【自分を突き放せ】

何が起こっても、感情に左右されないことだ。

起こった事だけに焦点を当て、それに適切に対応すれば、必ずうまくいく。

<ジョン・ミルトン・フォッグ/実業家>



■ひとこと

仕事で失敗をやらかしてしまった!

あるいは、

自分のせいではないものの、言いにくいこと(報告すべき相手に好ましくない事態)が起きてしまった。

こういうとき、人は頭の中で葛藤が生じるわけです。

「あー、まずいなあ、すぐに言うべきかな。どうしようかなあ。」

「言ったらきっと怒られるよなあ。」

「なんとか事態が改善してから事後報告にしようかなあ」

そうこうやってるうちに報告は遅れ、事態は改善するどころか、より悪化していく。

こういうこと、よくある話ではないかしら。

…これが、感情に左右されるってこと。

つまり、不安の心・恐れの心が「今やるべきこと」を先延ばしにしてしまう。

冷静に考えれば先延ばしのメリットは、ほとんど見つからないはずなんです。

でも、大抵の人は(もちろん私も)大いに悩み、迷い、結果として先延ばしをしてしまうものなんですねぇ。


では、どうすればこの先延ばしトラップから抜け出せるのか?

この問いに対するパーフェクトな回答を私は持っていませんが、こんな風に考えるようにしています。

“自分を突き放せ”

怒られるのが嫌だとかってのは我が身可愛さからくる感情なワケですが、

本当の意味で我が身を大事に思うのならば、
刹那的な保身は実はわが身を傷つけるだけだ、という矛盾に気付こうよ、という考えです。

そういう意味で、
刹那的な保身をしようとする“自分を突き放せ”
【基本】

いま、自分は三十であるとしよう。
「いつまで生きられるか……」

ということをまず考えないとね。
そこから始まるんだよ、根本は。

三十歳だったら、本当に生きていて仕事が出来るというのは、うまく行って七十までだね。
それ以上生きても、五年か十年でもって結局は、間もなく死ぬわけだから、あと自分が生きている年数というものは何年か、それをまず考えなきゃならない。

それが全部の基本になるんだよ。

<池波正太郎>



■ひとこと

命は無限ではない。
未来永劫、必ず明日がやってくる、ってことはない。

…真面目に考えると、なかなかショッキングな事実です。
いや、なかなか自分ゴト化できないもんですね。自分が死ぬなんて。


でも、
もし、あと5年でこの世から去ってしまうとしたら、ですよ、
私は本当にいまやっていることを続けられるだろうか?

やり残したこと、ないかな?
いまを生きてる、かな?
この生き方に後悔せずに死ねるかな?


なーんてことを、たまに点検してみてもいいかもしれませんね。

できればふらっと一人旅なんかに出かけてね。
【自分との死闘】

自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何も出来ないんじゃないか、なんて考えてるのはごまかしだ。
そういって自分がやらない口実にしているだけだ。

才能なんてないほうがいい。
才能なんて勝手にしやがれだ。
才能のある者だけがこの世で偉いんじゃない。

才能のあるなしにかかわらず、自分として純粋に生きることが、人間の本当の生き方だ。頭がいいとか、体がいいとか、また才能があるなんてことは逆に生きていく上で、マイナスを背負うことだと思った方がいいくらいだ。

<岡本太郎『自分の中に毒を持て』より>



■ひとこと

一切の言い訳をやめた時に、
純粋な自分の魂の声が聞こえてくる気がする。

ある意味、自分との死闘ですね。

血みどろの戦いを繰り広げてでも純粋に生きること、人間の本当の生き方を貫きたい!
【失ったものをバネに】

早くに父を失って、その父性に対する強い憧れから、攻撃的な経営を成功させる経営者もいる。

母の愛情を十分に受けられなかった、その心の傷をバネにして、作品を刻み込む作家もいる。

失った兄弟に対する思いを、友情のメッセージに託して歌いつづける歌手もいる。

人は、なにか自分が失ったものをバネにして生きている。

<藤原和博『味方をふやす技術』より>



■ひとこと

大切な人や大切なコトを失うのは悲しい。本当に哀しい。

生きていくのが本当に辛いと思う気持ち、わかる気がするんです。


しかし、

嘆き続けて、
ただそれだけで時が止まってしまって、
前に進めずに人生をふいにすることは、もっと哀しいことなんじゃないか。


今はなき最愛の人は果たして、

ただ嘆き続けていつまでも立ち止まっているあなたを望んでいるだろうか?



どうしようもない、この哀しみを胸に抱えて、それでも今日も日は昇る。生きていくんだ。

また花は咲く。
【力ある人間の使命】

自らを助けないものを救おうとしても無駄だ。

ハシゴを自分で登る意思のないものを、他人が押し上げることはできない。

<アンドリュー・カーネギー/実業家>



■ひとこと

力ある人間の使命は、

ハシゴを自分で登る意思のある者を見分け、そいつを助けることだ。
【天才のつくり方】

天才ってのは、何でもできる奴のことをいうんじゃない。
自分にできることとできないことを正しく理解してる奴のことを、天才というんだ。

だから天才は、自分にできないことを悔やんだりしないし、無力感を嘆いたりもしない。
そんなのは凡人のやることさ。

<片山憲太郎/小説家>



■ひとこと

天から与えられたユニークな才を自覚するものを“天才”という。

では、天から与えられたユニークな才って、どうやって自覚することができるのだろう?

