【悪い性】

売る前のお世辞より

売った後の奉仕、

これこそ永久の客を作る。

<松下幸之助>



■ひとこと

受注したら、
ついつい手を抜いてしまいがちなのは営業パーソンの悪い性。

付き合いはじめたら、
なんとなく素っ気なくしてしまうのは甲斐性なしの悪い性。


いやいや、
本当はお付き合いが始まってからの熱心な対話こそがしあわせな関係作りにおいて大事なこと。


日々、いろいろと忙しないと、心を亡くしてしまいがちなんですねぇ。

【前ばかり見とっても、何も見えてこんで】

真っすぐ前ばかり見とっても、何も見えてこんで。

人生、大事なことは横っちょの方に転がってるもんや。

<榊莫山/書家・作家>



■ひとこと

前には何も見えてこないだって?

これは、また、いったいどういうことだろう?


…と思ってしばらく考えてみたら、だんだんとその言葉の意味が分かってきた気がします。

「こうありたい」とか「こんなことがしたい」と願ってそれを実現するために物事に真っ直ぐに取り組む。

そのひた向きな視線は、対象しか目に入らない。
それはそれで大事なこと。
いわゆる集中というもんですね。物事を成すには集中あってこそだと思います。


しかし、目に入らないから気付かないことも沢山ある。


たとえば周りの人の気持ち。
陰でひっそりと悲しい想いをしている人の存在、とか
逆に陰でこっそりと支えてくれている人の存在、とか。

たとえば自然の変化。
気づかなかったけどこんなに日が延びていたのか、とか
いつの間にかこんなに新緑が香る季節になっていたのか、とか。


そういうのって、前だけ見ていたら意外と目に入らないもんですね~。

目に入るようになるのは、だいたい、物事が上手くいかなくなって、ジタバタして、それでもどうしようもなくって、投げ出したくなって目標から目を反らしたとき、ふと気付く。

そして、こんなことを呟く。

「あれ、こういうのが見えないで、沢山の大切なことをないがしろにして、私はいったい何をしたかったんだっけ?」


【反省をしてみる】

なにをしても反省せず、あれは良かったのか、悪かったのか思いもしないということでは、せっかくの体験が体験にならない、

その味をかみしめる。それが体験である。

<江口克彦/実業家、政治家>



■ひとこと

「反省」という言葉には、どこかネガティブな意味を感じてしまいます。

小さい頃によく親から「反省しなさい!」と叱られた記憶が蘇るからでしょうか。


しかし、本来的には反省というのはとても良いことだと思うんです。

“今日の私はイケてたかな?”と振り返ってみて、
良かったことは素直に認めてあげればよし、
悪かったことがあれば、明日は同じ過ちをしないようにするにはどうすれば良いかをしっかりと考える。

こういうことをコツコツ積み上げていけば、自然にイケてる自分を創り上げることができると思います。


【怒りを感じたとき】

自分の仕事を批判されたときに怒りを表すのではなく、冷静になることが大切である。

怒りとは、自分の不完全さを隠すための手段でしかない。

<REALbeing「自分を変える言葉」より>



■ひとこと

怒りを感じること、
日々の生活のなかでしばしばあると思います。

感情を殺すことは出来ないから、怒りは怒りとして認めるしかない。

コッソリと心の中で「○○のバカヤロー」と叫べばよいですね。


しかし、リアルでこれ(感情剥き出しにぶちまける)をやったらいかんと思います。

いくら相手に非があるときでも、
いくら相手から怒りの感情をぶつけられたときでも、
ましてや普段から嫌なヤツなら尚更。


まずは冷静になって、相手は何をして欲しかったのか、或いは何をして欲しくなかったのかをしっかり理解すること。

次に、それは自分の力で応えられることなのかどうかを判断する。

そうやって冷静に対処していければ、大きく道を踏み外すことはないと思います。

悔しくても、
「最後に笑うのは、この私だ!」
と密かに思いながら、怒りを乗り越えましょう。



■編集後記

つい先日、とっても嫌なことがありました。

あまりの怒りに頭の血が沸騰しているような感覚を味わいましたが(笑)、

なんとか堪えながら今日の『ひとこと』に書いたワークをただいま実践中です。


…とまあ、こんなブログですが、読んでくださっているあなたに何か気付きを提供することができたら、幸いです。

【魅力を身につける】

人を引きつける魅力というと、よほど突出した何かを持ったカリスマのような人物をイメージされるかもしれません。

しかし、じつはそう難しく考えることはない。
当たり前のことを日々、きちんとやっている人。
他人から好かれ、信頼されて、周囲に人が集まってくるのは、結局のところ、そんな人だと思います。

たとえば、笑顔を忘れないこと。
元気に明るく振る舞うこと。
嘘やかけひきをせず、素直に正直に生きること。
やさしさや思いやりを持つこと。
正しいと思うことをあきらめずに、最後までやり遂げること。

そんな心がけを日々、地道に実践し続けることが、その人の人間性を磨き上げていくのです。

<渡邉美樹/経営者>



■ひとこと

できるなら魅力溢れる人間になりたい。他人から魅力的な人として見られたい。

そんな願望は誰もが持っているのではないでしょうか。

でも、いったいどうやったら魅力的な人に成れるんでしょうか?


