【身体で覚えたことを頭で整理し直す】

花の咲かない冬の日は

下へ下へと根を下ろせ。

<田舞徳太郎/日本創造教育研究所社長>



■ひとこと

いつも通り頑張っているのに、なぜか、結果が伴わない。

それで焦って、いつも以上にジタバタ頑張ってみたのに何の成果にも結びつかない。空回りばっかり。


…誰にもこんな苦しい経験があるのではないでしょうか。

そんなときは、どうすれば良いのか?

私の好きな映画『魔女の宅急便』のあるシーンにヒントになりそうな会話が出てきます。

↓↓↓

魔女のキキ)
私 前は何も考えなくても飛べたの

でも 今は分からなくなっちゃった

絵描きのウルスラ)
そういう時はジタバタするしかないよ

描いて 描いて 描きまくる

キキ)
でも やっぱり飛べなかったら?

ウルスラ)
描くのをやめる

散歩したり 景色を見たり…

昼寝したり 何もしない

そのうちに急に描きたくなるんだよ

キキ)
なるかしら…

ウルスラ)
なるさ!

↑↑↑

この映画を観たことない人には、ちょっとピンとこないかもしれませんが、
私は自分がスランプに陥ったとき、いつもこの映画のこのシーンを思い出します。

私はこのシーンを自己流の解釈として、こんな風に捉えています。


『身体で覚えたことを頭で整理し直す。』

どういうことかというと、
これまで難なくできたことがうまくいかなくなるとき、必ず何か条件が変わっていると思うんです。

それは外部環境の変化(世の中のルールとかこれまでの相手とは違う人とか)かもしれないし、
内部環境の変化(自分の成長あるいは衰退、自分の意識の変化など)かもしれない。

まず、そのことに気付くこと。

そのためには、これまで難なくできたことが、どんな風に難なくできていたのかその方程式を頭で組み立ててみる。

そして、次に
条件が変わっているとしたら、
方程式のどの部分が変わっちゃったのか、をじっくり見つめてみる。

こんな作業を行ってみるわけです。

もちろん算数の問題を解くのとは違うので、キレイな計算式なんかありませんが、考え方としては算数的な整理の仕方が良いと思います。(私の場合、ですが。)


これが、
『身体で覚えたことを頭で整理し直す。』
ということです。


この作業を行うには、静かな時間が必要です。

この年末年始のお休み期間、少し自分だけの時間を作ってみて、じっくり思考してみるのもいいかもしれません。

そうすれば、
春にはまた新しい花を咲かせることができるでしょう!
【縮こまらないで】

自分を過小評価するのではなく、過大評価するぐらい自分の得意分野を磨き上げて下さい。

欠点を直すほど、人生は長くない。

<林野宏/株式会社クレディセゾン代表取締役社長>



■ひとこと

コンプレックスを持つことは健全な精神だと思います。

ただし、
それに囚われて「どうせ私なんか…」といじけたり縮こまっていてもしょうがない。

すでにお気付きの通り、(残念ながら)人間は決して平等ではないのですから!


だからと言って、
全部が劣っている人間というのもいないわけで、
“あの”のび太くんだって勉強も運動もからっきしダメだけど、あやとりと射撃に関しては天賦の才能があるわけで、

ワタシもアナタも誰にだって、かならず一つや二つ、人より秀でてることがあるんです。

いや、別に人より秀でてるかどうかは実はどうでも良くて、

「とにかくこれやってるのが好きなんだ」

「これだけはどれだけやっても苦にならない」

「人から、このことについてはスゴイねって言われるんだ」

そんな風に思えることが一つあるだけで、めっけもの。


どうか、
劣等感に苛まれて、
縮こまらないで。

【誰も明日を保障されてはいない】

神様は人間に寿命を教えてはくれなかったのだ。
だから、人は誰も自分の寿命を知らないのだ。

それなのに、みんなは明日があると呑気に暮らしている。
誰も明日を保障されてはいないのだ。

だったら、やりたいことは今やらないで、いつできるというのだ。言い訳は十分したでしょ。

<引用元 失念>



■ひとこと

すぐに忘れてしまいがちなコトですが、

誰も明日を保障されてはいない

という事実。

今日、突然死がやってきても悔いは無いか?

・息子たちに何を遺してやれるか

・友に不義理をしたままになっていないか

・自分自身、納得のいく生き方ができているか

・親にこれまで甘え尽くしてきた分のお返しをできているか

・付き合い始めた頃から今まで、ずっとずっと寄り添ってくれた妻に十分な愛を届けられたか

などなど。


「あかん、できてへんわ…」と思うところがあれば、心にチクっとくるところがあれば、

今日やるべき仕事を片付けたら、いつもより早く切り上げて、
やり残していると感じたコトにさっそく着手してみよう。

【先に与える】

「他人にどう思われているか」

を気にしてる時間を少しでも

「自分は他人をどう思ってるか」

と客観視する時間にまわすんだ。

<武田双雲>



■ひとこと

よく似た言葉に、

『人に何をしてもらえるかではなく、人に対して何ができるかを考える』

ってのがあります。

えっ、もらいたいのに、なんで逆にあげなきゃいけないの?

