!」
「最大最小を出したところでわたしになんのメリットもない!」
「点Pさえ動かなかったらこんな面倒な問題解かなくていいのに!!」
このような訴えを
もう何回聞いたかはもはや覚えておりません(笑)
倦厭されがちな、数学という教科。
なぜ、苦手意識をもっている中学生が多いのでしょうか?
その理由の一つが、これ。
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自分の生活との共通点が
見つけにくいから。
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人は、
学びが自分がもっている知識や経験と結びついた時、
記憶に残りやすいといいます。
例えば、
あなたが毎週楽しみに観ていた大河ドラマで題材になっていた歴史的偉人が、
社会の授業で取り上げられていたら、どうでしょう?
全く聞いたことのない偉人が定めた、初めて聞く政策の話を聞くより、
よっぽど頭にスッと入ってくるし、
なにより授業を聞くのが楽しくなるのではないでしょうか。
日常的に使う語学系の科目、
テレビドラマや漫画で扱われたり、自分の生活と直結する知識を扱う社会科目、
現象の仕組みを紐解く理科科目。
これらと違って、
数学と自分の生活の接点って、ぱっと思いつきにくいですよね。
だけど!
少し分かりにくいだけで、
数学こそ、日常生活と密接に関わっている教科なんですよ!
日常生活で起きた問題に対して、
解決策を考えないといけない時ってありますよね。
その問題をクリアするには
クリアしないといけない条件や制限があって
与えられた情報を元に、筋道を立てて考え、
一つずつ条件を検証し、
最も得たい結果を得る必要があります。
この問題解決へのプロセスを組み立てる訓練が、数学なんです。
この条件や制限が、
数学のルールに置き換わっているんですね!
だから数学は
日常生活で問題解決を行うための考え方を養うために、
身の回りで起きた問題を数字に置き換えた、たとえ話。
日常生活での問題解決力を養っていくための練習問題なんですね!
数学の本質は、ただ式を立てて計算するだけではありません。
わたしは生徒さんに、
数学を通じて、
日々を豊かにする問題解決力を養っていただくべく、
お手伝いをさせていただいています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
心をこめて。