911と移り変わり | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

中国からの留学生を迎え、月3回の中国語教室への

モチベーションが上がるカンペールです。こんにちは。


私が中学生の時、なんとなく憧れた外国はヨーロッパ

でした。歴史が好きで、歴史漫画が好きで、スイスで

3年間を過ごしました。さまざまな世界遺産を巡り、

勉強したのは英語とフランス語でした。


日本へ帰ってきて歴史を学ぶ学科に進学し、

勉強したのは、西アジア史。

(サークルでは南米音楽に傾倒しましたが(笑))


西アジアの地域を学ぼうと思った大きなきっかけはきっと

11年前の今日に起こったアメリカの同時多発テロ事件を

中心に騒がれた地域に関してあまりにも無知な自分が

いたからではないかと思います。


11年前の事件が起こったときはちょうどスイスにいて

アメリカから来ている先生方は寮の1階にあるテレビの

前に座り報道を見て嘆き、家族の安否確認をしていました。

その姿は今でも記憶に鮮明です。


今日の朝、テレビをつけると東日本大震災から

1年半が経った日であると報道されていました。


日本における9月11日は同時多発テロの日から

東日本大震災から1年半の日へと変わったのだなと思いました。


そして今、中国語を勉強する私も移り変わりました。

ヨーロッパに憧れ、西アジアに興味を持ち、

ついに東アジアの強大な国に目を向けることになりました。

ちょっと遅かったなあとも思いますが(笑)


大連へ出張した際、語学学校関係者から

物を売るお姉さんたちにいたるまで多くの中国人が

私に日本語で話しかけてくれました。


しかし、私はいっさいの中国を理解することが

できませんでした。これはまずい、と中国語の

勉強を開始するにいたりました。



何一つものにはなってないのですが(笑)

常に自分にとって必要なことを学ぶ自分でいたいと考えています。


そんなことを考えた2012年9月11日でした。

それでは。