生真面目な人ほど陥っている?!今すぐ確認してほしい『設問への取り組み方』 | 家庭学習のやり方を学ぶ パパママのためのオンラインメディア

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こんにちは晴れ
 
女子高生の「数学が苦手」を「わかる!解ける!」に変える専門家
松本ひろみ です照れ








「一人で数学の問題を解くことが苦手!一人だと解けない!」

こう思ったこと、ありませんか。







実はこれ、
わたしが実際に、
ある高校一年生の女の子から聞いた言葉です。



彼女は、毎日部活を頑張っているテニス部の女の子。
責任感が強い長女さんで、
のちに、テニス部のキャプテンまで務めたしっかり者でした。





塾の授業にもとても真面目に取り組んでいるのに、
宿題になると、なぜかうまく取り組めない。

なんとなく遠ざけて、後回しにしてしまう……。







何事も真剣に向き合う彼女。
なのにどうして
宿題に取り組むことが苦手だったのでしょうか?





その原因は
「問題を間違えることへの恐怖感」
にありました。









真面目でがんばり屋さんなあなた

問題の答えが合わない=失敗
と、思っていませんか?






このテニス部の彼女も、
同じ状態に陥っていました。


わかる問題=最後の解き方までイメージが湧く問題
分からない問題=それ以外


という分類になっていたんです。




これ、本当にもったいない!
設問を完答するだけが数学じゃないんです。




数学は、考え方のプロセスを重視します。
その結果として答えがあり、
正解か不正解か、という結論があります。




真面目な人ほど
結論だけを重視してしまうんです。




結論も出てないのに、
途中経過なんて、
見せるだけ恥ずかしい。
だから最初から見せない。


そんな、ある種の潔さというか、
侍ソウルすら感じますが…笑



それでは
その解答を見た人に、あなたの考えが伝わりません。

あなたの考えたことを、表現しましょう!





さて、テニス部の彼女。

この考え方を何度もお伝えした結果、
宿題にきちんと取り組めるようになり、
解きかけて途中でわからなくなった設問も、
きちんと過程を残してくれるようになりました。


その宿題のおかげで
彼女の苦手な部分や、理解が浅い部分を
適切に補強することができたのはいうまでもありませんドキドキ




間違えたっていい。
答えにたどり着けなくてもいい。
あなたの今の考えを、存分に表現して、伝えてくださいね!