その問いを明らかにするためには、まず、自分が人に魅力を感じるのはどんなときか、どんな人か、を明らかにする必要があります。


私の場合は、自分の信念があってその信念からぶれずに行動している人に強く惹かれます。

では、そんな人になるにはどうすれば良いのか?


まずは、
自分が信じられるに足る自分なりの基準を持つこと。

そして、それを常にぶれずに守り通せるだけの硬い意志。(前回のエッセイでも触れましたね)

あとは愚直に自分の信念を守り続けること。
そんな地味な作業しかないのかもしれません。


著名な小説家もこんなセリフを残しています。

『平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである。
(アンドレ・ジイド)』


【硬い心、柔らかな心】

私が人生で学んだことは、自分が今もっている力を全部使えということです。

<スティーヴン・ホーキング/物理学者>



■ひとこと

しあわせに日々を生きることとは、

自分に降りかかる出来事に不平不満を言わず、ありがたく享受できる精神を持つことかもしれない、

と感じています。



一方で成功するとは、

“なんとしても達成したい事”を特定し、それに向かって焦点を絞り、達成するまで全精力を注ぎ込み続ける固い意志を持つこと、そして、それを実践すること。


前者に必要なのは、柔らかな心。
後者に必要なのは、硬い心。


理想的な使い分けとしては、
硬い心(意志)をもって行動しつつ、
行動することによって返ってくる社会からの様々なリアクションには、
柔らかな心(寛容な精神)をもってすべてをありのままに受け入れる。
そんな感じでしょうか。



恐れ、怒り、焦り、苛立ち…。

こういった誰もが感じる心のセンサーに、ちゃんと気付いてあげつつ、感情に振り回されないようにしっかり処理してあげる。


なかなか上手くいかないものですが、意識して訓練していくしかないですよね。

【うまくいかなくても】

社会というところは、短期的に見ればアンフェアなところもある。

しかし、長期的に見れば必ずフェアなものだ。

それだけに努力さえしていれば、必ず誰かひとりは見ていることを忘れるな。

<紀田順一郎/作家>



■ひとこと

最近気に入ってよく使っている言葉、
『人間万事塞翁が馬』。


うまくいかなくても、
落ち込まないように。

いや、落ち込まないなんて無理かもしれないけれど、

思い詰めて、
煮詰まって、
ニッチモサッチもいかなくなって、

これまでやってきたことを簡単に投げ出さないようにだけはしたいものです。


うまくいかなかったことは、“結果”ではなくて、あくまで“経過”。

まだ最終判決が下されたわけじゃない。

このやり方では、ちょっとうまくいかないな、ということが分かったに過ぎない。


冷静になって、
反省できたなら、

またやり方を変えつつ、トライし直せば良いじゃないか。

今度はもっと洗練されたやり方で、うまくいくはず!

【気持ちよく生きていくために】

他者に貢献することは、この地球でのあなたの居場所に払う家賃である。

<モハメド・アリ/ボクシング元世界チャンピオン>



■ひとこと

もしかしたら他者に貢献するという行為は、

なにも高尚なことなんかじゃなくて、

自分自身が気持ちよく生きていく権利を獲得するために必要な義務なのかもしれないなあ、と

ふと思いました。

【未来のことを考える】

われわれは未来のことをもっと考えなければならない。

自分の残りの人生は未来で過ごすのだから。

<ジョン・メイナード・ケインズ/イギリスの経済学者>



■ひとこと

もう過ぎ去ってしまった昨日のことをウジウジ悩んでいても仕方ない。

そんな昨日を経て、今日これからどういうスタンスで過ごすのか?について心を定めることが大事ですよね。


これからやってくる未来を、ちょっとでも快適に、楽しくすることに注力しよう。



■編集後記

約一週間ぶりの発行となりました。
この一週間、水疱瘡にかかって苦しんでおりました。

大人になってからの水疱瘡って、辛いものがありますね~。
もし子ども時代にかかっていない人がいらっしゃるならば、是非ともワクチンの予防接種をオススメします。(^_^;)

【がんばらなくても結果を出す】

楽しい毎日を過ごす秘訣は、自分の得意なことでほかの人の役に立つこと。

背筋を伸ばして明るく「どういたしまして」と言える毎日を自分で作り出そうね。

「どういたしまして」と言える場面がある人生が楽しいのです。

<水島智裕/セラピスト>



■ひとこと

特別がんばらないでも、

きちんと結果を出して

毎日楽しく暮らしていけたら、とってもしあわせなことだなぁと思うんです。


がんばらないというのは、手を抜くってことではないですよ。


無理なことをしなくても、通常の力の入れ具合で、難なく課題をクリアできること。


そんなことを可能にするためには、仕組みが必要。


これまで仕事でちゃんと結果を出すには個々人の猛烈なる努力あってこそ、なんて思ってきましたが、

仕事のやり方を個人プレイから組織プレイに変えれば、
そして、組織プレイで結果を出すためのルールや仕事の仕方をチームの皆が理解できたなら、

個人が必要以上にがんばらなくても、ちゃんと結果を出せるようになると思います。

そんなやり方を追求していきたいですね。