夢舎夢舎さんで買ったお菓子たちです。
下田賢宗さんのデザインをモチーフにしたパンツクッキー。と、ひえの日スコッティ。
「いくらのパジャマ」は人気だったなあ。美術館で上映された、ドキュメンタリー映画「日本のアールブリュット パリに上陸するの巻」のなかで、
下田さんのお母さんが、展示されている作品について、自分のものが展示されていることが理解できなくて、これは自分のものだからうちに持って帰りたいと言うんです、
と話していて、その無心さがぐさっときました。
お土産用も購入。
原材料は小麦粉、バター、卵、砂糖、牛乳のみ。添加物は一切入っていない志の高いお菓子です。
(でもそこを声高に主張していないのでかえって好感がもてる)
おまけにつけてくれた焼きドーナツがしっとりしていて、チョコレート好きにはたまらん味わいでした。
光林寺寄席の前売り券をこれもご縁じゃ、と買いまして、
(るんびにい美術館、ちゃい、夢舎夢舎などの社会福祉法人光林会の光林寺)
光林寺にも入れるし、落語も聴けるし、
次は焼きドーナツを買おう!と思っている私でした。
福祉施設でお菓子やパンを作っているところは多いけれど、
商品そのものの質が高く、商品を気に入ったお客さんがついて、利益も上がるようになれば理想だなあと思う。
ちゃいの責任者の方から伺った、自分の月給で旅に出かけたり、お土産を買ったり、そういう自分の時間がまた自信と意欲をもたらす、というお話をよく思い出す。
また、夢舎夢舎さんで伺った、単純作業、ひとつの工程だけ任せるのではなく、やりがいのある作業を任せたい、
という言葉。
(すっかりこの通りじゃないですがだいたいこのようなこと)
ふつうの人だって、ワンパターンの仕事をくる日もくる日もやらせられていたら、自分が機械の部品になったようで寂しい。
とはいえ、障害の程度やそのひとの個性もあり、その判断や指導は容易ではないと思われ、
そこを工夫して継続指導しているからこそ、お菓子もパンも、ほかにはない味わいと品揃えなんだろうなあと。
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