月並みな表現を借りれば、
過去を振り返って寝食を忘れてでも取り組んできたこと、それを見つけるということになるのだろうが、
何もそんな強烈な体験がなくたって大丈夫。

それは、

・気づいたら、つい、やってしまっていること。

・人に言われなくてもやっていること。

・それをやるのがちっとも苦じゃないこと。

よーく思い返せば何か思い当たるコトあると思う。

そういうのが才能の素。
まずは自分の中に眠っているその才能の素を掘り起こす。

そして、洗練する。
磨きをかけると言っても良い。
むしろココが大事。
丹念に磨きをかける。

磨き方のコツは、その才能を他人のために遣うことだ。


そして、、、

他人から見た時にキラキラ輝くようになったら、それこそ“天才”の出来上がり!
【2つのメッセージ】

きみが今日流したなみだは、
だれかのなみだをわかるためのレッスンかもしれません。

<日野原 重明/医師・医学博士>



■ひとこと

悲しい出来事はできれば起きて欲しくない。

でも、人間として生きていると、たまに悲しい出来事は起きてしまう。


起きてしまった悲しい出来事は、

「きっと今なら乗り越えられるよ」

というメッセージを伴った運命なんじゃないかと思います。

そして、その悲しみを乗り越えられた人には実はもう一つ大事なメッセージが。

「同じ悲しみを抱える人に、優しくしてあげてね。君ならわかるよね」と。

【大丈夫!】

子供にとっては貧乏でもお金持ちでもいいんだよ。

親が一生懸命生きている、その背中を見せてやることじゃないかな。

<酒井雄哉/天台宗僧侶>



■ひとこと

この世は生きるに値するもんだぜ、と証明してみせたい。

息子たちに。

そして、自信を失いかけている多くの仲間たちに。


大丈夫だって、僕もこんなだけど、今日も楽しく生きてる!

ってね。
【あけましておめでとう、の意味】

竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて
風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。
竹にはやはりフシがいるのである。

同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。
ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。
せめて年に一回はフシを作って、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。

そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。
常日頃考えられないことも考えたい。
無沙汰のお詫びもしてみたい。
そして、新たな勇気と希望も生み出したい。
すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである。

<松下幸之助>



■ひとこと

あけましておめでとうございます!

…という挨拶をするのが新年の慣わしですが、いったい何がめでたいのでしょうね?


そう思って静かに自分自身の過去を振り返ってみますと、、、

・よくこれまで死ぬ事なく生き永らえてこれたなぁ。有難いなぁ

・今日という平和な日を迎えられて本当に有難いもんだなぁ

・旧年はあの方にアレコレ目をかけてもらったなぁ。感謝だなぁ

・これまで意志が弱くて継続できなかったこと、今度こそ改めて気合を入れてやるか!

・今年はあんなことやこんなことにチャレンジしよう!

といった想いが、ふつふつと湧き上がってまいります。


そういう意味で、
正月というのは一年のはじまりを無事に迎えることができて、そしてこれからの一年の見通しを立てるきっかけを与えてくれて、
そういう意味でとてもありがたいモノだと言えます。

さらに、
「あけましておめでとう」は相手あってこそ掛けられる言葉であり、
あなたも私もお互い今日こうやって元気に年を越すことができて、良かったねぇ。

といったニュアンスが込められているのでしょうね。

そう考えると、
今年になって初めて会った人ひとりひとりに、心から「あけましておめでとう!」と言いたい気分になりますね。

今年も(お互い)精一杯いきましょう。

【“納期”を守る】

仕事をしていれば、人に頼みごとをすることもあれば、相手から頼みごとをされることもあります。

私は頼んだことも頼まれたことも、その内容と期日を必ず覚えておきます。記憶力がいいというのではなく、それを忘れることは相手に対して失礼だからです。

内容を忘れる人はいないと思いますが、期日は往々にしておろそかにされがちです。しかし、仕事における期日は絶対に忘れてはいけない重要なファクターなのです。

「明日は先日頼んだ仕事の締め切りだけど、何時に見せてもらえますか?」

言われた相手はびっくりした顔をしますが、仕事というのは、常に期日があって成り立つものです。

<斎藤正勝『カブドットコム流勝ち残り法則80カ条』より>



■ひとこと

年末の休みに何でまたこんな堅いテーマを…と自分ツッコミしつつも、
あえて選んだのは何もビジネスの世界だけではないから、です。


例えば家族と過ごしている中でも、

「これ、忘れないうちにやっといてね!」

「…うん、あとでやるから置いといて…」

こんな会話、よくありがちです。

言われた方(だいたい私なんですが)は、本なんかを読みながら生返事で答えるもんだから、
何を頼まれたかはなんとか理解したものの、いつまでにやって欲しいのか曖昧な状態で、そのうちいつの間にか時間が経ってしまって、

「やっといてって言ったじゃない! なんで、まだその状態なの!」

と相手の顰蹙を買って、なんだか気まずい空気が流れる…ということって、よくありません?


頼まれごとは、頼まれたその場で『いつまでに完了させるか』を相手と合意を取ること。
これが人間関係を円満に保つ秘訣だと思います。

さらに応用編としては、
『どのように』やって欲しいのか、相手の期待値(仕上がりイメージ)まで把握するようなコミュニケーションを取れれば、ぐっと信頼が高まりますネ。


まずは身近な人との間での“納期”を守ること、意識してやってみるとよいかもしれません。