ZZR400 始動トラブル (5) | むらのブログ

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<2017/7/23追記・修正>

 ※テスター結果、記事内に記載ミスがあったので修正しました。

 ※始動トラブル (1)~(3) でジャンクションボックス内の「スターターサーキットリレー」も「スターターリレー」と書いていたので紛らわしくなってしまいました。(1)~(3)の当該箇所をスターターサーキットリレーに修正しました。

 

 

どもメタルスライム2

 

なんだかんだで随分と長くなってしまった始動トラブルの件。

早くもパート5です。

 

ZZR400 始動トラブル

ZZR400 始動トラブル (2)

ZZR400 始動トラブル (3)

ZZR400 始動トラブル (4)

 

 

さて、前回は謎のテスター結果が出たところで閉じてしまったZZRくん。

 

前回までのおさらい

 

<セルスイッチON時の挙動>

 ・ジャンクションボックスから「カチッ」と音がするだけでセルモーターは無反応。

 ・セルモーターの電極(+) とアース(-) でテスターを当てても電圧取れず。

 ・スターターリレーの電極(右)とアース(-)でテスターを当てても電圧取れず。

 

このことからスターターリレー故障の疑いが強いと考え、スターターリレーを注文していました。

 

 

Parts No. 27010-0778 スターターリレー

 

新品で8,000円弱(送料込み)

 

なんとかこれで治ってほしい!

念のため、テスターはもう一度当てて、今度はきちんと記録していきます。

 

 

作業前

 

 

スターターリレー

下の2つの電極は左はバッテリー電極(+)、右はスターターリレー電極(+)へ直接繋がっています。

 

では改めて、イグニッションON、セルスイッチON 時の電圧を測定してみます。

テスターのパターンは以下の通り。

 

① スターターリレー(左)、アース(-)

② スターターリレー(左)、バッテリー(-)

③ スターターリレー(右)、アース(-)

④ スターターリレー(右)、バッテリー(-)

 

 

アース(-)はここから取ります。

 

では測定結果。

 

(A) イグニッションON時の電圧

 ① 12.5V

 ② 12.5V

 ③ 0V

 ④ 0V

 

(B) セルスイッチON時の電圧

 ① 12.4V

 ② 12.4V

 ③ 0V

 ④ 0V

 

やはり、スターターリレーが正常に動いていないっぽい。

というわけでさくっと交換。

 

交換後に改めて測定

 

(A) イグニッションON時の電圧

 ① 12.5V

 ② 12.5V

 ③ 0V

 ④ ③で正常値だったため測定していません。

 

(B) セルスイッチON時の電圧

 ① 12.4V

 ② 12.4V

 ③ 12.2V

 ④ ③で正常値だったため測定していません。

 

うん。

きちんと電圧取れるようになりました。

(このとき、フューエルタンクとキャブ外していたので始動はしていません)

 

セルモーターの始動確認はしていないですが、恐らく問題ない(はず)かと。

 

 

なんとか治ったか~。

大事に至らなくてよかったです。

 

というわけで、前回続き。

キャブOHしたら、仕上げは同調作業ですね。

 

 

せっかくキャブまでアクセスするので、改めてバキュームバルブの動作を確認。

若干抵抗があったので再度バラしてパークリ吹いてやりました。

 

 

 

そして同調作業

 

 

バキュームゲージの4つのメーターが同じ位置を指すように調整します。

4発が合っていないとバルバル音ですが、綺麗に決まるとドヒュヒュヒュと音が変わります。

 

ここで同調作業が行えていることでお察しいただけるかと思いますが。

 

セル完全復活。

エンジン無事に始動しました。

 

1番のシリンダーに少し多めにガソリン入っていたようで最初始動に手間取りましたが。

もしかしたら、少しオーバーフローしていたのかもしれません。

 

 

 

そんなわけで、復活しましたグラサン

 

 

あとは車検に備えて整備やらクーラント補充やらしないと。

そういえばチェーンも伸びちゃってだるんだるんだったしなー。

 

車検通したら次はツーリングですね!

今年も無事に行けますように笑

 

 

大したことないトラブルだったけど、無駄に長くなってしまってごめんなさい。

お付き合いいただきまして、ありがとうございましたエストレヤ☆パープル

 

 

おわり