と思ってしまいがちですが、
これって、実は理にかなった自然の法則だと思うわけです。


だって、自然界でも
果実を得たければ、まず種を植えるところから始まるし、

人間の世界でも
給料を得たければ、まず最低一ヶ月ぐらい働くところから始まるし、

あの人に振り向いて欲しければ、まずあの人に親しくなって優しく振る舞うことから始まるし、

…とまあ挙げればキリがありませんが、
先に与えることが結局は自分の為にもなるんだよってことなんじゃないでしょうか。

【人を活かす/自分を活かす】

人間は誰もが、磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質を持っている。

だから、人を育て、活かすにあたっても、まずそういう人間の本質というものをよく認識し、それぞれの人が持っているすぐれた素質が活きるような配慮をしていく、それがやはり基本ではないか。

もしそういう認識がなければ、いくらよい人材があっても、その人を活かすことはむずかしいと思う。

<松下幸之助>



■ひとこと

「あいつは使えない」とか
「なっとらん」と人の出来の悪さを嘆く管理者は、

まず自分がその人の適性を知らずに誤った指示をしていないか、
その人をヤル気にさせてあげていないかのどちらかを疑った方が良い。

逆に、

「あいつは使えない」とか
「なっとらん」と言われて(あるいは直接言われてなくても、ダメなヤツという烙印を押されたと感じて)ムッときている人は、

ちょっと冷静になって、
『本当はどういう言動が求められているんだろう?』
とか、
『どういう工夫をすれば、相手は喜んでくれるのだろう?』
といった感じで、
素直に相手のニーズを掴む努力をしてみると良いかもしれません。

そこから自分が活きる道が見つかるかもしれません。

【隣人を助けよう】

誰かひとりを悲しみから救うことができれば、私の人生は無駄ではないだろう。

誰かひとりの痛みをやわらげるか、苦しみをとりのぞくことができれば、あるいは、一羽の弱ったコマドリを巣に戻してやれれば、私の人生は無駄ではないだろう。

<エミリー・ディキンソン/詩人>



■ひとこと

大きな野望を抱くのも悪くないが、

目の前で困ってる仲間を差し置いて、何が自己実現だ。

ちょっとぐらい遠回りしたって、いいじゃないか。


…自分への戒めの言葉です。

【敵を作らない】

議論に勝つことは不可能だ。

もし負ければ負けたのだし、たとえ勝ったにしても、やはり負けているのだ。

なぜかといえばーー
仮に相手を徹底的にやっつけたとして、その結果はどうなる?
ーーやっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、
やっつけられたほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、噴慨するだろう。

ーー「議論に負けても、その人の意見は変わらない」

<デール・カーネギー>



■ひとこと

人はついつい“自分の意見の正しさ”を証明してやろうと躍起になる傾向がありますが、
対人関係においては、これが良好な関係を邪魔してしまうことが多いと感じています。


自分自身、よくやってしまう不粋な例として、

「それ、俺がやったんじゃないよ」

ーーあなた以外に誰がやったっていうのよ?

「俺はそれには触ったことないんだって。絶対に俺じゃないからね。」

とまあ、
こんな格好悪い会話を身近な人(この例では妻とですが)とやりあってしまうことがあるわけですが、

問題の焦点を『自分は悪くない』というところに置くのではなく、

『次からこういう事態が起こらないようにするにはどうすれば良いか』
とか
『相手はどうしたいと思っているか』
というふうなところに視点を変えていった方が物事を円満に解決しやすいと思うんです。



人間がよりよく生きるための秘訣の一つは、

できる限り敵を作らず、多くの仲間に囲まれて助け合って暮らすことなんじゃないかと思います。

この秘訣を忠実に実行するつもりがあるならば、きっと小さな自分のこだわりなんて簡単に捨ててしまうことができるはず!

(頭ではわかっても、なかなか実践できないシーンも多いわけですが。。。まだまだ心の修行が必要ですね。)
【いいんじゃない?】

大成功。いいんじゃない。

大失敗。いいんじゃない?
君の人生なんだから。

<ジョン・レノン>



■ひとこと

思いっきりぶつかってみたら、失敗も後々の糧になる。きっと。


だから、
大失敗も、いいんじゃない?

【納得して死ねますか?】

もし自分が突然、死を迎えた時、納得して死ねるか。

改めて考え直した時、自分は本当にそういう生き方をしていないじゃないか。

お前は今のまま死ねるかと言った時に、答えはノーだった。

<菅谷 昭/医師>



■ひとこと

今日も日は暮れ、あと数時間で一日は終わろうとしている。

さて、私は朝起きてから眠るまでのこの一日を、精一杯生き切ったと誇らしく思えるだろうか?


もし、そう思えるならばそれは素晴らしいこと。
そのまま心地良く眠りに落ちれば良い。
明日もまた最高の一日がくる事を夢見て。


もし、そう思えないならばそれは生き方を見直す良い機会。

私は何を求めているのだろう、
私は何をしているときにアドレナリンが血管を駆け巡る感覚を味わえるだろう、
世の中は私に何を求めているのだろう、、、

などといった、すぐに答えが見つかるでもない問いを自らに課してみる。

…悩み、悶え、苦しみの中から、新しい自分に出会えるかもしれない。

【イイコトあるさ】

死ぬつもりか、それはいけない。

どうしても死にたいのなら、一年後にしてごらん。
一年も経てば、すべてが変わっている。

人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ。

<池波正太郎『鬼平犯科帳 二』より>



■ひとこと

辛いことが立て続けに起こると、つい、この状態が永遠に続くような錯覚を起こしてしまいがちです。

でも、

止まない雨はない。
明けない闇はない。

ほら、昨日まで雨でドンヨリしていた空模様だって、今日はこの晴天ぶり。

焦らず、腐らず。
きっとそのうちイイコトあるさ。